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公開:2016年6月9日

取材:2016年6月2日

“京都スマートシティエキスポ 2016”に、着脱式モバイルバッテリー搭載の“MBEV Concept”出展!

“京都スマートシティエキスポ 2016”に、着脱式モバイルバッテリー搭載の“MBEV Concept”出展! “京都スマートシティエキスポ 2016”に、着脱式モバイルバッテリー搭載の“MBEV Concept”出展!

 2016年6月1日〜3日、京都府や京都市などが主催する“京都スマートシティエキスポ 2016”が開催されました。Hondaは6月2日・3日に“けいはんなオープンイノベーションセンター”で開催された“スマートシティメッセ”にブースを出展。移動距離や走行状況によって最適なモビリティを使い分ける未来の暮らしを提案し、多くの自治体、企業の注目を集めました。

スマートシティメッセで、2つのモビリティを中心にブースを展開。

 スマートシティとは、 ITや環境技術などの先端技術を駆使して街全体のエネルギー有効利用を図ることで省資源化を徹底した、環境配慮型都市のこと。現在、世界中でスマートシティに関する研究や実験が進んでおり、日本では京都府のけいはんな学研都市、福岡県北九州市、愛知県豊田市、神奈川県横浜市などで実証実験が行われています。

 “京都スマートシティエキスポ 2016”は、スマートシティに関する国際的な地域間交流やビジネス交流、技術交流によるネットワーク形成を通じて、京都からスマートシティを共創・発信し、拡大するスマートシティ市場への参入や新たな市場創造を促進しようと、毎年開催されているイベントです。2016年度は“安寧(あんねい)で持続的な未来を創る地域と産業”をテーマに、6月1日の国際シンポジウム、6月2日・3日のスマートシティメッセ(メッセ:見本市)の2部構成で開催されました。

 Hondaは毎年このスマートシティメッセへブースを出展していますが、今回はFCV(燃料電池自動車)“クラリティ FUEL CELL”と、超小型EV(電気自動車)“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”という2台のモビリティを中心にブースを展開し、移動距離や走行状況によって最適なモビリティを使い分ける未来の暮らしを提案しました。

 まず、都市間を移動するような長距離走行には、航続距離の長いFCVが適しています。スマート水素ステーション(SHS)を使って太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーで水素を製造してFCVに充填すれば、CO2ゼロでFCVを運用することが可能となります。
 一方、京都の旧市街に代表される幅の狭い道路を走行する近距離移動には、一般的乗用車より消費エネルギーが少なく環境負荷の低い超小型EVが適しています。また、このEVを太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー由来の電力で走行させ、さらにV2H対応DC普通充電器“Honda Power Manager 「HEH55」”で駐車中のEVをバッテリーとして活用することで、暮らし全体のCO2低減とエネルギーの最適化を実現できます。

スマートシティメッセ会場となった“けいはんなオープンイノベーションセンター”

スマートシティメッセ会場となった“けいはんなオープンイノベーションセンター”

メッセ開会挨拶を行ったのは、京都府の山下晃正副知事

メッセ開会挨拶を行ったのは、京都府の山下晃正副知事

スマートシティメッセで、2つのモビリティを中心にブースを展開。
左に長距離移動用の“クラリティ FUEL CELL”、右には短距離移動用の“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”を展示したHondaブース
左に長距離移動用の“クラリティ FUEL CELL”、右には短距離移動用の“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”を展示したHondaブース

左に長距離移動用の“クラリティ FUEL CELL”、右には短距離移動用の
“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”を展示したHondaブース

着脱式モバイルバッテリー搭載の“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”

愛嬌のある“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”のフロントグリル

愛嬌のある“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”のフロントグリル

車体後部ソケットに装着した2つのバッテリーは取り外し可能

車体後部ソケットに装着した2つのバッテリーは取り外し可能

コンパクトなバッテリーは女性でも持ち運びできる重さ

コンパクトなバッテリーは女性でも持ち運びできる重さ

クルマから取り外したバッテリーはクレードルで充電

クルマから取り外したバッテリーはクレードルで充電

 今回のHondaブースの中で特に注目を集めていたのは、2015年の東京モーターショー以来の登場となった、超小型EV“MBEV(Mobile Battery EV)Concept”です。

