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CIVIC - 1991.9

■ ラウンジにいるような、とっておきの時間をつくる、ラウンド・リアシート＊1と2シーター・スポーツ・リアシート＊2。 リア空間は、シート全体がゆっくりと曲線を描いてラウンドし、着座部もまた直線ではなく曲線的になっています。またピローも大型化して中央に向けてラウンドするように回わりこんでおり、後席の人がそれぞれシートの端の方まで寄りかかることができ、室内の中央に向かってゆったりとくつろげる空間を生みだしています。またSiRは、よりスポーティな走りのために、フロントシートと同様の、体をしっかり保持するバケットタイプの2シーター・スポーツシートとなっています。 ＊1シビックフェリオVTi、ETi、MX、EL、RTSi、RTX ＊2シビックフェリオSiR 　　 　 ■ 後席のカップルにも同じ快適さを。 リアセンターアームレストと大型センターコンソール＊。 リアシート中央部には、充分な収納スペースをもったアームレストを設け、2人のためのカップホルダーのついたトレイも。また中央フロアには、センターコンソールを設けています。 ＊シビックフェリオSiR シビックフェリオSiR 　 ■ 395L大容量＊のトランクルームと、 取り外し可能のトランクボックス。 ショートデッキでありながら、ダブルリンクヒンジ式としてヒンジを前にもっていくことにより、大きな開口部を実現、また、トランクルーム床面を、ハードボードとマットを接着し、荷物がズレにくいように設計。SiRには、スペアタイヤ後側のスペースにトランクボックスを設けています。 トランク容量は、395Lもの大容量を実現するとともに、使い勝手を大幅に改良し、しかも荷物がはん雑にならない、いわばデザインされたトランクルームです。 ＊シビックフェリオSiR及び4WD及びABS装着車は、382L。 VDA方式によるホンダ測定値。 シビックフェリオVTi:小物類は撮影のために用意したものです。 グッド・コミュニケーションのための、新発想ワンアームヘッドレスト＊。 　 シビック、シビックフェリオともに、前後席の仲間がクロスして自由にコミュニケーションでき、振り向いたさいの視界がよく、さえぎられた感覚の少ない片側支持のフロント・ワンアームヘッドレストを開発。シビックで言えば、倒したリアシートバックのトレイにすっと手を伸ばせ、シビックフェリオで言えば、対角線で2ウェイ・コミュニケーションが楽しめます。 ＊シビックフェリオSiRをのぞく 　 しっかりとした着座姿勢を保ちつづける快適フロントシート。 　 ソフトなウレタンパッドの上に表皮を接着し、着座姿勢をしっかり保持するパンフレームに密着させたシートです。ロング・ツーリングでも疲れにくく、適度なホールド感をもっています。しかも、若者の体型に合わせ、シートバック.を15mm、シートクッションを10mm伸ばした大型サイズ。デザイン的には、曲面形状を生かし、同時にフィット感を向上。シビックのシートバックには樹脂製の曲面バックボードを配し、モダンファニチュアを想わせる美しくモダンなデザインを生みだしています。 素材は、シビックには編み目の粗い、ざっくりとした肌ざわりのジャージー＊1を使用。伸びがあり、追従性に優れ、しかも大胆な配色をしたカジュアルでスポーティなシートです。シビックフェリオはモケット＊2を中心に、SiRには専用のコンビトリコットを用意しています。 ＊1シビックSiR・II、SiR、VTi、ETi ＊2シビックフェリオVTi、ETi、MX、RTSi、RTX 　 オーディオ・オペレーション感覚のインストルメントパネル。 　 外部からの視線にさらされすぎず、また適度な包まれ感をもたせるために、従来のトレイタイプに代わり、インストルメントパネル全体のボリュームを増し、高速走行時の保護感を高めています。デザインテーマは、“インテグラル・オペレーション”。使いやすい高めの位置にすっきり要約されたスイッチ・ノブ類をはじめ、カラーリングも含め、オーディオのオペレーション機能を想わせる、あたらしい感覚に仕上がっています。 メーターは、ホワイトパネル＊とブラックパネルのタイプ。アナログ表示の大型3眼メーターを中心に、各種インジケーターランプをレイアウトしています。それぞれケーブルレスの電気式メーターとし、信頼性と耐久性を高めています。 ＊シビックSiR・II、SiR、シビックフェリオSiR 　 いっそうの爽やかさ、快適さ。 新アッパーベンチレーション&オートエアコンディショナー＊。 　 インストルメントパネル中央部に、新たに上向きのエアアウトレットを設けたアッパーベンチレーションを採用。これは、室内中央上部に太い風の流れをつくることで、タバコの煙をすみやかに排出し、またエアコンディショナーの冷却効果も高め、スムーズなベンチレーション効果をもたらすものです。 これにより、風速や温度分布の均質化を図ってキャビンにいっそうの清涼感をもたらすとともに、冷却性も向上。ヒーターコントロールには、視認性と操作性に優れたワンタッチモード切換えのプッシュ式を全車に採用しています。 また、日射センサーも備えたオートエアコン装着車も設定。4,050kcal/hと、さらに冷房能力を高めたものです。 ＊シビックEL、シビックフェリオELをのぞく ベンチレーション・フロー図(シビックフェリオ) 　 スポーティなグリップフィールの、3本スポーク・ステアリング。 　 グリップ部分の断面形状を太くして、さらにだ円にしたハイグリップの3本スポーク・ステアリングです。 SRSエアバッグ装着車は4本スポーク。また、贅沢な質感の本革ステアリング＊1も用意しています。 ドライバーの体格や姿勢に合わせて角度が調整できる、チルト機構付＊2です。 ＊1 シビックSiR・II、シビックフェリオSiR ＊2 シビックSiR、EL、シビックフェリオELをのぞく シビックSiR 　 シビックSiR・II SRSエアバッグシステム、TCS+ABS、オートエアコンディショナー装着車　オーディオシステム、センターコンソール類はすべてディーラーオプション　カットボディによる撮影

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