日本地域環境責任者からのメッセージ 日本地域環境責任者からのメッセージ

Honda日本地域環境会議議長が、これまでの環境取り組みの成果を振り返り、
今後の取り組み方針、目標などについて語ります。

日本地域環境会議 議長より

日本地域環境会議 議長より 日本地域環境会議 議長より

環境負荷ゼロの循環型社会実現に向けて、
全員参加の環境取り組みで達成への道筋を描いていきます。

本田技研工業株式会社 執行役常務 日本本部長 
日本地域環境会議議長 安部 典明

新型コロナウイルス感染症の早期収束を祈念しています

安部 典明 安部 典明

 新型コロナウイルス感染症により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方々、ご関係の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また今年の梅雨から夏にかけても、各地で集中豪雨や台風などの災害が相次ぎました。被害に遭われた皆さまに合わせてお見舞い申し上げます。地球温暖化が進展すると気象災害のリスクは更に高まると予想されており、近年の気象災害に関する報道に接するたびに、日本Hondaの環境取り組みをけん引する役割の重さを感じています。

 私どもHondaグループでは、長年にわたり積み重ねてきた技術や製品供給を通じた知見を活かして、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染防止に向けた支援活動を世界各地で続けています。私が本部長を務めます日本地域では、感染者を搬送するための車両(仕立て車)を各地の自治体に提供しております。

運転席と後部座席に仕切りを設けた感染者搬送車両 運転席と後部座席に仕切りを設けた感染者搬送車両

運転席と後部座席に仕切りを設けた
感染者搬送車両

環境負荷ゼロ社会の実現に向けた日本地域の取り組み姿勢

 日ごろからHondaの環境取り組みにご関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
 2021年度に入り、グローバル方針として、「地球上で人々が持続的に生活して行くため、『環境負荷ゼロ』の循環型社会の実現を目指すこと」を掲げました。
 「カーボンニュートラル」、「クリーンエネルギー」、「リソースサーキュレーション」、この3つを1つのコンセプトにまとめた「Triple Action to ZERO」として取り組みます。

 創業の地である日本地域がグローバルを先導する責任感を持ち、私が議長を務める「日本地域環境会議」が主体となり、この大きな目標を実現するための具体的な取り組みを検討しております。

Triple Action to ZERO Triple Action to ZERO
カーボンニュートラル 2050年 カーボンニュートラル 2050年

環境ポスターで従業員への
啓発活動を実施

 この取り組みは、単一の部門で実現できるものではなく、日本Hondaで働くすべての従業員が自分ごとの課題として、日々の仕事を見つめなおすことが必要です。環境負荷ゼロの循環型社会実現に向けた意識づけのため、「皆で取り組もう!カーボンニュートラル2050年」のポスターを各事業所に掲出し、長期的な視野でそれぞれの業務に向き合うことを呼びかけています。

2020年度の各製品ごとの具体例

 2020年度を振り返り、製品と企業活動における環境取り組みの一例をご紹介します。製品各分野で電動化技術の積極的な投入を進めたほか、Hondaが得意とするエンジンの燃費性能向上にも引き続き取り組み、電動化技術とエンジン性能の両面から進化を続けています。

  • PCX e:HEV PCX e:HEV

    PCX e:HEV

Honda e: ビジネスバイク(BENLY e:Ⅰプロ、GYRO e:、GYRO CANOPY e:)シリーズ Honda e: ビジネスバイク(BENLY e:Ⅰプロ、GYRO e:、GYRO CANOPY e:)シリーズ

Honda e: ビジネスバイク
(BENLY e:Ⅰプロ、GYRO e:、GYRO CANOPY e:)シリーズ

  • CLARITY FUEL CELL CLARITY FUEL CELL

    CLARITY FUEL CELL

  • Honda e Honda e

    Honda e

  • LiB-AID E500 for Work LiB-AID E500 for Work

    LiB-AID E500 for Work

  • iGX800 iGX800

    iGX800

 二輪では、スタイリッシュな外観と環境性能に優れたエンジンなどで好評を得ているスクーター「PCX」シリーズのフルモデルチェンジにあわせて、ハイブリッドシステム搭載車も「PCX e:HEV」として、同時発売しました。

 また、ビジネス用電動三輪スクーターの市販予定車として「GYRO e:」と「GYRO CANOPY e:」を発表しました。20年4月から販売している「BENLY e:シリーズ」と合わせて、「Honda e:ビジネスバイクシリーズ」として展開していきます。

 四輪では、6月に燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」の個人のお客様向けリースを開始したほか、新型電気自動車「Honda e」を発売しました。「Honda e」は日本国内のお客様に向けては、初めての量産型電気自動車になります。

 ライフクリエーションでは、蓄電器「LiB-AID E500 for Work」を発売し、電気保安工事や保守点検など室内の業務用途に特化した持ち運び可能な軽量小型電源というニーズに対応しました。エンジン技術に関しても、パワープロダクツにおいて優れた燃費性能と高い作業効率を兼ね備えた汎用エンジン「iGX」シリーズに高出力のFI(電子制御燃料噴射)システム搭載モデルを追加し、日本国内の各種作業機械メーカーからの受注を開始しました。

2020年度の企業活動での具体例

 企業活動では、災害時の電力確保を目指し、移動式発電・給電システム「Moving e(ムービングイー)」を構築して、いつでも・どこでも電気を届ける実証実験を、トヨタ自動車株式会社と共同で実施しました。
 Moving eは大容量水素を搭載するトヨタの燃料電池バスと、Hondaの可搬型外部給電器・可搬型バッテリーを組み合わせたものです。
詳しくはプレスリリースをご覧ください

Moving e(ムービングイー)

Moving e(ムービングイー)

 2050年の目標達成に向けては、解決しなければならない課題が多くありますが、目指す姿を共有し、チャレンジを進めていきます。

 環境負荷ゼロの循環型社会実現に向けて、大きな転換点に立っており、「全員参加の環境取り組み」を起点として、Triple Action to ZEROの道筋を着実に描いてまいります。