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2018.09.12 update

森と水素の意外な組み合わせ!?
FCV「クラリティ FUEL CELL」による給電で「Honda 森のマルシェ」を開催。

2018年8月25日、静岡県浜松市のHondaトランスミッション製造部にある森「HondaWoods浜松」で「Honda 森のマルシェ」を開催しました。燃料電池自動車(FCV)「クラリティ FUEL CELL」とV2L対応可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」が店舗や照明などすべての機器に電気を供給するマルシェで、ご来場いただいた地域の方々にHondaの森と水素技術に触れていただきながら夏休みのひと時を楽しんでいただきました。

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森と水素の意外な組み合わせ!? FCV「クラリティ FUEL CELL」による給電で「Honda 森のマルシェ」を開催。

2018年8月25日、静岡県浜松市のHondaトランスミッション製造部にある森「HondaWoods浜松」で「Honda 森のマルシェ」を開催しました。燃料電池自動車(FCV)「クラリティ FUEL CELL」とV2L対応可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」が店舗や照明などすべての機器に電気を供給するマルシェで、ご来場いただいた地域の方々にHondaの森と水素技術に触れていただきながら夏休みのひと時を楽しんでいただきました。

トランスミッション製造部のHondaWoods浜松で森のマルシェ開催

静岡県浜松市にあるHondaトランスミッション製造部。
静岡県浜松市にあるHondaトランスミッション製造部。
HondaWoods浜松。木々の間を抜ける風は夏でも涼しさを感じさせてくれる。
HondaWoods浜松。木々の間を抜ける風は夏でも涼しさを感じさせてくれる。
Honda 森のマルシェは、水辺エリアを中心に開催された。
Honda 森のマルシェは、水辺エリアを中心に開催された。
マルシェの店舗も多くの人で賑わった。
マルシェの店舗も多くの人で賑わった。

 「HondaWoods」とは、“地域とのつながりを遮断するようなコンクリートの壁は作らない”というHonda創業者・本田宗一郎の想いを受け継ぎ、Hondaの各事業所がコンクリートの壁の代わりに人々が集い・憩うために育んでいる森のこと。
 「元気な森を次世代のために、地域のために。」をスローガンに掲げ、地域の人々とHondaが積極的にコミュニケーションし、深い信頼関係を築いていける場所にしたい。HondaWoodsにはそんな想いが込められています。

 静岡県浜松市にあるトランスミッション製造部にも、そんな想いが込められたHondaWoods浜松という緑豊かな森が存在します。今回はここを会場に「Honda 森のマルシェ」が開催されました。

 当日は、トランスミッション製造部の敷地内で、日頃お世話になっている地域のみなさまに感謝を伝えるためのイベント「Hondaまつり2018」が開催されていたこともあり、敷地内はたくさんの人であふれ、ステーキ、サンドイッチ、かき氷などマルシェの店舗にも開店前から行列ができていました。

 浜松の夏の恒例行事となっているビッグイベントに合わせて開かれたマルシェは、ご来場のみなさんのお食事場所や休憩所としての役割を担います。さらにこの日は真夏の太陽が照り付けたため日陰を求めて森に立ち寄る方も多く、トランスミッション製造部が育んだ自慢の森「HondaWoods浜松」を地域の方々にも体感していただく絶好の機会となりました。

FCV「クラリティ FUEL CELL」が発電した電気で運営

Hondaトランスミッション製造部 環境総合責任者 生産業務部 砂野悟技師。
Hondaトランスミッション製造部 環境総合責任者 生産業務部 砂野悟技師。
「クラリティ FUEL CELL」が水素を使って発電し、「Power Exporter 9000」を介してマルシェの機器に電気を供給。
「クラリティ FUEL CELL」が水素を使って発電し、「Power Exporter 9000」を介してマルシェの機器に電気を供給。
食べていたかき氷が「クラリティ FUEL CELL」が発電した電気で作られたと知って驚きの表情。
食べていたかき氷が「クラリティ FUEL CELL」が発電した電気で作られたと知って驚きの表情。
展示の手応えを語るHondaエネルギービジネス開発部 加川大樹主幹。
展示の手応えを語るHondaエネルギービジネス開発部 加川大樹主幹。

 「地域の方々や自然との共生の場であるHondaWoodsに、Hondaの技術であるFCV「クラリティ FUEL CELL」による給電を展示します。森に出店するマルシェに実際に電気を供給するところを地域のみなさまに見ていただきながら、Hondaの考える『森』と『水素社会』を体感していただくことが今回の目的です」。

 森のマルシェの責任者であるHondaトランスミッション製造部 生産業務部 砂野悟技師がそう説明する通り、森の中に置かれた「クラリティ FUEL CELL」が水素を使って発電。その電気を「Power Exporter 9000」を介して店舗や照明などマルシェで使われたすべての機器に電気を供給しました。
 非常に強い日差しとなったこの日でも、森の中に一歩入れば、柔らかな木漏れ日が差すのどかな時間が流れています。発電時にCO2を排出せず音も静かな給電は、今回のような森の中でのイベントとも、とても親和性があります。
 このような森の雰囲気のなか、みなさん木陰のベンチやテーブル席に座って食事やおしゃべりをしたり、水辺を散策するなどして楽しんでいただきました。

