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日本地域環境責任者からのメッセージ 日本地域環境責任者からのメッセージ

Honda日本地域環境会議議長が、これまでの環境取り組みの成果を振り返り、
今後の取り組み方針、目標などについて語ります。

日本地域環境会議 議長より

日本地域環境会議 議長より 日本地域環境会議 議長より

全員参加の環境取り組みで、
カーボンフリー社会の実現をリードする存在を目指し、
皆さまの期待に応えてまいります。

本田技研工業株式会社 執行役員 日本本部長 日本地域環境会議 議長 寺谷 公良

日本Hondaがグローバル環境取り組みを先導する責務を自覚

寺谷 公良

 平素からHondaの環境取り組みに関心をお寄せ下さり、ありがとうございます。Hondaは二輪事業や四輪事業のほか、発電機・耕うん機などのライフクリエーション事業、航空機や航空機エンジン事業など、グローバルで年間約3200万人のお客様に製品をお届けしており、製品と企業活動の両面から環境負荷低減に向けた取り組みを続けております。

 2017年に策定し、Hondaが社会とともに持続的な成長を続けていくために次の方向性を示した「2030年ビジョン」で「すべての人に、“生活の可能性が拡がる喜び”を提供する」というステートメントを掲げ、環境側面ではクリーンで安全・安心な社会への取り組みとして、カーボンフリー社会の実現をリードすることを目指しています。

 社外に目を向けても、2015年の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択され、2016年に発効された地球温暖化対策を目的とする国際的枠組み「パリ協定」が世界共通の長期目標を掲げているほか、機関投資家を中心に企業の環境対策やガバナンス体制を評価するESG投資が急速に広がっており、Hondaに対する環境取り組みへの期待や注目度の高まりを感じています。

 私たちHondaは世界各地で事業を展開する企業として、地域を問わず高い水準での環境取り組みを展開する必要性を感じており、創業の地である日本Hondaがグローバル環境取り組みを先導する責務を自覚し、日々の活動を推進しています。私が議長を務める「日本地域環境会議」が主体となり、環境取り組みの方針・目標を提案し、取り組みの進捗、目標達成状況の確認などを行っています。

2018年度における環境取り組みの成果

 2018年度を振り返り、二輪、四輪、パワープロダクツの各種製品使用時の温室効果ガス排出の低減に向けた電動化を中心にした取り組み事例や生産領域を中心とした企業活動での主な環境取り組みをご紹介いたします。

 二輪車は、環境性能に優れたエンジンなどで好評をいただいているスクーター「PCX」をベースに、量産二輪車用として世界初(2018年7月時点 Honda調べ)となるハイブリッドシステムを採用した原付二種(第二種原動機付自転車)スクーター「PCX HYBRID」を9月に発売したほか、新開発の電動パワーユニットを搭載した電動二輪車「PCX ELECTRIC(エレクトリック)」のリース販売を11月に開始しました。また「PCX ELECTRIC」に搭載されているHonda Mobile Power Packを利用した電動二輪車として、「ベンリーエレクトリック」も19年3月の東京モーターサイクルショーでご紹介しており、電動化技術とガソリンエンジンのさらなる進化の両面から環境負荷低減を進めています。

 また四輪車では、2030年にグローバル販売の3分の2を電動化することを目指し、様々な電動化技術の開発と投入を進めています。7月に発売した新型プラグインハイブリッドモデル「CLARITY PHEV(クラリティ ピーエイチイーブイ)」では、電動コンポーネントの性能向上によりJC08モードでEV走行距離(充電電力使用時走行距離)114.6㎞(国土交通省審査値)を実現しました。また8月に発表しました新型「CR-V」ではSPORT HYBRID i-MMDに初めて4WDを設定し、積雪地域などより広い地域のお客様に安心してお乗りいただくための選択肢を広げました。さらに、幅広いご支持をいただいている「N-BOX(エヌボックス)」のプラットフォームを最大限に活用し、7月に発売した新型軽バン「N-VAN(エヌバン)」では商用ユースに合わせて効率性を高めたエンジンと軽量化により、クラストップレベルの低燃費を実現しました。このように、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車はもちろん、ガソリン車でも燃費を改善し、環境負荷低減を進化させた新型車を発売することができました。

