全国大会2019 レポート&リザルト

大会概要

大会名称
本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2019 第39回 全国大会
開催日
2019年9月28日(土)練習走行/9月29日(日)決勝
会場
ツインリンクもてぎ 「スーパースピードウェイ」
燃料密度
0.745( 2019年9月29日(日)午前7時00分時点)
天候
天気:くもり 気温:23.0℃( 2019年9月29日(日)午前7時00分時点)

“本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2019 第39回 全国大会”は、2019年9月28日(土)、29日(日)の2日間、栃木県「ツインリンクもてぎ」にて開催いたしました。
本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか?」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。

全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。
今大会には、海外から、中国、タイ、韓国の3カ国9チームを含む、合計で332チームがエントリー。

今年は332チームがエントリー!燃費の記録に挑戦しました。

開会式の選手宣誓は、静岡県立科学技術高等学校の阿部 光希さん。

八郷 隆弘 大会会長のフラッグで競技スタート。

スーパースピードウェイにて決勝を実施!!

決勝日は、午前8時より開会式が行われ、八郷 隆弘大会会長の開会宣言で本大会の幕が開けました。
開会式では、グループⅠの中学生クラス・学校法人 芝学園、グループⅡの高校生クラス・千葉県立下総高等学校による優勝旗返還に続き、静岡県立科学技術高等学校の阿部 光希さんが、参加者を代表して力強く選手宣誓を行いました。

グループⅠで優勝。芝学園技術工作部2号車

グループⅡで優勝。千葉県立下総高等学校自動車部A

最優秀賞 本田宗一郎杯は
グループIV「富士エコラン・チーム白糸」が受賞!!

副賞の栃木県産ゆずを使用した「ゆずっぺ」

グループⅠの中学生クラスには合計24チームがエントリー。「芝学園技術工作部2号車」が811.856km/lの記録で優勝し2連覇。
2位には、「あきる野市立東中学校 チームA」が720.798km/lの記録で続きました。

グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い137チームがエントリー。
優勝は、2,216.028km/lを記録した「千葉県立下総高等学校自動車部A」で、大会5連覇を果たしました。2位にも「千葉県立下総高等学校自動車部B」が2,127.232km/lで入賞し、大会上位を独占しました。

グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは、「長野高専 Reginetta」が1,764.496km/lの記録で優勝しました。

グループIVの一般クラスは昨年に続き「富士エコラン・チーム白糸」が2,466.730km/lの記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる“最優秀賞本田宗一郎杯”を受賞しました。

ニューチャレンジクラスは、タイから参加の「NAYHOITHAMIN」が2,048.710km/lの記録で優勝。

2人乗りクラスは、「富士エコラン・チーム令和」が844.340km/lの記録で優勝。

二輪車クラスは、「YTC 散るんじゃねえぞ!!」が345.386km/lの記録で優勝を獲得しました。

また、デザイン賞としてグループⅡ高校生クラスから「千葉県立下総高等学校自動車部A」が選ばれ、「空気の流れがスムーズに見える美しい車体であり、カラーリングが鮮やかである」という点で高く評価されました。

初参加チームの中で最も記録の良いチームに送られる新人賞には、グループⅡの高校生クラスから「都立総合工科高校成城GARAGE」が選ばれました。残念ながらグループⅠの中学生クラスからは該当なしとなりました。

また、昨年から最も記録を伸ばしたチームへ送られる「ステップアップ賞」には、グループⅠ中学生クラスから「篠ノ井西中学校Curiosity」は+158.142km/l、グループⅡ高校生クラスから「浜松城北工業高校 省エネ研究部A」は+640.624km/l、グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスから「鹿児島高専NOMOチーム」が+485.616km/lで受賞。残念ながら歴代最高記録の更新はありませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第40回大会での記録更新に期待したいと思います。

EMC NEWS 2019

全国大会当日の様子を掲載したタブロイド紙「EMC NEWS 2019」。
下記をクリックすると「EMC NEWS 2019」データがダウンロード出来ます。(約5MB)

  • EMC NEWS 2019

集合写真データ

下記をクリックすると集合写真データがダウンロード出来ます。

  • 集合写真1

全国大会リザルト

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2019 第39回 全国大会 各グループリザルト

※本田技研工業株式会社ホームページ内 リリースページはこちら
URL:https://www.honda.co.jp/motorsports/topics/2019/emc/

各クラス優勝チーム

グループI (中学生クラス)

ゼッケン 20
チーム名 芝学園技術工作部2号車
記  録 811.856km/l

グループII (高校生クラス)

ゼッケン 129
チーム名 千葉県立下総高等学校自動車部A
記  録 2,216.028km/l

グループIII (大学・短大・高専・専門学校生クラス)

ゼッケン 361
チーム名 長野高専 Reginetta
記  録 1,764.496km/l

グループIV (一般クラス)
 

ゼッケン 441
チーム名 富士エコラン・チーム白糸
記  録 2,466.730km/l

ニューチャレンジクラス

ゼッケン 507
チーム名 NAYHOITHAMIN
記  録 2,048.710km/l

2人乗りクラス

ゼッケン 607
チーム名 富士エコラン・チーム令和
記  録 844.340km/l

二輪車クラス

ゼッケン 711
チーム名 YTC 散るんじゃねえぞ!!
記  録 345.386km/l

特別賞受賞チーム

最優秀賞 本田宗一郎杯

グループ グループIV
ゼッケン 441
チーム名 富士エコラン・チーム白糸
記  録 2,466.730km/l
【選考基準】
今大会最高燃費記録を達成したチーム

デザイン賞

グループ グループⅡ
ゼッケン 129
チーム名 千葉県立下総高等学校自動車部A
【選考理由】
「空気の流れがスムーズに見える美しい車体であり、カラーリングが鮮やかである」という点で高く評価されました。

グループⅡ 新人賞

グループ グループⅡ
ゼッケン 169
チーム名 都立総合工科高校成城GARAGE
記  録 460.766km/l
【選考基準】
初参加チームの中で、最高燃費記録を達成したチーム
※グループI・グループIIのみ

グループⅠ ステップアップ賞

グループ グループI
ゼッケン 12
チーム名 篠ノ井西中学校Curiosity
 
記  録 393.500km/l
(+158.142km/l)
【選考基準】
昨年の全国大会の記録から最も記録が伸びたチーム ※グループI・グループII・グループIII のみ

グループⅡ ステップアップ賞

グループ グループII
ゼッケン 192
チーム名 浜松城北工業高校 省エネ研究部A
記  録 1,296.211km/l
(+640.624 km/l)
【選考基準】
昨年の全国大会の記録から最も記録が伸びたチーム ※グループI・グループII・グループIII のみ

グループIII ステップアップ賞

グループ グループIII
ゼッケン 314
チーム名 鹿児島高専NOMOチーム
記  録 775.258km/l
(+485.616km/l)
【選考基準】
昨年の全国大会の記録から最も記録が伸びたチーム ※グループI・グループII・グループIII のみ