ライフ開発にあたっては、軽自動車本来の魅力にいままでにない多様な価値を付加した、新しいクルマの創造をめざしました。
日常におけるさまざまな用途に対応できることに加え、スタイリッシュであること、スペースのゆとりが大きいこと、さらに走りが楽しめることなど、実用的で機能的であり、かつ個性的であることを求めたのです。
そのため、限られたスペースの中で、まず乗る人を第一に考え、ゆったりとした居住空間を確保。
同時に日常において必要な荷物が充分に積めるようラゲッジスペースに工夫を施すなど、パッケージングの開発からスタートしました。それを具体化したうえで、高い走行安定性と乗り心地の両立、快適性や利便性などの品質の向上に取り組み、ホンダならではの楽しくセンスの良い、新しい形態のスタイルで包みこみました。
ライフ。かつてそれが新しい軽自動車のあり方を提案したように、今という時代のかたちをもって、ここにひとつの方向を指し示すものです。

Photo:Tタイプ