LOGO - 1996.10

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HUMAN SIZING 1 キュービック・パッケージ



広がる


009-004 日本人にとって最適なサイズを解析することからパッケージング。
キュービック・パッケージの出発点は、どんな人に最適なパッケージとするか、ということでした。その際、下図のような日本人女性、日本人男性、アメリカ人男性の各々の体格分布を見直し。従来はどちらかといえば世界の中で最も大きな体格までフォローすること。つまり180cm以上のアメリカ人男性にも対応した設定としていましたが、ロゴは国内専用車であり、多くの女性ドライバーに気軽に楽しく乗っていただきたいという気持ちから、女性を含む日本人の体格を幅広くカバーする最適なサイズを追求。広く人びとの生活を支えるクルマとしてのベストサイズに設定したのです。

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009-004 人が気持ちよいと感じる圧倒的に広いスペースを確保すること。
クラスを超えて「人」発の気持ちよい居住空間をまず確保すること。すなわち、ゆとりの室内長、室内幅、室内高がもたらすスペースボリュームをベースに、人の感覚に訴える数値以上の広さを求めました。そのため、前後、左右のシート間隔にたっぷりと余裕をもたせたのに加え、ヘッドクリアランスもゆったりと。後席の足入れ性も高め、広びろくつろげるレッグスペースも確保しました。これら人が広さを感じる部分を広げ、圧迫感を解消していくことで、1.3Lクラスとは思えないのびやかなキャビンをつくりあげたのです。


スペースイメージ スペースイメージ


009-004 サイズ以上に広く使える、ラゲッジスペースのつくり方。
タイヤハウスのはり出しを極力なくすなど、スペース効率の追求から、より有効に使えるラゲッジスペースを実現しました。8.5インチのゴルフバッグが2個らくらく収納可能。買い物も余裕たっぷりです。可倒式のリアシートを倒せば、スペースは、さらに大きく。その際、シートベルトの挟みこみを防ぐシートベルトフックも設けています。しかもリアシェルフをテールゲート連動式とし、実質的な開口サイズを拡大。フロア面との段差が少ないため、重い荷物の出し入れも容易です。加えてリアパネルにはプロテクターを付け、荷物を出し入れするときのボディの傷つきを防いでいます。また、テールゲートは操作フィーリングにすぐれ、軽い力でらくに開閉できます。下端にはテールゲートプルハンドルを設け、小柄な方にも手が届き、手を汚さない配慮もしています。


ラゲッジスペース

*小物は撮影のために用意したものです。




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