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いま、趣味や遊びを通して自分らしさを感じたいという人々が多くなっています。
「そのような人々にピッタリくるクルマとは」というのが、Spike開発の原点でした。
一口に趣味や遊びと言ってもそれはかなり広範囲にわたります。
私たちは、そうした多種多様な要望に応えるクルマがどうあるべきか議論を重ねました。
その結果、“趣味の聖域”あるいは“個人のこだわり”の象徴とも言える
“Garage”(ガレージ)を開発のキーワードにおき、
「ただ広い」だけとか、「ユニークなスタイリング」だけを求めるのではなく、
「クルマで遊ぶ」ことを大切にするお客様の期待に
正面から応えられる新価値のクルマをめざし、総力を挙げて開発を進めました。
革新スモールを生み出してきたグローバル・スモールプラットフォームと
それにふさわしいパワートレインの開発や、
際立ったスタイリングを生み出せたことなどが、
コンセプト具現化の大切な要素となったのは言うまでもありませんが、
なによりも、Spikeの開発に携わった一人ひとりが、
常に遊び心を秘めた人たちであったことが新価値創造に導いたのだと思います。
Spikeは、英語で釘など先の尖ったものを意味します。
すなわち「何事にもこだわりを忘れずに尖っていたい」という人達の
みずみずしい感性を象徴した車名としたのです。
創意と工夫を凝らして様々なアイデアを具現化してくれたプロジェクトメンバー、
そして開発に協力をいただいたすべての方々に感謝します。
最後に、“趣味や遊びに使える便利な道具”として、
Spikeに共鳴していただくお客様が、新しい“自分らしさ”を感じていただけるなら、
開発者としてこれ以上の喜びはありません。
開発責任者 安田浩志 |
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安田浩志(やすだ ひろし) (株)本田技術研究所 主任研究員 |
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1982年、本田技研工業(株)入社、同年 本田技術研究所 配属
入社以来 ボディ設計を担当。
‘98 HR-VのLPL代行、‘02 モビリオのLPL代行を担当。
今回、モビリオ スパイクのLPLを務める。
趣味はバーベキュー等、子供と遊ぶこと。愛車はステップワゴン、ドマーニ。 |
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