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環境TOPICS

公開:2016年1月8日

取材:2015年12月24日

東京 丸の内のクリスマスを彩るイルミネーションなどに、FCVとEVから外部給電を行うプロモーションを実施。

FCVとEVから外部給電を行うプロモーションを実施。 FCVとEVから外部給電を行うプロモーションを実施。

 丸の内仲通りを歩行者に開放する取り組みである「丸の内アーバンテラス」の一貫として、12月24日〜25日の2日間、街頭のイルミネーションの一部をはじめ、キッチンカーやオーディオセットに、燃料電池自動車(FCV)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ・フューエル・セル)」および電気自動車(EV)「フィットEV」から外部給電器「Power Exporter 9000」を介して給電を行うプロモーションを実施しました。

イルミネーションの街並みを楽しむ人々の目がHondaの外部給電に釘付け。

実験内容を示したボード。通りがかるカップルや家族連れがFCVや外部給電について興奮気味に話し合う

実験内容を示したボード。通りがかるカップルや家族連れがFCVや外部給電について興奮気味に話し合う

訪れたお客様は足を止めて「CLARITY FUEL CELL」や「フィットEV」、「Power Exporter 9000」に見入ったり、写真を撮ったり。何ができるのかHondaの解説スタッフに尋ねる方も
訪れたお客様は足を止めて「CLARITY FUEL CELL」や「フィットEV」、「Power Exporter 9000」に見入ったり、写真を撮ったり。何ができるのかHondaの解説スタッフに尋ねる方も

訪れたお客様は足を止めて「CLARITY FUEL CELL」や「フィットEV」、「Power Exporter 9000」に見入ったり、写真を撮ったり。何ができるのかHondaの解説スタッフに尋ねる方も

 東京駅にほど近い丸の内エリアのメインストリート、仲通りはクリスマスイブとあって街路樹にイルミネーションが施されたり、さまざまなイベントが開催されたりと、華やかにドレスアップした街並みを楽しむ大勢の人々であふれていました。

 そこを訪れた人々の足を止めたのは、通りに駐車しライトアップされている目新しいクルマ、「CLARITY FUEL CELL」と「フィットEV」です。そしてクルマから延びるノズルを追って、視線が外部給電器「Power Exporter 9000」に行きつくと、思わず次のように驚きの声を上げるお客様もいらっしゃいました。
「ここのイルミネーションの電気、このクルマから来てるんだって!」
 FCVが外部給電機能で照らしたのは実に街路樹6本分のイルミネーション。クルマが電気を供給できること自体に、さらには街頭のイルミネーションまでも点灯できることに驚き、光に包まれた木々を見回すお客様の表情が印象的でした。

 さらに外部給電の給電先はイルミネーションだけではありません。クルマそのものを照らすライトはもちろんのこと、温かいコーヒーやホットドリンクを提供する移動式のカフェ「鎌倉珈琲」のキッチンカー、クリスマスソングを中心にレコードを演奏販売していたオーディオ専門店「ハイファイ堂」のオーディオセットにもFCVとEVがそれぞれ電力を供給。飲食や音楽に供給する電力として、排気ガスがなく音も静かなFCVやEVからの外部給電は抜群の相性です。
 こちらでも、それぞれの店頭に並んだお客様が「モビリティから給電中」のボードを見つけ、目を丸くして店舗スタッフに詳細を尋ねる光景が何度も見られました。

 このプロモーションを推進したスマートコミュニティ企画室の宮川春香チーフは、多くの方に協力いただいて実現できた企画だと前置きした上で、クリスマスの街中で外部給電機能を披露する意義を語りました。

 「『車両からの外部給電』はまだ認知度が低く、『何それ? 何ができるの?』という方が大半だと思います。『エネルギーを取り出せるクルマ』は、単なる移動手段以上の価値を発揮しますが、これを知っていただくためには、言葉で語るよりも実際に見ていただく、使っていただくのが良いと考えています。丸の内のイルミネーションは私自身も毎年楽しみにしていて、クリスマスの幸せな想い出と共に、新しいクルマの価値が人々の記憶に残ると良いなと思い、ぜひやらせていただきたいと思いました。
 また、こういった特徴を持つクルマを最大限活用するには、『移動』に加え、『街づくり』や『エネルギー』といった観点で利用価値を模索していくべきだと考えていますが、それを実現するための一つのショーケースとしても魅力的でした。クルマによる賑わい創出や空間演出、エネルギー問題の解決、これまでとは少し違う視点でクルマの使い方を提案し、環境対応車の普及ひいては持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいきたいと思います」