  • PCX HYBRID

    世界初のハイブリッドシステムを搭載した「PCX HYBRID」

  • PCX ELECTRIC

    18年11月にリース販売を開始した「PCX ELECTRIC」

  • Honda Mobile Power Pack
  • 着脱式バッテリー
    「Honda Mobile Power Pack」
  • CLARITY PHEV

    EV走行の持続範囲を大幅に伸ばした「CLARITY PHEV」

  • CR-V

    SPORT HYBRID i-MMDに初めて4WDを設定した「CR-V」

  • N-VAN

    クラストップレベルの低燃費
    を実現した「N-VAN」

  • eGX

    bauma 2019で世界初公開した業務用作業機器向け電動パワーユニット一体型「eGX」プロトタイプ

 さらに、パワープロダクツについても、業務用作業機器用として開発中の電動パワーユニット「eGX(イージーエックス)」プロトタイプを、国際建設機械の見本市「bauma 2019(開催期間2019年4月8日~14日 場所:ドイツ・ミュンヘン 主催:メッセ・ミュンヘン) 」で世界初公開しました。汎用エンジンを使用している分野でも、先進の電動パワーユニット開発を進めることで、この分野においてもゼロエミッションパワーユニットの展開を目指しています。

Honda熊本製作所が「熱処理熱源ハイブリッド化によるエネルギー削減」で「平成30年度 省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞

Honda熊本製作所が「熱処理熱源ハイブリッド化によるエネルギー削減」で「平成30年度 省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞

Honda熊本製作所が「熱処理熱源ハイブリッド化によるエネルギー削減」で「平成30年度 省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞

Honda熊本製作所が「熱処理熱源ハイブリッド化によるエネルギー削減」で「平成30年度 省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞

 企業活動については、二輪車やパワープロダクツを生産する拠点の熊本製作所において「熱処理熱源ハイブリッド化によるエネルギー削減」で、「平成30年度省エネ大賞(省エネ事例部門、一般財団法人省エネルギーセンター主催)」で最高賞である「経済産業大臣賞(産業分野)」を受賞しました。このほか、「平成30年度 資源循環技術・システム表彰(一般社団法人産業環境管理協会主催)」でも生産技術を担当する子会社ホンダエンジニアリング株式会社が鉄スクラップを低減する技術開発により「経済産業省産業技術環境局長賞」を、リチウムイオン電池の高度リサイクルに向けた技術開発により当社と日本重化学工業株式会社の連名で「レアメタルリサイクル賞」をそれぞれ受賞しました。
 さらに発電の際にCO2を排出しない栃木県内8箇所の県営水力発電所の電気を使用することにより、電気使用に伴うCO2排出量をゼロとすることができる再生可能エネルギーを活用した「とちぎふるさと電気」を品質改革センター栃木に導入しました。そのほかの事業所でも温室効果ガスの排出量低減を着実に推進してまいりました。

製品と企業活動の両面で更なる高みを目指す2019年度

 2019年度につきましても、これまでと同様に電動化技術などを投入した製品の開発・発売と企業活動における全員参加の環境取り組みの両面から環境負荷低減に向けて、努力を続けてまいります。四輪車では今秋の東京モーターショーで世界初公開予定の新型「FIT(フィット)」から現在、中・大型モデルに対応しているSPORT HYBRID i-MMDに、新たに小型車向けのシステムを採用します。二輪車では、国内の同業3社とコンソーシアムを創設し、電動二輪車用交換式バッテリーについての協働を始めました。企業活動においても、研究開発子会社である株式会社本田技術研究所のオートモービルセンターに設置された大型蓄電池を活用し、電力会社と連携して再生可能エネルギーの利用拡大に貢献するため、太陽光発電で生じたその場で使いきることや電力網に流すことが難しい余剰電力を蓄電池に受け入れる実証実験を始めています。今年度も日本地域のHonda全体としてカーボンフリー社会の実現をリードする存在を目指して努力を続け、皆さまの期待に応えてまいります。引き続きのご理解、ご支援をお願い申し上げます。

充電電力使用時走行距離は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じてEV走行距離は大きく異なります。バッテリー残量やエアコンの作動状況などによってはEV走行ができない場合もございます。