MENU

HONDA

検索

環境TOPICS

公開:2016年7月14日

取材:2016年7月7日

近畿地方初のスマート水素ステーションが、神戸市の環境教育施設“こうべ環境未来館”にオープン!

 2016年7月7日、兵庫県神戸市の「こうべ環境未来館」にて、近畿地方初のスマート水素ステーション(SHS)※1の導入を記念する「こうべ再エネ水素ステーション完成披露式典」が行われました。

  • ※1.
    SHSは、Hondaと岩谷産業株式会社が共同開発したコンパクトな水素ステーション。再生可能エネルギー由来の電気での水素製造を可能にしている。

 こうべ環境未来館は、神戸市の中心街からクルマで20〜30分ほどの神戸複合産業団地内に位置している、資源リサイクルセンターに付属する環境教育施設です。資源のリサイクルの大切さを学ぶことができる展示や太陽光、風力発電システムなどが設置されており、小学校などの社会見学にも活用されています。
 神戸市はこの施設にSHSを導入。既設の太陽光、風力発電システムによってSHSの稼働に必要な電力を賄い、水素製造を行います。 

 披露式典では神戸市の玉田敏郎副市長が次のように述べ、SHSに大きな期待を寄せました。
「神戸市では“水素スマートシティ神戸構想”を掲げ、CO2排出の少ない暮らしと社会を目指して、家庭用燃料電池や燃料電池自動車(FCV)の導入促進など水素の利活用を積極的に進めています。再生可能エネルギーを利用するSHSの設置もその取り組みのひとつです。加えて、子どもたちを中心に年間1万人が来所するこうべ環境未来館において、優れた環境性能を持つこのステーションを題材に水素エネルギーへの理解を広めていきたいと思います」

 Hondaの日本本部法人営業部高井健参与は「小型で、設置コストや運用コストが低いSHSは、利用者の少なさから商用ステーションが進出しにくい郊外の設置にも適しています。そしてSHSにより燃料の製造からFCVをCO2排出ゼロで運用でき、そのFCVに外部給電器をつなげば電気を取り出すこともできます。これらの製品を水素社会実現への普及啓発のみならず関連産業の育成や振興など、市民の皆様のお役に立てていただければ幸いです」と述べました。
 さらに式典後、高井はFCV“クラリティ FUEL CELL”と外部給電器“Power Exporter 9000”の神戸市への納入が決定していると話し、FCVの普及とSHSの関係性に言及しました。
「水素ステーションがない場所ではFCVは走れません。周辺に商用ステーションがない地域にSHSを設置してもらうことで、まずは水素の供給インフラができます。そしてFCVが走り、水素ステーションが増えていくことで、FCVのニーズがより高まっていきます。私たちはSHSの拡大を通してFCVという究極のクリーンカーを普及させていきたいと考えています」

 一方、玉田副市長が式典で語ったSHSの環境教育への活用について、神戸市の広瀬朋義環境局長は次のように話しました。
「この施設を訪れる子どもたちにSHSを見てもらい、その仕組みや活用方法を伝えることで、未来を担う彼らに環境にやさしいエネルギー、水素ステーションがあるということを知ってもらいたいと思います」

 子どもたちの環境教育の場でSHSが紹介され、水素エネルギーやその活用への理解が進むことは、将来的な水素社会の拡大に向けて大きな後押しとなります。HondaはこれからもSHS、FCV、外部給電器の普及を通して、CO2排出ゼロの水素社会の実現を目指していきます。

こうべ環境未来館に設置されたSHS

こうべ環境未来館に設置されたSHS

こうべ環境未来館は、高速道路のすぐそばに開発された神戸複合産業団地内に位置する

こうべ環境未来館は、高速道路のすぐそばに開発された神戸複合産業団地内に位置する

神戸市の玉田敏郎副市長

神戸市の玉田敏郎副市長

Hondaの日本本部法人営業部高井健参与

Hondaの日本本部法人営業部高井健参与

神戸市の広瀬朋義環境局長(右)に記念パネルを引き渡す岩谷産業(株)土田和久常務執行役員(左)

神戸市の広瀬朋義環境局長(右)に記念パネルを引き渡す岩谷産業(株)土田和久常務執行役員(左)

“クラリティ FUEL CELL”の外部給電機能により“Power Exporter 9000”を介して、会場の音響機器に電力を供給

“クラリティ FUEL CELL”の外部給電機能により“Power Exporter 9000”を介して、会場の音響機器に電力を供給

“クラリティ FUEL CELL”にも多くの質問が寄せられた

“クラリティ FUEL CELL”にも多くの質問が寄せられた

神戸市の広瀬朋義環境局長

神戸市の広瀬朋義環境局長

こうべ環境未来館では壁面や屋上、地面に太陽光発電パネルを設置

こうべ環境未来館では壁面や屋上、地面に太陽光発電パネルを設置

施設の看板の役割を兼ねた風力発電システム

施設の看板の役割を兼ねた風力発電システム

●環境教育施設 “こうべ環境未来館”

こうべ環境未来館の正面玄関。社会見学をはじめ年間1万人が来所

こうべ環境未来館の正面玄関。社会見学をはじめ年間1万人が来所

エントランスには、ペットボトルからリサイクルしたTシャツをはじめ、ビンや缶をアートとして展示

エントランスには、ペットボトルからリサイクルしたTシャツをはじめ、ビンや缶をアートとして展示

子どもたちが楽しみながら資源の有効利用について学ぶことのできる展示

子どもたちが楽しみながら資源の有効利用について学ぶことのできる展示

屋外にはビオトープを整備。生き物の観察会なども開催

屋外にはビオトープを整備。生き物の観察会なども開催

Facebookで、Hondaの環境取り組みや環境技術、エコな製品などの情報を発信しています!