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Honda Face Top > CASE18:(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンター ニューミッドコンセプトシリーズ開発プロジェクト TECHNICAL REPORT-1

(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンター ニューミッドコンセプトシリーズ開発プロジェクト Face Top

大型FUNバイクで燃費No.1を達成した「ニューミッドコンセプトシリーズ」技術のポイント

●アイドリングを含む低回転域でのストイキオメトリック燃焼の実現
 2輪エンジンの燃費向上には、●燃焼効率の向上●内部抵抗の軽減●不必要に燃料を燃やさないなどがあり、今までも小型機種を中心に多くの試みがなされてきました。しかし今回の「ニューミッド」が大型FUNバイクで燃費No.1を達成したのは、Hondaの大型バイクでは初となる●アイドリングを含む低回転域でのストイキオメトリック燃焼の実現が大きな技術要因となっています。
●ガソリンと空気を理想的な比率で供給する
ガソリンを最も理想的な状態で燃焼させること、つまり適切な比率でガソリンと空気を供給することは、燃費の向上だけでなく排出ガスのクリーン化にも有効です。この理想的なガソリンと空気の比率をストイキオメトリー(理想空燃比)といい、理論的にはガソリン1gに対し空気14.7gとなります。「ニューミッド」のエンジンは、全ての回転域で、理想空燃比での燃焼(ストイキオメトリック燃焼)を目指しました。
従来の大型バイクの主流であったショートストロークの高回転型エンジンでは、アイドリングに近い低回転域でストイキオメトリーでの燃焼を行うと回転が安定しなくなる傾向がありました。そのためガソリンが濃い状態のセッティングが行われており、結果的に燃費の悪化を招いていました。
「ニューミッド」のエンジンは、ストロークを長くしてピークパワーも低い回転域にあります。さらに燃焼室形状やバルブタイミング等の見直しを行うことで、Hondaの大型バイク用エンジンとしては初めて、低回転域でのストイキメトリック燃焼を実現することで、大型FUNバイクで燃費No.1を達成しました。
●常用域で同クラスのバイクと同等の動力性能を保ちながら、低燃費No.1(WMTCモード※27.9km/L)を達成
 「ニューミッド」のコンセプト「低燃費No.1」に対して、具体的にはヨーロッパで用いられる燃費測定法「WMTCモード」で27.0km/L以上、という数値が目標に定められました。これを達成するため、エンジンには低フリクション(摩擦低減)化技術や軽量化技術が数多く投入されました。
※WMTCモード:欧州認定の計測に用いられるモード燃費。日本国内の認定値(60km/h定地走行)に比べ、より使用実態に近い値となります。

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