 また、給電中の「クラリティ FUEL CELL」と「Power Exporter 9000」を間近で見ることができる展示にも、みなさん興味津々の様子でした。スタッフが水素で発電した電気だけでマルシェが運営されていることを説明すると驚いた表情を見せる方も多く、水素エネルギーや水素関連製品に対して関心を持っていただけたようでした。

 この様子を見守っていたHondaエネルギービジネス開発部 加川大樹主幹は「Honda事業所のイベントで、Hondaの技術を使った外部給電をご来場の多くの方に体感していただきました。森のマルシェを楽しんでいただきながら、Hondaの考える水素社会を十分にPRすることができたと思います」と展示の手応えを語りました。

 「クラリティ FUEL CELL」による給電にはご来場の皆さんだけでなく、マルシェに出店したみなさんも納得の表情を見せてくれました。かき氷屋さんは「音や排気ガスがないし、これまで使っていた発電機と比べて電気が安定して供給されているからか、かき氷機をフルパワーで回しても店内の照明が暗くならない。そういった意味でも、今回の給電はお客さんに優しいよ」と感想を語ってくれました。

水素実験教室や巣箱づくり教室で子どもたちも夢中に

水素エネルギーやFCVについて体験できる「水素実験教室」。
水素エネルギーやFCVについて体験できる「水素実験教室」。
「巣箱づくり」は自分で巣箱を組み立て、思い思いの色にペイント。
「巣箱づくり」は自分で巣箱を組み立て、思い思いの色にペイント。
会場ではHondaWoodsの取り組みなどをPRするうちわも配布された。
会場ではHondaWoodsの取り組みなどをPRするうちわも配布された。
視察に訪れた浜松市産業部エネルギー政策担当 藤野仁参与。
視察に訪れた浜松市産業部エネルギー政策担当 藤野仁参与。

 森の中のテントで行われた子ども向けプログラム「水素実験教室」と「巣箱づくり」は、毎回満席になるほどの大人気でした。

 「水素実験教室」は、子どもの頃から水素エネルギーを身近に感じてもらい、水素についての正しい知識を身に着けてもらうためのプログラムです。
 教室ではパネルを使って水素と酸素の化学反応で電気と水ができることをわかりやすく説明します。それから水素が入ったスプレー缶を手に取って水素の軽さを体感し、その水素を実際に手に吹きかけ無臭であることなどを確認して、いよいよ実験開始。小型燃料電池とモーターを搭載したミニカーを自分たちでつくり、水素を充填して競争させる実験に子どもたちは大喜びでした。さらに実物のFCV「クラリティ FUEL CELL」も見学することで、水素エネルギーやFCVについて楽しみながら体験してもらいました。

 また、森やそこに住む生物の大切さを知ってもらうためのプログラム「巣箱づくり」では、HondaWoodsの間伐材などを使用して鳥の巣箱づくりに挑戦します。
 まずはスタッフがHondaWoodsの取り組みについて、周囲の環境に合わせて間伐など積極的な森の手入れを行い生命を循環させること、それにより多くの植物や動物、昆虫たちが集まる、地域の自然と共存する森を目指していることを子どもたちに話します。こういった説明を聞いてから自分で組み立て、色を塗った巣箱には愛着が沸くものです。「自分が作った巣箱には、どんな鳥が入ってくれるんだろう」、「巣箱が野鳥たちの役に立ってほしい」という自然に対する興味、そして自然について考えるきっかけになりました。

 マルシェの視察に訪れた浜松市産業部(エネルギー政策担当) 藤野仁参与からは「浜松市も水素エネルギーなどの導入拡大に力を入れている関係で視察をさせていただきました。市民の方に水素について理解していただくためにも、このようなイベントの開催はとても意義のあることです。水素実験教室についても、子どもの頃からこういった体験をすることは、水素に慣れ親しむためにもとても良いことだと思います」と評価をいただきました。

日没後は水辺のライトアップにも給電し幻想的な空間を演出!

日が暮れてからのライトアップも「クラリティ FUEL CELL」による給電。
日が暮れてからのライトアップも「クラリティ FUEL CELL」による給電。
森の緑が浮かび上がり幻想的な雰囲気に。
森の緑が浮かび上がり幻想的な雰囲気に。
マルシェの照明にも「クラリティ FUEL CELL」による給電で火が灯る。
マルシェの照明にも「クラリティ FUEL CELL」による給電で火が灯る。

 やがて日が暮れるとHondaWoodsの水辺エリアがライトアップされ、夜空をバックに森や水辺にある緑が浮かび上がりました。もちろんこれも「クラリティ FUEL CELL」から供給された電気です。同様に店舗の照明にも火が灯り、会場は幻想的な雰囲気に包まれました。

 そんな雰囲気にひかれて夜の水辺を散策する方も多く、ご来場のみなさんには1日を通してHondaWoodsとHondaの水素社会を体感できるイベントをお楽しみいただくことで、Hondaの環境取り組みをPRすることができました。
 Hondaは森のマルシェのような地域の方をお招きするイベントを通して、これからも地域の人々や自然との共生の取り組み、そして環境負荷を低減した持続可能な水素社会の実現への取り組みを広げていきます。

(取材日 2018年8月25日)

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