HONDA The Power of Dreams

2013年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラを卒業し、スカラーシップ獲得。翌年にフォーミュラ4 FCクラスでチャンピオンとなりました。15年に全日本F3選手権でランキング4位となると、16年からはF1世界選手権への登竜門とされるGP3シリーズに参戦。開幕戦スペインのレース1で、いきなり3位表彰台に登壇しポテンシャルの高さを世界に見せつけました。その後は第8戦マレーシアのレース2で2位、最終戦アラブ首長国連邦のレース2で3位と存在感を発揮し、ランキング7位でGP3初年度を終えました。17年もGP3シリーズに継続参戦。開幕戦レース1での勝利をはじめ、全15レース中6度の表彰台を獲得して、シリーズランキング3位と躍進しました。18年は、F1直下のカテゴリーに位置するFIA F2選手権にステップアップを果たすとともに、全日本スーパーフォーミュラ選手権にも挑戦しました。FIA F2 第8戦ハンガリーのレース2で、自己最高位の6位入賞。全日本スーパーフォーミュラ選手権のデビュー戦となった開幕戦鈴鹿サーキットでは、予選2番手を獲得するなど活躍をみせました。

2019年、全日本スーパーフォーミュラ選手権。第2戦オートポリスでは予選3番手から決勝に臨み、セーフティカーのタイミングでミディアムタイヤをソフトタイヤに交換する作戦で5位に入賞し、初の選手権ポイントを獲得しました。第3戦スポーツランドSUGOでも、第2戦に続いての5位入賞を果たしました。第5戦ツインリンクもてぎでは、気温が37℃に達する酷暑の決勝レースに予選3番手から臨み、5位でチェッカーフラッグを受けました。