FORESIGHT - 1997.06

FORESIGHT
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はじめに


 1954年ホンダは、利便性や扱い易さを追求し、ライダーを雨や汚れの影響からプロテクトするのに効果を発揮する大型スクリーンをはじめ、セルフスタータ等を装備するとともに、車体各部には当時としては画期的なFRP素材やアルミ材を多く使用した、現在の大型スクーターの原型ともいえる「ジュノオK型」を発売しました。
 そして1980年代には、ニーズの多様化をはじめ、車体サイズの大型化やより大きな排気量を求めるユーザーニーズに応え、'84年8月に「スペイシー250 フリーウェイ」を、'86年4月にはツーリング用途にも対応した「フュージョン」を発売し、ユーザーから多くのご支持をいただきました。
 さらに近年では、'80年代の大型スクーターに対して、よりスポーティ感に溢れ、より使い勝手に優れ、さらにはより快適な居住性が求められるようになりました。
 そして今回、これに応えるべく、都市部における取り回し性の良さや俊敏な機動性に加え、長距離のクルージングにおける快適な乗り心地性を高次元で融合させたスポーツ感覚溢れるスタイリッシュスクーターとして「フォーサイト」を発売いたしました。

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