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2018.04.26 update

本田技研工業(株)・(株)リバネス 次世代水素教育プロジェクト

子どもたちに水素エネルギーの原体験を提供し、一緒に未来の答えを探す。Hondaとリバネスが共創した “次世代水素教育プロジェクト”

2015年にHondaと(株)リバネスが発足させた “次世代水素教育プロジェクト” は、小中高校、大学の授業や、自治体主催の環境イベントで、そしてHondaのファン感謝イベントで、未来を担う次世代に水素エネルギーの原体験を提供し、共に未来を考えようという活動です。たった3人でスタートしたこのプロジェクトが、着実な成果を挙げながらどのように進化してきたのか、その足跡をたどります。

本田技研工業(株)・(株)リバネス 次世代水素教育プロジェクト 本田技研工業(株)・(株)リバネス 次世代水素教育プロジェクト

2015年にHondaと(株)リバネスが発足させた “次世代水素教育プロジェクト” は、小中高校、大学の授業や、自治体主催の環境イベントで、そしてHondaのファン感謝イベントで、未来を担う次世代に水素エネルギーの原体験を提供し、共に未来を考えようという活動です。たった3人でスタートしたこのプロジェクトが、着実な成果を挙げながらどのように進化してきたのか、その足跡をたどります。

“Enjoy Honda 2018 HSR九州” の中で開催された「水素実験教室」。

ホンダセーフティー&ライディングプラザ九州で開催された “Enjoy Honda 2018 HSR九州”
ホンダセーフティー&ライディングプラザ九州で開催された “Enjoy Honda 2018 HSR九州”
  • 水素実験教室は「なぜなに!ワクワク、エネルギー教室」の中で行われた。

    水素実験教室は「なぜなに!ワクワク、エネルギー教室」の中で行われた。

  • 面白く優しく、子どもたちに水素エネルギーについて教える博士。

    面白く優しく、子どもたちに水素エネルギーについて教える博士。

  • 博士の指導のもと、子どもたちはFCVミニカーを組み立てていく。

    博士の指導のもと、子どもたちはFCVミニカーを組み立てていく。

  • 注射器に水素を充填してFCVミニカーにセット。注射器を押しこめば走り出す。

    注射器に水素を充填してFCVミニカーにセット。注射器を押しこめば走り出す。

 2018年3月31日と4月1日、Honda熊本製作所に隣接するホンダセーフティー&ライディングプラザ九州で、毎年恒例のファン感謝イベント “Enjoy Honda 2018 HSR九州” が開催されました。
 「見て、遊んで、体感できる」をキャッチフレーズに、広大な敷地をいっぱいに使ってバイク、クルマ、パワープロダクツの最新モデル展示や試乗、サーキットでのレーシングパフォーマンス、さらにはキッズカート体験、なりきりトライアルライダーなど大人も子どもも楽しめるプログラムが満載のビッグイベントです。

 この “Enjoy Honda” の中に、2017年からスタートした「水素実験教室」という子ども向けの新しいプログラムがあります。参加者は小学生が中心ですが、お父さんお母さんと一緒に参加する小さな子どもたちもいます。
 小型の燃料電池を搭載したFCVミニカーを組み立てて、燃料となる水素を充填して実際に走行させるまでを子ども自身の手で行う水素実験教室。子どもたちはこの実験を通じて水素というエネルギーの存在、特徴を知り、水素によって何が出来るのかを実際に体験します。
 教室がスタートすると、白衣を着た博士が登場し、実験を進めていきます。まずはスプレー缶タイプの水素ボンベを持ってその軽さを感じ、水素を手のひらに噴射させて臭いを嗅ぎ、無臭であることを確認します。次にFCVミニカーの組み立てでは、注射器タイプの水素タンクに水素を充填して超小型燃料電池と一緒にFCVミニカーにセットし、ホースでつなぎます。最後に燃料電池とモーターを電線でつなぐと組み立ては完了。バルブを開けて注射器を押しこむと燃料電池に水素が供給され、FCVミニカーはテーブルの上をスルスルと動き出します。
 自分が作ったFCVミニカーが本当に水素で走ることを目の当たりにした子どもたちは、大喜びして何度も水素を充填し、走行を繰り返します。これが子どもたちの水素エネルギー原体験となり、未来の水素エネルギー社会を担う次世代の学びの場となっているのです。
 2018年度、“Enjoy Honda” は全国各地で9回開催され、その全てで水素実験教室が実施される予定です。

石川県金沢市の星稜高等学校で行われた水素実験教室の出前授業。

  • 金沢市の星稜高等学校で行われた水素実験教室の出前授業。

    金沢市の星稜高等学校で行われた水素実験教室の出前授業。

  • 女子生徒も楽しそうに実験を進めた。

    女子生徒も楽しそうに実験を進めた。

  • FCVミニカーの組み立ては、子ども時代の模型作り感覚。

    FCVミニカーの組み立ては、子ども時代の模型作り感覚。

  • 最後は完成したFCVミニカーを並べて競走実験。

    最後は完成したFCVミニカーを並べて競走実験。

 この水素実験教室が実施されるのは “Enjoy Honda” だけではありません。自治体が主催する環境イベントでの実施のほか、高校などに出向いて出前授業方式で行う水素実験教室もあります。

 2018年2月17日、石川県金沢市にある星稜高等学校で水素実験教室の出前授業が実施されました。1年生の中から希望者約60名が理科室に集まり、Hondaスタッフが講師となってFCVミニカーの組み立てと走行実験を指導。この授業を通じて水素エネルギーの特性や活用の可能性について学習します。
 水素と酸素の化学反応で水が生成され、その際電気が発生する。これは中学校で既に習った原理ですが、気体である水素を手のひらで体感し、FCVを走らせることでエネルギーとしての活用を実感することは、高校生たちにとっても新鮮な経験。模型感覚でFCVを組み立ててそれを競走させる実験では、子ども時代の遊びを思い出して全員楽しそうな笑顔を見せます。そうした反応を見たHondaスタッフもまた、生徒たちに負けない笑顔になる。水素実験教室とはそんな授業です。