全国大会2012 レポート&リザルト

大会概要

"本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2012 第32回 全国大会"は、2012年9月15日（土）、16日（日）の2日間、栃木県ツインリンクもてぎにて開催いたしました。練習走行日の15日には昼過ぎに突然の大雨、16日の決勝日には昼前に気温が30℃を超え、午後には一時小雨が降るなど、天候が目まぐるしく変化する2日間となりました。本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか？」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。今年は全３９６チームが参加し、内37チームが初参加となりました。海外からは、中国、タイ、ベトナムの3カ国から昨年より2チーム多い6チームがニューチャレンジクラスに参加し、中国チームとタイチームが入賞するなど、国際色豊かな大会となりました。

今年は396チームが参加！燃費の記録に挑戦しました。

開会式の選手宣誓は、東京都立町田工業高等学校 木嶋 晴希さん。

吉田 正弘大会会長のフラッグで競技スタート。

天候の変化が目まぐるしい中での競技でした。

決勝日は、午前8時より開会式が行われ、吉田正弘大会会長の開会宣言で本大会の幕が開けました。開会式では、グループⅠの中学生クラス・川崎市立宮前平中学校、グループⅡの高校生クラス・千葉県立下総高等学校による優勝旗返還に続き、東京都立町田工業高等学校の木嶋晴希さんが、参加者を代表して力強く選手宣誓を行いました。

グループⅠで優勝。長野市立篠ノ井西中学校。

グループⅡで2連覇。千葉県立下総高等学校。

最優秀賞 本田宗一郎杯はグループⅣ 「水曜クラブ」が受賞！

副賞の栃木県産ゆずを使用した「ゆずっぺ」

グループⅠの中学生クラスには合計24チームがエントリー。長野県から参加した「篠ノ井西中 Evolution」が1,031.167km/lの記録で優勝。前回優勝校の「川崎市立宮前平中学校Aチーム」は1019.005km/lの記録で惜しくも2位でした。
グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い147チームがエントリー。優勝は、「千葉県立下総高等学校自動車部A」が2067.621km/lの記録で2連覇を達成。グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは、石川県から参加の「KIT夢考房」が、2009.233km/lで2連覇を達成。グループⅣの一般クラスは、「水曜クラブ」が3242.784km/lの歴代3位となる好記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる"最優秀賞 本田宗一郎杯"を受賞しました。前回、大会新記録を樹立した「チームファイアボール」は3位で、記録は2601.201km/lでした。ニューチャレンジクラスは、「矢板高校機械技術研究部OB」が、1944.628km/lの記録で昨年に続き優勝。2人乗りクラスは、「矢板高校機械技術研究部C」が861.132km/lで昨年に続き優勝。市販車クラスは、「Little Cubs」が335.011km/lの記録で優勝を獲得しました。

また、特別賞はグループⅣの一般クラスから「チーム・メカチック」が選ばれ、斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインで高く評価され、デザイン賞が贈られました。新人賞には、グループⅠの中学生クラスから「信大附属長野中teamアペイロン」とグループⅡの高校生クラスから「学法福島エコラン研究部」が選ばれ、賞が贈られました。残念ながらHonda エコ マイレッジ チャレンジ賞は選出されませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第33回大会での記録更新に期待したいと思います。

全国大会リザルト

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2012 第32回 全国大会 各グループリザルト

• グループI 中学生クラス(86KB)
• グループII 高校生クラス(217KB)
• グループIII 大学・短大・高専・専門学校生クラス(2.2MB)
• グループIV 一般クラス(119KB)
• グループNC ニューチャレンジクラス(74KB)
• 2人乗りクラス(66KB)
• 市販車クラス(123KB)

各クラス優勝チーム

特別賞受賞チーム

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