フレーム


 強靱でありながら、しなやかな特性のダブルクレードルフレームは、軽量化した新設計エンジンの搭載などに伴い、剛性バランスの最適化を行なっています。最新のCAE(Computer Aided Engineering)を用いた剛性値解析や度重なるテストライドにより、最適なフレーム剛性を導き出し、ピボットおよびステップ周辺部では剛性を上げ、ヘッドパイプ、メインパイプの周辺部においても剛性値を見直すなど、変更を加えました。また、車体バランスの観点から、エンジンの搭載位置を見直すことで、エンジンハンガー位置の変更やフレーム剛性の最適化を図っています。同じダブルクレードルフレームでありながら、細部にわたって熟成させたフレームは、しっとりとした落ち着きのある上質な走りを実現しています。




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