Avancier - 1999.09

AVANCIER
avancier
アーチキャビンフォルム

斬新な美しさに充ちた独創のスタイル。
アーチキャビンフォルム

乗ることを誇れる、上質のフィールをそなえていること。
そして、活動的なライフシーンにも、さりげなくフィットすること。
この両立をめざし、リムジン空間をささえる新骨格により、
上級車のスタイルに新たな機軸を打ち出す意匠を誕生させました。


アーチキャビンフォルム

大光量・高効率の、新ディスチャージヘッドライト。
配光ロスの少ないフリーフレーム(自由曲面)とマルチリフレクターを併用した、新構造を採用。フロントマスクに美しい曲面を構成しながら、配光性能を従来型よりおよそ12%も向上しました。

新ディスチャージヘッドライト
クラス最高水準の、風切り音性能。
フロントピラーを風切り音を抑えるデザインとし、さらに、ドアミラーとボディとのすき間をなくし風の進入を防ぐ見切りシール構造を採用。フロントドアの厚板ガラスとあわせ、クラス最高水準の風切り音性能を獲得しています。

より明るい室内と後方視界を確保できる、グリーンプライバシーガラス。
従来のプライバシーガラス(グレー)に比べ、紫外線透過率は同等レベルに維持しながら、目に見える可視光線の透過率はおよそ2倍も向上しています。
(Lタイプはトップライト/テールゲートに採用。Vタイプ、LタイプのGパッケージ装着車はトップライト/テールゲート/リアサイド/リアクォーターに採用。)

コンパクトな形状のツインサイレンサー。
バンパーからのオーバーハングが少なく、アンダービューがすっきり。またコンパクトながら、左右に振り分けボリュームを確保する構造により、排気音も大幅に低減しています。


スタイリング

新骨格パッケージから生まれた、アーチキャビンフォルム。

ゆたかな曲面とシャープなラインを組み合わせることで、エレガントとアクティブという相反するスタイルを融合。
そこに先進の機能と徹底的なまでのこだわりを加え、大人の感性を充たす、個性あふれるスタイリングを生みだしました。
ルーフ前端部からアーチ状にせり上がり、流れるような弧を描いてテールゲートへとつづく、独特のシルエット。
それは、“リムジン空間”をつつみ込む、やわらかな膨らみとして表現されています。
ディテールにもきめ細かに配慮し、パーツの結合部にできるすき間を限りなくゼロに近づけたりモールやサッシュを効かした仕上げ処理を随所に施しています。


リアビュー
アーチキャビンフォルムのなかでも、もっとも特徴的なのが、
「トップライト・ウイングハッチ」と名付けられたテールゲートです。
ルーフエンドに設けられたトップライト・ウインドウと、そしてそこから、
ネガティブ形状の曲面を描いてつらなるテールゲート・ウインドウにより構成。
さらに、テールゲートハンドルに、大型のオーナメントをあしらうなど、
スタイリィシュなデザインとしました。新鮮な美しさの主張とともに
室内に開放感を与えるだけでなく、さらにテールゲート部の剛性を確保し、
静粛性にも寄与しています。


Vタイプメーカーオプション装着車
Photo:Vタイプメーカーオプション装着車

フロントビュー
フロントグリルでは、ガンメタリック塗装とクロームメッキモールの組み合わせによりコントラストを強調。存在感を際立たせました。

Vタイプ
Photo:Vタイプ

サイドビュー
3次元ドアガラスにより構成された大らかな曲面がスタイルとしての自由さ、のびやかさを演出。 さらに、
きめ細かに処理されたドアモール、ドアサッシュなどが、全体のデザインを引き締めています。



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