SL230 - 1998.3

SL230
SL230
 
主な変更点

フレーム
フレームは、シートレール前方のフロントクロスプレート形状を変更することによって、 溶接結合の安定化を図るとともに、アンダークロスパイプの端面に設定したピボットプレートの 締め付け座面の板厚を1.3mmアップすることによって、ピボットプレートとフレームの締め付け 剛性を向上させるなど、各部の剛性アップを図りました。これによって、高速走行時においての 走行安定性能の向上を実現しました。 フレーム
キャブレターセッティングの変更
ニューSL230では、ジェット類のセッティングを見直し、混合気比率の最適化を図り、 スロットルの開度に対し、リニアにレスポンスするように設定することによって、 走行時のスロットルリニアリティの向上と、低・中回転域におけるスロットル操作に忠実な 出力特性が得られるものとしています。 キャブレターセッティングの変更
ギアチェンジフィーリングの向上
一般的にスポーツモデルのギアチェンジは、左手でクラッチレバー、左足でチェンジペダルと いう異なる操作を同時に行わなくてはならないため、エントリーライダーにおいては、 スムーズなシフトチェンジを行うために、十分な学習時間を必要としていました。 そこでニューSL230では、ミッションのメインシャフトを支えるベアリングの倒れを押さえる プレートの剛性アップを図ることによって、クラッチレバーを握ってからチェンジ操作までに 少しの間が生じても、ストレスなくスムーズなギアチェンジを可能としています。
シート形状の変更
シートは、'97モデルの抜群の足着き性を確保しながらも、 シート前方を厚肉化することで、 加減速時のホールド感を向上させることによって、より自由度の高いライディングポジションを 実現しました。
シート
外付けタイプのヘルメットホルダー
'97モデルの、シートを脱着してヘルメットをフレームボディのフックにかける ヘルメットホルダーでは、荷物積載時の操作性に煩わしさがあったため、ニューSL230では 車体左後方に外付けのホルダーを装備し、より扱い易いものとしています。 ヘルメットホルダー
カラーリング
ニューSL230のカラーリングは、'97モデルのカジュアルでファッショナブルなイメージを 踏襲しながら、カラーバリエーションを変更しました。

ブラック

精悍で、よりシティ感覚にあふれ、ニューSL230の持つオールラウンダーとしての資質を より幅広いユーザーへアピールしています。

ブラック
ブラック
スパークリングシルバーメタリック
&シンシアグリーンメタリック

好評のスパークリングシルバーメタリックとシンシアグリーンメタリックの2タイプは、 ボディ色のコンビネーションはそのままにSLのロゴの色調を変更し、より艶やかさを増した グラフィックとすることによって、ニューSL230の軽快なフットワークを表現しました。

スパークリングシルバーメタリック
スパークリングシルバーメタリック

シンシアグリーンメタリック
シンシアグリーンメタリック




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