- 監修:川上博司
- 親子のミニチュアダックスフントを3頭飼っている愛犬家カメラマン。
ペットや人物、フード写真や商品写真、ライブ撮影など、様々なジャンルの写真を書籍や雑誌、広告、WEBサイト向けに撮影している。スマホや、ミラーレス、一眼レフを使う初心者向けから、セミプロカメラマン向けなど、幅広い写真愛好家に向けての解りやすいフォトレッスンも開催中。
Instagramでいいね!が
もらえる「可愛いわんこ」
の撮り方!
うちの子も、Instagramに可愛くアップしたいという方、多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つ撮影のコツをカメラマンの川上さんにうかがいました。
まずは、撮影テクニックからみていきましょう。
カメラの高さを
わんこの目線と同じに
液晶画面を見ながら撮影できるスマホやデジカメなら、思い切ってわんこの目線と同じ高さまでカメラを下げてみましょう。また、時にはわんこを下から撮影するような大胆な構図での撮影にも挑戦してみましょう。普段とは違う表情が撮影できちゃうかも。
動き回るわんこを
じっとさせたい時は…
わんこの止まっている姿を撮影できない…そんな時は、ちょっとの間だけイスの上などにいてもらいましょう。
ただし、ひとりで撮影しているとわんこが飼い主さんめがけて飛び降りてくることも。できるだけカメラマンとわんこの目線をひきつける係とのふたりで撮影しましょう。
動いているわんこをブレずに
撮影するためのポイントを3つご紹介。
- まずは、動き回るわんこをカメラで追いかけすぎないこと。カメラブレを起こしてしまいます。
- スマホで撮影する場合は、両手でしっかりと固定し、撮影ボタンは優しく押してなるべく揺れないようにしましょう。
- 少し広い範囲が撮れるようにカメラを構え、撮影範囲にわんこが入ってきたら、カメラを動かさないように撮影してみましょう。
わんこの毛並みを
ふわっと撮影したいなら
明るいところでもフラッシュを使うテクニックがオススメ。
フラッシュを光らせて、カメラ側から暗く見える部分に光をプラスすることで逆光補正効果が出せますよ。
加工とフィード作りがポイント!
Instagramのテクニック
次に、Instagramにアップする際のポイントをご紹介。
Instagramの良さは写真の加工が簡単にできるところにもあるんですよ。
その中でも特に、Instagramの編集機能の中の『チルトシフト』という効果がオススメ!
この機能は、スマホで撮影した写真でも背景を大きくぼかして主役のわんこを引き立てることができます。使い方は、Instagramに写真をアップする加工画面で、下の方にある『フィルター』の右横にある『編集』を押し、左にスクロールし『チルトシフト』を押します。円形または直線のどちらかを選びましょう。円形だと中心部分以外がぼやけ、直線だと上下部分がぼやけます。
Instagramの
フィード
作りにも
ポイントがある!
まず、アップ後のフィードをイメージして、フィルターは統一しましょう。
どのフィルターに統一するかは、優しい雰囲気のフィードにしたい、くっきり鮮やかな印象にしたい、など自分の好みに合わせて選択しましょう。次にフィードが横に3枚並ぶ特性を活かし、3枚ずつ連続写真のように背景やシチュエーションに統一感のある写真を投稿してみましょう。また、6枚や9枚の統一した写真を載せると、フィードを見た際のインパクトが大きくなりますよ。さらにわんこだけでなく、人や小物なども写っている写真もアップするとバランスが整いますよ。
そのほかにも、写真の明るさ、コントラスト、彩度など を簡単に調整することも可能。
例えば、わんこがハッキリ写っていない場合はコントラストを上げてくっきりさせてみましょう。
また、彩度を上げると、より鮮やかな写真にすることができますので、背景や小物などがカラフルな場合に使ってみてくださいね。
いろいろと試して自分のわんこがいちばん可愛く見えて、いいね!がたくさん付く写真をInstagramに投稿していきましょう!