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2016.09.29update

長野県軽井沢で開催されたG7交通大臣会合で、
各国大臣が自動運転車や“クラリティ FUEL CELL”に乗車。

2016年9月23日〜25日、長野県北佐久郡軽井沢の軽井沢プリンスホテルにて、G7交通大臣会合が開催されました。各国の交通担当大臣が一堂に会し、交通分野における主要課題について議論がなされ、G7交通大臣会合宣言がまとめられました。Hondaは、この会合に自動運転車“アコード”や燃料電池自動車(FCV)“クラリティ FUEL CELL”を提供。各国の大臣に乗車いただきました。

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長野県軽井沢で開催されたG7交通大臣会合で、各国大臣が自動運転車や“クラリティ FUEL CELL”に乗車。

※写真右上・右下 提供:国土交通省

2016年9月23日〜25日、長野県北佐久郡軽井沢の軽井沢プリンスホテルにて、G7交通大臣会合が開催されました。各国の交通担当大臣が一堂に会し、交通分野における主要課題について議論がなされ、G7交通大臣会合宣言がまとめられました。Hondaは、この会合に自動運転車“アコード”や燃料電池自動車(FCV)“クラリティ FUEL CELL”を提供。各国の大臣に乗車いただきました。

自動運転をはじめとする最新技術の開発・普及など、交通分野の課題を議論。

開催国として議長を務めた石井啓一国土交通大臣
開催国として議長を務めた石井啓一国土交通大臣
大臣に加え長野県知事ら関係者で記念植樹を実施
大臣に加え長野県知事ら関係者で記念植樹を実施
先陣を切って石井大臣が乗車した“クラリティ FUEL CELL”が登場
先陣を切って石井大臣が乗車した“クラリティ FUEL CELL”が登場
もう一台の“クラリティ FUEL CELL”にはフランスのプーパール総局長が乗車
もう一台の“クラリティ FUEL CELL”にはフランスのプーパール総局長が乗車
自動運転車“アコード”に乗車したドイツのドブリント大臣(写真提供:国土交通省)
自動運転車“アコード”に乗車したドイツのドブリント大臣(写真提供:国土交通省)
トヨタ自動車株式会社の自動運転車(左)、日産自動車株式会社の自動運転車(右)(写真提供:国土交通省)
トヨタ自動車株式会社の自動運転車(左)、日産自動車株式会社の自動運転車(右)(写真提供:国土交通省)
自動運転の体験後、技術開発・普及に関する議論が行われた
自動運転の体験後、技術開発・普及に関する議論が行われた
記者会見にて大臣会合宣言の内容や会合の成果が語られた
記者会見にて大臣会合宣言の内容や会合の成果が語られた
会合会場には交通分野の最新技術を紹介するブースが設けられた
会合会場には交通分野の最新技術を紹介するブースが設けられた

 主要国首脳会議“G7伊勢志摩サミット”に関連し、今年の4月から全国各地で開催されたG7関係閣僚会合の最後となるG7交通大臣会合が、長野県の軽井沢プリンスホテルで開催されました。

 このG7交通大臣会合はドイツがイニシアチブを取り、昨年に第1回が開催。今回は第2回目として当面の課題である自動運転や次世代自動車、また渋滞回避や安全運転支援に関する情報を受け取ることができるETC2.0といった最新技術の開発と普及、そして交通インフラへの対応について議論がなされました。

 議論の内容に関連したデモンストレーションとして、高い注目を集めたのが、会合会場と昼食会場との往復時に、各国の大臣が次世代自動車で移動するシーンです。往路は自動運転車をはじめFCVや電気自動車に、復路はETC2.0搭載車に大臣が乗車しました。

 Hondaは自動運転車“アコード”とFCV“クラリティ FUEL CELL”2台を提供。移動の先頭を務めたのは、日本の石井啓一国土交通大臣が乗車した“クラリティ FUEL CELL”です。昼食会場に向けて森の中の小道を静かに走行していく姿を追って、多くの報道陣がシャッターを響かせていました。
 続く自動運転車“アコード”に乗車したのはドブリント大臣です。Hondaのドライバーがハンドルから手を離して自動運転を披露し、その仕組みをご紹介。ドブリント大臣は何度も頷いて高い関心を示すなど終始にこやかで、自動運転によるドライブを楽しんでいただけたようです。降車の際には握手と共に感謝の意を述べていただきました。
 もう一台の“クラリティ FUEL CELL”には、フランスのフランソワ・プーパール総局長が乗車。FCVでは世界初の5人乗りを実現したことに高い評価をいただきました。

