Ascot & Rafaga - 1993.10

ASCOT/Rafaga
Ascot & Rafaga
 
ボディ




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次期安全法規を先取りした
  
高強度・高剛性ボディ

RIGID BODY


高度な安全性はもちろん、運動性能やNVH性能を含めた快適性、
美しい外観と長期信頼性を追求した、これからのセダンにふさわしい
高強度・高剛性モノコックボディです。

 
BODY


前面、側面、後面と、より高度な耐衝突性能を追求した、全方位安全設計ボディ。
より高いレベルの安全性を求め、事故による衝撃をあらゆる角度から見つめ直し、ボディを設計しました。そのため、前面、側面、後面とさまざまな方向からの衝突テストを繰りかえし、強度・剛性にすぐれた、骨太で堅牢なフレーム構造を採用。その結果、1994年から国産新型乗用車に適用される新保安基準をクリアするなど、全方位安全設計ボディを実現しました。

■クラッシャブルボディ構造
衝突時のエネルギーを分散させてスムーズに吸収、乗員や燃料タンクを守るクラッシャブルボディ構造としました。ボディ変形時の生存空間を確保する高剛性キャビンの最適配置とともに、万一のさいの被害を最小限に抑えます。
■正面衝突対応
縦置エンジンレイアウトのスペース効率を活用したフレーム構造で衝撃エネルギーを吸収。50km/h正面衝突時の乗員保護性能という新保安基準をクリアしました。
■後面衝突対応
リアフレームまわりを補強することで、50km/hにおける後面衝突時の燃料漏れを防止するなど、新保安基準を先取りした対応をしています。
■オフセット衝突対応
前面衝突ではフラットバリアだけでなく、現実的な事故を想定したオフセット衝突にも、対応しました。
■側面衝突対応
ボディ部材の強化をはじめ、高強度ドアビーム、衝撃吸収ショルダー構造、衝撃吸収パッド、高強度ドアロックを採用。加えて、衝突時のドア内部の変形状況を解析し、各部品を衝撃に効果的に対応するように配列することで、クラス最高水準の衝撃吸収性能を実現しました。


テスト車両による正面衝突実験

テスト車両による正面衝突実験




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