デザインは「PROJECT BIG-1」の伝統を継承しつつ、“魅惑、迫力、そしてキレ”をデザインのキーワードとし、一段と洗練された造形美を構成しています。とくに「キレ」を表現するためにボディー各部にシャープさを感じさせる処理を施し、全体によりスポーティーな印象を与えています。 「PROJECT
BIG-1」が掲げるセクシー&ワイルドなスタイリングの象徴ともいうべきフューエルタンクは、ボリュームをアップし抑揚をより強調させました。エンジンはフィンを排して水冷エンジンの機能美を主張するデザインとし、各部にバフクリア処理を施すなど質感を向上させています。エキゾーストパイプは1番と4番を結合させる360°集合を採用。オールステンレスによる美しいラインを形成するとともに、1本出しマフラーとすることで軽快でスポーティーな印象を強めています。テールライトは、伝統の丸形2灯ライトをLEDの集合体で構成。被視認性を高めるとともに、薄くシャープなリアビューを形づくります。さらにホイールは前モデルの3本スポークから、5本スポークへと変更。より精悍な印象としています。メーターまわりはアナログのテイストを残した二眼タイプ。また、スイングアームのエンドピースには剛性に優れるアルミダイキャスト製パーツを採用し、フロントフォークに作動性を高めるウルトラバフ仕上げを施すなど、単にデザインのためだけではなく、機能性を向上させるために必然から生まれたデザイン思想が全身に貫かれています。 
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