移動式のカフェの調理器具や内装の照明などに電力を供給

移動式のカフェの調理器具や内装の照明などに電力を供給

レコードプレーヤーやアンプ、スピーカーといった音響機器を稼働

レコードプレーヤーやアンプ、スピーカーといった音響機器を稼働

スマートコミュニティ企画室 宮川春香チーフ

スマートコミュニティ企画室
宮川春香チーフ

FCVから給電したイルミネーションがすっかり暗くなった街並みを華やかに照らす

FCVから給電したイルミネーションがすっかり暗くなった街並みを華やかに照らす

ご協力いただいた皆様のコメント

 この外部給電のプロモーションは、三菱地所株式会社が理事を務めるNPO法人、大丸有エリアマネジメント協会※1などが主催する「丸の内アーバンテラス」の一貫として行われました。

  • ※1
    大丸有:大手町、丸の内、有楽町
三菱地所株式会社 開発推進部 重松眞理子氏

三菱地所株式会社
開発推進部
重松眞理子氏

「丸の内アーバンテラス」の主催者としてHondaの外部給電を採用

「私たちはまちづくりの中で道路をいかに活用するかということを考えていますが、道路には電源がないため、電気が必要な催しを容易に行えないという課題があります。そこでクルマが『動く電源』として街を照らし、人々を楽しませてくれることに期待して協力をお願いしました。FCVや水素技術については報道では聞いていましたが、今日は実際にイルミネーションがついたり、音楽が聞こえたりと技術を実感することができました。こうした新しい技術を街の中で展開していくことにも大きな意義があると考えています」

アビームコンサルティング株式会社 公共ビジネスユニット 江井仙佳氏

アビームコンサルティング株式会社
公共ビジネスユニット
江井仙佳氏

三菱地所株式会社とHondaをつないだ都市計画プランナー

「私はHonda社も参加しているスマートコミュニティ関連のワーキンググループの取りまとめ役を担当する中で、外部給電を環境に配慮しながら電気を生み出せるツールだと認識していました。災害時やキャンプなど以外、都市の中でも外部給電を活用できる場所があるだろうと考えた時に、日本の代表的な都市空間である丸の内の仲通りが浮かびました。今回のタイアップが実現し、活気ある街の空間づくりをお手伝いできたことを嬉しく感じています」

「CLARITY FUEL CELL」「フィットEV」の外部給電機能により、電力を供給させていただいた店舗スタッフの方々

オーディオ専門店 株式会社ハイファイ堂 北村巧氏

オーディオ専門店
株式会社ハイファイ堂
北村巧氏

「配線が複雑なのかと思っていましたが、コンセントをつなぐだけのシンプルさに驚きました。静かで音楽の邪魔にならないのはもちろん、これだけ大きな音で鳴らしても音がへたらず、音質がいいのはしっかりと電力がきている証拠。店で鳴らすのと同じくらいの演奏ができています」

モバイルカフェ 鎌倉珈琲 橋本奈美氏

モバイルカフェ 鎌倉珈琲
橋本奈美氏

「水素で走るクルマから電気をもらえると聞いた時、ハイカラな取り組みだなと思いました(笑)。普段は発電機を使っていますが、いつもと何ら変わりなく電気が使えています。排気も出ないし、音も静かで、ゆっくりコーヒーを飲んでいただくのにぴったりだと思います」

「CLARITY FUEL CELL」「フィットEV」の設置からイルミネーションの点灯まで

トラックの荷台から車両が登場

トラックの荷台から車両が登場

各車両を所定の位置に駐車

各車両を所定の位置に駐車

解説用のボードや電源コードを配置

解説用のボードや電源コードを配置

「Power Exporter 9000」を「フィットEV」につないで接続完了

「Power Exporter 9000」を「フィットEV」につないで接続完了

設置作業中も通りがかる方々がスタッフに質問を投げかける

設置作業中も通りがかる方々がスタッフに質問を投げかける

イルミネーションに外部給電を行うため、電源ボックス内を調整

イルミネーションに外部給電を行うため、電源ボックス内を調整

店舗スタッフが接続を体験。「コンセントをつなぐだけなんですね」

店舗スタッフが接続を体験。「コンセントをつなぐだけなんですね」

予定通り、16時にイルミネーションが無事点灯!

予定通り、16時にイルミネーションが無事点灯!

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