 会合を締めくくったのは、議長を務めた石井大臣によるG7交通大臣会合宣言の発表です。記者会見が開かれ、議論を通してとりまとめられた宣言の内容を紹介。その中で、石井大臣は自動運転における議論の成果を次のように語りました。
「自動運転中の人間と機械の役割分担やデータ保護、サイバーセキュリティの確保といった研究課題を特定し、G7各国が協力してその課題を深掘りすることになりました。これは開発に携わる自動車メーカーのコストを下げ、利用者負担を下げることにつながります。さらに将来の国際的な流通を促すなど、大きな意義を有すると考えています」

 8年ぶりに日本開催となったG7関係閣僚会合の最後を飾る交通大臣会合。300名以上の報道陣が訪れるなど、注目を集めた会合が無事終了しました。Hondaは自由な移動の喜びを提供するモビリティメーカーとして、自国開催の交通大臣会合に自動運転車、FCVを提供し、日本のクルマの最新技術を各国の大臣に共有する一役を担いました。

本番での自動運転走行を成功させるため、万全の準備を行ったHondaスタッフ。

昼食会場までのコースの自動運転を入念にテスト
昼食会場までのコースの自動運転を入念にテスト
雨の中でも確実に自動運転が行えるよう調整を重ねた
雨の中でも確実に自動運転が行えるよう調整を重ねた
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 樋山智主任研究員
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 樋山智主任研究員
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 母里佳裕主任研究員
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 母里佳裕主任研究員
母里と樋山から自動運転の説明を受ける倉石誠司代表取締役副社長(写真中央)
母里と樋山から自動運転の説明を受ける倉石誠司代表取締役副社長(写真中央)
倉石と自動運転車両の調整を担当したスタッフらの集合写真
倉石と自動運転車両の調整を担当したスタッフらの集合写真

 Hondaは今回の交通大臣会合での自動運転のデモンストレーションに向けて、早くからスタッフが軽井沢プリンスホテルに滞在し調整を開始。日々変化する天気や光、路面状況で走行テストを繰り返し、会合当日がいかなるコンディションであっても問題なく自動運転できるように準備を行ってきました。

 今回の車両提供をはじめ、省庁とのやりとりを主に担当した(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンターの樋山智主任研究員は、G7交通大臣会合への期待を次のように表現しました。
「国と国とが密接にコミュニケーションをとることで、我々が実現すべき自動運転技術を実装できる社会づくりのきっかけになればと思います。これだけの技術ができている。それを体感いただき、国際的な標準化や法整備が進めばよいと考えています」

 また、自動運転の調整をメインで担当した(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンターの母里佳裕主任研究員は、Hondaの自動運転に対する考え方をこう語ります。
「自動運転は事故減少や渋滞解消によるCO2排出低減、さまざまな方の自由な移動を実現する技術です。そして何よりHondaとしては、そのベースとなるのが走って楽しいクルマでありたいと思っています。運転したい時には走りを楽しめて、運転を自動でしてもらいたい時はそれに応えられるクルマ。今回は、その自動運転が安心して任せられる技術であることを大臣に体験してもらいたいですね」

 本番前日には、大臣会合の歓迎レセプションに招待されたHondaの倉石誠司代表取締役副社長が、自動運転の仕上がりを最終確認しました。
 にこやかにクルマから降りた倉石は「雨が降っても大丈夫か?」とスタッフに質問。「そのために調整を重ねてきました」という樋山の言葉に満足そうに頷き、「明日の本番成功を祈る!」と期待と激励の言葉を掛けました。

 本番当日、ドイツのドブリント大臣に楽しんで体験いただいたHondaの自動運転。その裏には、Hondaスタッフの技術開発と普及に懸けるひたむきな情熱と努力がありました。

(取材日 2016年9月23日・24日)

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