CR 250R/125R - 2004.11

 

CR250R パワーユニット (4)


■吸・排気系
 リードバルブを従来の8葉から6葉とし、吸気開口面積を最適化することで低速域のスロットルレスポンスが大幅に向上しました。
 また、低速域から高速域まで最適なバルブ作動特性を得るため、サブリードバルブの形状も一新し、スロットルリニアリティーを向上させています。
 さらに、クランクケースの吸気通路形状の大幅変更を行い、全域でスロットルレスポンスが向上しています。

■クランクシャフト・クランクケース
 クランクシャフトは大幅な形状変更を行いました。またクランクケースはクランクシャフト周りの剛性向上のため、ベアリングハウジングの形状変更に加え、一部の締め付けボルトのサイズをアップ。これらにより全域でのスロットルレスポンスを向上させています。

■コンロッド・ピストンピン
 出力向上に伴い、コンロッドにCRFシリーズで実績のある熱処理を採用。ピストンピンは材質を特殊鋼に変更し、耐久性のアップを図りました。

■トランスミッション
 CRFシリーズ同様に、シフトフォークシャフトに特殊表面処理を施すことで、優れたシフトフィーリングを実現しています。


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