全国大会2014 レポート&リザルト

大会概要

"本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2014 第34回 全国大会"は、2014年9月27日（土）、28日（日）の2日間、栃木県ツインリンクもてぎにて開催いたしました。練習走行日の27日、決勝日の28日の両日とも天候に恵まれ、特に28日は快晴となりましたが、気温が上昇し、燃費を競う環境としては厳しい状況になりました。今年から、ＦＩシステムを使用する車両に対し、統一のエアー加圧式ダイヤフラムポンプの使用を規則化し、市販車クラスにおいては、改造可能範囲を広げ、「二輪車クラス」と名称を変更、新たなクラスを新設いたしました。本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか？」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。今年は全389チームが参加し、内34チームが初参加となりました。海外からは、中国、タイ、ベトナムの3カ国から5チームがニューチャレンジクラスに参加し、タイチームが優勝、続いて中国チームが入賞するなど、国際色豊かな大会となりました。

今年は389チームが参加！燃費の記録に挑戦しました。

開会式の選手宣誓は、福島県立福島工業高等学校の権藤 大地さん。

伊東 孝紳大会名誉会長のフラッグで競技スタート。

天候にも恵まれ大会日和となりました。

決勝日は、午前8時より開会式が行われ、吉田正弘大会会長の開会宣言で本大会の幕が開けました。開会式では、グループⅠの中学生クラス・東京都市大学付属中学校、グループⅡの高校生クラス・埼玉県立川口工業高等学校による優勝旗返還に続き、福島県立福島工業高等学校の権藤 大地さんが、参加者を代表して力強く選手宣誓を行いました。

グループⅠで優勝。東京都市大付属中学校。

グループⅡで優勝。埼玉県立進修館高等高校。

最最優秀賞 本田宗一郎杯はグループⅣ「水曜クラブ」が受賞！

副賞の栃木県産ゆずを使用した「ゆずっぺ」

グループⅠの中学生クラスには合計30チームがエントリー。「東京都市大付属中高自動車部中学A」が896.906km/lの記録で昨年に引き続き優勝。2位には、長野県から参加の「信大附属長野中 Apeiron」が854.670km/lの僅差で続きました。グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い150チームがエントリー。優勝は、「埼玉県立進修館高校 機械研究部B」で、記録は1721.259km/lでした。2位にも、「埼玉県立進修館高校 機械研究部A」が入賞し、1位2位を独占しました。グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは、石川県から参加の「KIT夢考房エコランPJ」が、2074.190km/lの記録で優勝し、大会4年連覇を達成しました。
グループⅣの一般クラスは、「水曜クラブ」が2503.332km/lの記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる“最優秀賞 本田宗一郎杯”を受賞しました。ニューチャレンジクラスは、タイから参加の「 PANJAVIDHYA 」が2127.833 km/lの記録で優勝しました。2人乗りクラスは、「栃木県立矢板高等学校 C」が759.591 km/lで優勝。二輪車クラスは、「埼玉自動車大学校エコOB会」が364.261 km/lの記録で優勝を獲得し、大会2連覇となりました。

また、特別賞はグループⅣの一般クラスから「あぶらっ子」が選ばれ、斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインで高く評価され、デザイン賞が贈られました。新人賞には、グループⅠの中学生クラスから「横浜市立希望が丘中学校 技術部A」とグループⅡの高校生クラスから「関商工高校エコランプロジェクトⅡ」が選ばれ、賞が贈られました。残念ながらHonda エコ マイレッジ チャレンジ賞は選出されませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第35回大会での記録更新に期待したいと思います。

全国大会リザルト

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2014 第34回 全国大会 各グループリザルト

• グループI 中学生クラス(168KB)
• グループII 高校生クラス(299KB)
• グループIII 大学・短大・高専・専門学校生クラス(233KB)
• グループIV 一般クラス(184KB)
• グループNC ニューチャレンジクラス(143KB)
• 2人乗りクラス(143KB)
• 二輪車クラス(197KB)

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各クラス優勝チーム

特別賞受賞チーム

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