CIVIC 4Door Sedan
- 1980.09
ホンダは、昭和47年に〈新しいクルマづくりの思想〉に立ち、いち速くFF2ボックス車—シビック—を提案いたしました。
シビックは、〈FF・横置きエンジン、ハッチバックスタイル、ストラット方式四輪独立懸架など〉数々の先進技術がつくりだす〈経済性、機能性、合理性〉を備えた〈総合的バランス〉にすぐれたベーシック・カーとして、当時の小型車市場にFFハッチバック車の新風をまきおこしました。
以来、シビックは、世界89ヶ国に輸出され、生産実績235万台(昭和55年7月末現在、自工会調べ)に裏うちされた高い信頼性を築きながら、日本はもとより世界の人々に受け入れられ、2ボックス車のパイオニアとしての地位を不動のものとしました。
一方、省エネルギー、省資源がますます重視される今日、FF2ボックスの良さは、3ボックスのクルマづくりにも影響を与え、FF方式がこれからの小型車すべての主流になるものと思われます。
この様な背景から、シビック開発の思想を活かした〈新しい小型FFセダン〉への要望が高まってまいりました。
ホンダは、これに応えFF2ボックス—シビック—の良さを受けついだFF3ボックス=シビック4ドアセダン=を開発いたしました。
このシビック4ドアセダンは…
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FF・横置きエンジンの利点を活かした広く快適な室内と十分なトランクスペース |
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FF+四輪独立懸架がもたらす静かで快適な走り |
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取り回しのしやすい適正サイズの追求から生れた軽量モノコックボディ |
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CVCC—IIエンジンから引き出されるすぐれた経済性と高い動力性能 |
を備え、ホンダがFF3ボックスという新しいコンセプトを提案した本格的ノッチバックファミリーセダンです。
このシビック4ドアセダンは、国際車シビックと共に、世界のFF時代を大きくリードするクルマであると自負しております。
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