フレームは、新設計のスキッドパイプとしての機能を持たせたボルトオンタイプのアンダーフレームと、丸鋼管と鋼板を組み合わせたセミダブルクレードル形式を採用。オフロード車としての剛性・強度を持たせながら軽快なハンドリングをもバランスさせました。
一方、タイヤサイズは、オフモデルのベストであるフロント21インチ、リア18インチのサイズを選択しながら、マルチパーパスモデルとして、オフロードでの走破性と市街地走行などでの足付き性という相反する2つのニーズをバランスさせ、フロント220mm(φ37)、リア190mm(φ36)のサスペンション・ストロークを確保しながら、790mmという低シート高を実現しています。
また、バネレートはフロントを0.3-0.54kgfから0.4-0.55kgfに、リアも9kgfから12.5kgfへとアップしたほか、プロリンク・レシオの設定は後半部を立ち上がる特性としてストローク初期の乗り心地と腰感の両立を図ったことなどによって、一般道から林道まで姿勢変化の少ない素直な操縦性と走行性に加え、優れた取り廻し性もあわせて実現しています。 |
車体スペック比較図
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フロントサスペンションバネレート
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フロントサスペンション減衰力特性図
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リアスプリングアクスル荷重特性
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リアクッション減衰力特性図
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アンダーフレーム
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