CR-V
- 2001.09
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自らを信じ、それに徹すること…それが新「CR−V」開発のすべて。 CR−Vは、いわゆるクロカン車の「鈍重で走らない」あるいは 「シティユースなどではなかなか現われない 特殊な条件下でのみ性能を発揮するモノ」 といった従来からあったイメージを払拭し、 軽快で、かつ都会でもマウンテンロードでも スマートにその性能を発揮する新しく幅広い価値をもつクルマとして、 発売以来世界中で数多くのお客様に受け入れられてきました。 このモデルチェンジにあたり、それぞれの市場、 特に日本における価値観の多様化と 急激な変化、競合車種との激戦、さらにホンダにおける世界ブランドとして 最重要モデルに成長したことなど、初代にはなかった局面での開発という状況を 私達チームはいやがうえにも痛感させられることになりました。 このような中では、そもそも「CR-V」とはどのような価値によって お客様に受け入れられたのかという、 クルマとしての成り立ちや存在の原点を意識せざるを得ません。 これに対し私達ができることは、まず「CR-V」が持つ価値の総点検にありました。 お客様に性能面で満足いただいているか?スタイリングに対する評価は? キャビンスペースは充分か?カーゴルームは?等々といった デザイナーやエンジニアが行う作業。 そしてお客様それぞれのライフシーンを想定しながら、 どういう方々がどういうシチュエーションで価値観を感じているかなど、 その点検作業は気の遠くなるほどの根気を必要としました。 次々に覆い被さってくるさまざまな課題を、 くじけそうになりながらもチーム一同励まし合い、 ただひたすらにひとつひとつの課題を潰し込んできた…そういう印象こそが 私達が行ってきた新「CR-V」開発における現場のすべてであったと思っています。 自らを信じること。そしてそれに徹すること。 それができたのは、やはり自分がひとりのクルマ好きという気持ちを 最後まで見失わなかったからかも知れません。 今、開発を終えた私達開発チームは心の底から充足感を味わっています。 その充足感の中には、 クルマ好きである私個人の気持ちの発露が含まれていることに違いはありません。 開発責任者 八郷隆弘 |
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