FACT BOOK
LIFE
LIFE 2008.11.6
Introduction イントロダクション
LifeがLifeであるために。

Hondaが最初にお届けした軽乗用車。
それが、1966年に誕生したN360です。
Hondaのクルマの歴史は、“軽”から始まります。
多彩なクルマを提供する今日のHondaにあっても、
“軽”に対する熱い想いは変わりません。

常に人を中心としたクルマづくりにこだわりつづけてきたHonda。
そのなかで、Lifeという車名に込められた想いは、
人々と毎日の生活をより豊かで楽しいものにすること。

だからこそ、1971年の誕生以来、
その時代の人々と生活をHondaならではの視点でしっかり見つめ、
その想いをHonda独創の技術で具現化し、
Lifeをお届けしてきました。

そして現在、Honda車のなかで、
もっとも多くの方々にお乗りいただいています。

これからも永く愛されるLifeであるために。

新しい提案をこめて、いまNew Lifeをお届けします。
New Life
開発にあたって

軽乗用車は日々の生活にもっとも身近なカテゴリーで、
女性を中心に、幅広い年齢層の人々に愛用されているクルマです。
いまでは、その使いやすさで、その手軽さで、その経済性で、
軽乗用車を積極的に選ぶお客様が増えています。

そうした軽乗用車ユーザーでも、すれ違い、幅寄せ、縦列駐車、バックなど、
クルマの運転に不安や苦手意識を持っている方々が少なくありません。

毎日の生活のなかでクルマをもっと楽しく使っていただくこと。
それは、生活にもっとも密着した軽乗用車 Lifeだからこそ
求められる価値であると、私たちは考えました。

ほんとうに運転しやすいクルマとは・・・。
実際に使い勝手のよいクルマとは・・・。
これからの軽のあるべき姿とは・・・。

街に出て、軽乗用車の使われ方を研究し、
軽に求められる基本性能をあらゆる角度から検証。
乗る人が、毎日の生活の中で実感できる価値を常に考え、
運転しやすさ、使いやすさを突き詰め、
Hondaならではの創意工夫で技術を開発・投入しました。

今回お届けするNew Lifeは、
運転する楽しさ、使う楽しさを極め、
毎日の生活を楽しくするクルマに仕上がったと自負しています。

生活にもっとも役立つクルマとして、
New Lifeとともに、毎日を笑顔で送っていただければ、
開発者としてこれに勝る喜びはありません。
開発責任者 川勝 幹人
川勝 幹人 川勝 幹人 (かわかつ みきひと)
(株)本田技術研究所 主任研究員
1983年(株)本田技術研究所入社。
内装・電装設計PLを経て、
2001年フィットの設計LPL代行、
2002年フィット アリアのLPL、
2005年エアウェイブのLPLを担当。
今回、ライフのLPLを務める。
趣味はジョギング、読書、スープ作り。
愛車はエアウェイブ。

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