Life - 1997.04

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安全・環境




運転席用SRSエアバッグシステム全車標準装備。
前方向からの衝突に対して、センサーが設定値以上の衝撃を感知した場合、瞬時にエアバッグが膨張・収縮。顔面や胸への衝撃を緩和します。
SRS=Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)

SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知した時のみ作動します。

SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。
くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。


エアバッグ
エアバッグ膨張時の写真を合成したものです。



ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)を全タイプにオプション設定。
ABSは、滑りやすい路面での急制動時に、コンピュータがポンピングブレーキを素早く精密に行ない車輪ロックを防止、車両の姿勢を安定させハンドリングによる危険回避能力を確保しようとするシステムです。これを小型・軽量化した、新システムを全タイプにオプション設定しました。

側面衝突に備えたドアビーム。

リア席のお子さまが誤ってドアを開けるのを防ぐチャイルドプルーフ。
ABS


安全をトータルに考えるホンダの、グローイングセーフティ思想。

クルマの基本研究段階から行なう安全への取り組み。

事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ。

万一の際に乗員を保護するためのパッシブセーフティ。

安全運転の普及、向上のための取り組み。
ホンダは、この4つの視点からトータルに安全を追求し、「安全性と走る楽しさが両立するレベル」まで高め、広くその価値をお届けできるよう努めています。
もちろん、この思想は、ライフにもしっかりと貫かれています。


グローイングセーフティ 乗員を保護するための安全技術 Passive Safety
運転席用SRSエアバッグシステム
ドアビーム
大型バンパー
3点式ELRシートベルト

未然に事故を防ぐための安全技術 Active Safety
ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
マルチリフレクターヘッドライト
縦長リアコンビネーションランプ

クルマの基本研究段階から行なう安全への取り組み
「体感する安全」をテーマにした安全運転の普及・向上
安全情報提供活動

クルマの「知識」「取扱い」「運転技術」「安全技術」についての正しい理解・普及

安全小冊子(セーフティドライビング・セーフティポインツ)を全ホンダ車に配備
実践的な安全運転トレーニング(交通教育センター)

お客様個人へのドライビング・スクール開催

企業内運転従事者への安全運転講習
財団法人「国際交通安全学会」の研究活動への支援

かけがえのない資源、そして環境のために。


排出ガスのクリーン化への取り組み。
排出ガス中に含まれ、大気汚染の原因となる有害物質の低減に取り組みました。とりわけ、NOx(窒素酸化物)の低減には力を注ぎ、キャタライザーの貴金属材料の見直しなどにより、7都県市指定低公害車基準をクリア。また、エアコンディショナーはもちろん、製造段階においても特定フロンの使用を全面的に廃止。さらに、ブレーキやクラッチなど、すべての摩擦材にノンアスベスト材を使用しているほか、バンパー製造時にTCE(トリクロロエタン)を使わないなど、有害物質の排出の低減をすすめています。


リサイクルへの取り組みと環境保全のための配慮。
100g以上のすべての樹脂部品に識別番号をつけて材質を明示し、材料分別を容易にするなど、再利用および再利用できる樹脂素材の活用を積極的に推進し、リサイクル性の向上に取り組んでいます。



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