 近距離移動用モビリティとして展示されていたこの“MBEV”は、丸い2つ目ヘッドライトとオフロードバギーのような躍動感のあるボディが特徴。遊び心を感じさせるどこか愛らしいスタイルを目にすると、思わず来場者たちの足がとまります。
 しかし来場者たちが本当に驚くのはここから。“MBEV”の車体後部ソケットには2つのバッテリーが装着されており、これは取っ手を握って取り外し、片手で持ち運ぶことが可能なのです。
 この着脱式のモバイルバッテリーは、外出先で充電が切れたら予備のバッテリーに交換し、家に帰ったら外して室内のクレードルで充電する。屋外に充電設備を設置する必要がないのでマンションなどでも導入が容易。さらに、このバッテリーを電動バイクと共有したり、非常時には他の電気機器の電源として活用したりと、まさにあるようで無かった、私たちのライフスタイルを一変させるEVの新機能に、来場者たちが一様に驚きの表情を浮かべていました。

 期間中、多くの来場者がHondaブースを訪れ、盛況のうちにスマートシティメッセは幕を閉じました。

「今回は京都旧市街をイメージした碁盤の目のパネルを作り、そこに“MBEV”を展示して京都と超小型EVの相性の良さを訴求しました。このように、毎回いかに分かりやすいブースを設計するかに工夫を凝らしていますが、今回も多くのお客様がHondaのメッセージを理解してくださったのではないかと思います」(ブース設計・設営:株式会社ホンダコムテック 棚川馨チーフ)

株式会社ホンダコムテック 棚川馨チーフ

株式会社ホンダコムテック
棚川馨チーフ

Honda スマートコミュニティ企画室 中島芳浩主任技師

Honda スマートコミュニティ企画室
中島芳浩主任技師

「このスマートシティメッセでは、特に西日本の自治体の皆さまに、Hondaの考える再生可能エネルギー由来の水素、電力による『つくる・つかう・つながる』をご理解いただき、SHSやFCV、EV導入の足がかりにしたいと考えていました。その手ごたえは十分感じることができたと思います。また、“MBEV”で披露した着脱式モバイルバッテリーという機能は、今後も研究開発を続けて発展させていきたいと思っていますので、ご期待ください」(ブース技術説明担当:Honda スマートコミュニティ企画室 中島芳浩主任技師)

 Hondaは今後も、エネルギーの「つくる・つかう・つながる」コンセプトの追及を通じて、持続可能な“スマートシティ”の実現に寄与していきたいと考えています。

●Hondaブース

太陽光発電や風力発電などで水素を製造する“スマート水素ステーション”

太陽光発電や風力発電などで水素を製造する“スマート水素ステーション”

FCVから外部へ電力を供給する会部給電器“Power Exporter 9000”

FCVから外部へ電力を供給する会部給電器“Power Exporter 9000”

SHSから“クラリティ FUEL CELL”への水素充填デモ

SHSから“クラリティ FUEL CELL”への水素充填デモ

開会挨拶を行った京都府の山下晃正副知事もHondaブースを訪問

開会挨拶を行った京都府の山下晃正副知事もHondaブースを訪問

●他社・他団体のブース

会場外には他社EVによる試乗コーナーが設置され、公道試乗が実施された

会場外には他社EVによる試乗コーナーが設置され、公道試乗が実施された

日産自動車株式会社は、“リーフ”による外部給電システムを展示

日産自動車株式会社は、“リーフ”による外部給電システムを展示

家庭におけるスマートシティ体感展では、高齢者向けコミュニケーション・サービスや介護システムなども展示

家庭におけるスマートシティ体感展では、高齢者向けコミュニケーション・サービスや介護システムなども展示

三菱東京UFJ銀行はロボティクスによる接客ロボットの取り組みを展示

三菱東京UFJ銀行はロボティクスによる接客ロボットの取り組みを展示

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