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専用モーターのパワーで自動的に
「スタンド掛け」を行う〈オートスタンド〉。
信頼性・操作性を徹底追求して生まれた、
世界初*の機構です。*量産市販車世界初 |
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二輪車の操作のひとつであるメインスタンド掛けを誰でも手軽に行えるよう電動化したものです。
機構は専用モーターを動力として、歯車を介してスタンドを作動させる構造で、スタンドの戻し操作は従来と同一です。また、マニュアル操作によるスタンド掛けも可能です。 |
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■構造 |
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部品名 |
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(1)モーター |
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(6)ギヤプッシュプレート |
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(2)ウォームギヤ |
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(7)ファイナルシャフト |
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(3)ウォームホイールギヤ |
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(8)リミットスイッチ |
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(4)ドライブギヤ |
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(9)メインスタンド |
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(5)ソレノイド |
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■作動説明 |
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●メインスイッチをPUSHしながら右へ回すと「STAND」ポジションになり、ソレノイド(5)が作動し、ギヤプッシュプレート(6)がドライブギヤ(4)を押しウォームホイールギヤ(3)と噛み合う。
●ソレノイド(5)の作動と同時にモーター(1)が作動し、回転力は、(1)〜(4)の各ギヤを伝わり、ファイナルシャフト(7)が回転し、スタンドが出る。
●スタンドが完全に出ると、リミットスイッチが作動し、モーター(1)は停止し、ソレノイド(5)の作動により、ドライブギヤ(4)はウォームホイールギヤ(3)から外れる。 |
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■誤操作防止機構 |
〈オートスタンド警告ブザー〉 |
オートスタンドの操作中にキーを“○印”または“ON”の状態にするとブザーが鳴り、作動が完了していないことを警告します。
この状態でキーを“OFF”または“LOCK”の位置にするとブザーは一旦鳴り止みますが再度キーを“ON”または“○印”の位置にするとブザーは再び鳴り出します。
ブザーが鳴ったときは、スタンド掛けを完了させると鳴り止みます。 |
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〈可動式トレッド・バー〉 |
オートスタンド作動中にメインスタンドがライダーの足の上に降りてくる万一のことを考えて、メインスタンドの左下部を足の踏まれにくい形状とし、さらに可動式として安全への配慮を施しています。 |
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〈誤操作防止機構〉 |
オートスタンドは作動時にエンジンが停止する設計となっていますが、走行中は後輪の回転動力により、ジェネレータが発電する電圧を感知してオートスタンドを作動させない設計となっています。 |
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実際の街中走行で使用する「実用域パワー」を優先し、磨きあげた新型エンジン。
パワーの出方が自然で、アクセルをひねっただけ、スムーズに加速します。 |
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タクトの幅広いユーザー層に受け入れられるよう熟成を重ね、さらにマイルドでスムーズな走りを生むエンジンに仕上げています。具体的には掃気ポート形状に工夫を凝らした新設計の5ポートシリンダーを採用し、実用域(4,500〜5,500回転/分)での使いやすさを向上させています。
さらに、吸音式ファンカバー、クランクケース液体パッキンを採用し、快適性を大幅に向上。「静かなエンジン」としています。
加えて、関連する細部の性能向上を図り、さらに信頼性の高いパワーユニットへと進化させています。 |
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■新設計5ポートシリンダー |
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