CITY TURBO II - 1983.10


CITY

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TURBOII ENGINE-4



ホンダオリジナルPGM-FI
PROGRAMED FUEL INJECTION
 
高感度なレスポンスと、最良の燃費を得るために、あのホンダF-1にも搭載されているホンダオリジナルPGM-FIを採用しています。
これは、走行中のさまざまな状態をつねにキャッチする眼〈検出機能〉と、その情報をもとに最適の空燃比になる燃料量を瞬時に計算する頭脳〈制御機能〉と、これを正確に最も効率良くエンジンに送り出す手〈噴射機能〉とをもった、独自の電子燃料噴射装置です。

検出機能:
センサーがエンジンの回転数と吸気マニホールド内の空気圧力の2つを検出し、燃料噴射量を算出する「スピード・デンシティ方式」を採用。シリンダーのより近くで運転状態の変化を検出するため、ほとんどタイムラグがありません。9つのセンサーを装備。

制御機能:
制御部には高精度「8ビット・デジタルコンピューター」を採用。複数のプログラムマップが組み込まれており、燃料噴射量をきめ細かくコントロールします。当然、万一の場合にも自走できる、フェールセーフシステムも組み込んでいます。

噴射機能:
センサーによって検出された最適空燃比にもとづき、燃料噴射システムが燃料を正確にエンジンに送り出します。この燃料噴射システムは、「4気筒順次噴射方式」。各シリンダーの点火順序に合わせて、ジャストタイミングで噴射します。 
 

 ホンダオリジナルPGM-FI
 

機能




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