WING - 1977.12

WING GL500
WING GL500
 
HONDA WING GL500の概要

 WINGは、ホンダが1980年代の新しい時代を志向して開発した〈高性能の中排気量スポーツタイプツーリング車〉です。
 これまでツーリングタイプの2輪車は、旅行に必要な重い荷物を積んで長距離を走らねばならないという必要から、乗り心地の快適さの代償に俊敏さが損なわれて来ました。一方、スポーツタイプは、十分な俊敏さをそなえているかわり、長距離走行での快適さが十分でない面があります。
 快適な乗り心地と意志通りに走る俊敏さの2つの性格を合せ持つことが2輪車の理想です。
 WINGは、中排気量(500cc)の水冷V型2気筒エンジンを搭載、駆動方法にシャフト ドライブ式を採用した機能美あふれる2輪車で、快適な乗り心地と俊敏なスポーツ走行が同時に満たされています。

全長2,185m/m、全高1,175m/m、軸距1,455m/m、重量218kg
排気量496cc、最高出力48HP/9,000rpm、水冷4サイクル4バルブ2気筒22度ツイスト(ねじれ)型エンジン
駆動方法はシャフトドライブ式。ヨーロッパ耐久選手権レースで、すでに実証ずみのコムスターホイールと2輪車では、はじめてのチューブレスタイヤを装備しています。

WING GL500




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