XR50R - 1999.07

XR50R
XR50R
 

足廻り


フロントサスペンションは、Z50Rと同様テレスコピック式を採用しながらも、内部構造のスライドピストンの材質と形状を変更するとともに、バンプラバーの形状変更や、スプリング特性を1段バネから2段バネに変更することなどによって、子供たちがオフロードライディングで疲れにくい、優しいダンピング特性を実現しています。
さらに本物感を高めるフロントフォークプロテクターも採用しています。
また、リアサスペンションは、XR70Rと同じ本格的なカンチレバー式モノショックを採用、フロントサスペンションとの性能のマッチングを図るとともに、転倒時のダメージに対するタフネス性も向上させています。
また、ドライブチェーンはCR80と同じタイプを採用し、耐久性を確保しています。





  足廻り

パワーユニット

エンジンは、定評のあるZ50Rの空冷・4ストローク・単気筒49.4ccエンジンをベースに、上級モデルで採用のメッシュ式スパークアレスターを装備するなど、主に排気系に改良を施しました。
最高出力、最大トルクともにスペック的にはZ50Rと同じでありながら、滑らかでトルクフルな出力特性とし、子供たちにさらに扱いやすい仕様といたしました。また排気音も、小排気量ながらも本格的なXRサウンドを奏でるものとしています。

クラッチ、ミッション系も、基本スペックはZ50Rと同じ自動遠心式ボトムニュートラル3速としながら、'97〜'99年型のXR50Rを米国で販売したデータを基に、各メイン、カウンターシャフト、ギヤ系の耐久性の向上を図っており、より一層の信頼性を実現しています。

  パワーユニット



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