CB1000 - 1992.11

CB1000
CB1000
 
操縦性

 ハンドリングは、ビッグバイクならではのしっかりとした手ごたえのあるものを目指しました。大排気量、ビッグなボディサイズ、強力なパワーなど、「CB1000 SUPER FOUR」のもつ大きなゆとりを、醍醐味として味わいながらも、コントロールする楽しさ《操り、征服する感動》を味わえる設定としました。
 具体的には、適切な車体ディメンションを設定することによって、高速クルージング時にはより安定感のある走りを実現するとともに、しなやかさと剛性をバランスさせたダブルクレードルフレームによって、ハンドリングはダイナミックな走りに対応しながらも、粘りのあるものとしています。

 主要ディメンションは、ホイールベースを1,540mm、キャスター角を27°00′とし、ヘッドパイプの高さを756mmとしています。さらに、コンチネンタルタイプのハンドルバーや、ゆるやかに後退させたステップ位置などによって、より自然で堂々としたライディングポジションとし、フューエルタンクの視覚的な造形美とあいまって《跨がった瞬間の感動》を実現させました。
 また、フィット感を大切にした大型ダブルシート(全長650mm×全幅329mm)の採用によって、2人乗り時や、荷物積載時にも余裕のあるものとしました。

ディメンション
ディメンション




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