Hello,
New Face!
#Designer’s
Story 2020

2020年4月に社会人としてのキャリアを
スタートした新人デザイナーたち。
新型コロナの感染予防による在宅勤務など、
様々な制約がある中で挑んだ
グリーティングカードプロジェクト」を
通じて、発見、悩み、戸惑い、喜びを
感じながら歩んだ彼らの成長を追う
振り返りインタビュー。

集合zoom写真

今回オンラインインタビューで
久しぶりに同期が全員集合
一列目:芦口 瑞歩、石崎 颯麿、石井 健斗、村上 貴弘
二列目:澤村 崇太郎、白江 拓人、神谷 啓士郎、二木 優
三列目:山田 浩史、大平 晃嗣

#初めての在宅勤務

入社とともに在宅勤務がスタートし、戸惑いも多かったかと思います。どのような思いで取り組みましたか?

石崎僕たちにとって在宅で新人研修を受けるのも「初」で、講師の方々もオンラインで教えるのも「初」という状況でした。最初はやっぱりぎこちなくて、ただでさえ新しいことだらけなのに、リモートでの吸収の仕方とかそういったものも模索しながら進んでいきました。大変でしたけど、その中でも得られることや考えさせられることもあったし、在宅での研修も意味がありましたね。

村上そうそう。在宅と出社を両方経験してすごいギャップを感じました。リアルの経験の価値がより実感できたんですよね。やっぱり人と会って目を合わせて話して、実際に物を見て触って作るっていうことが大事なのかなって。これから在宅勤務が増えるかもしれないので、最初にこの違いを体感できたのは自分たちにとって強みですね。

山田ギャップというか、僕、リモート会議は要点だけになりがちだなって感じて。最初はコミュニケーション方法を模索してましたね。同期と仕事する機会があって、1日電話をつなぎっぱなしにしてみたり。先輩たちとの打ち合わせでも、仕事と関係ない話を意識的に差し込むようにしてましたね。もちろん仕事の内容も聞きますよ(笑)この先輩ってどういう人なんだろうって、人となりを知ることで仕事が円滑になったりするじゃないですか。(一同:うんうん)

大平部門によって全然働き方ちがうみたいですね。僕の部門だとあまり在宅勤務がなくて、まだまだリモート会議もぎこちないです。今このインタビューも全然操作が慣れてないのがバレてると思いますけど(笑)

石崎 颯麿さん 村上 貴弘さん
山田 浩史さん

石崎 颯麿 / いしざき そうま(左上)
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

村上 貴弘 / むらかみ たかひろ(右上)
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

山田 浩史 / やまだ ひろし(下)
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

#事前準備と質問攻めの進捗会議

今回のプロジェクトでは、みなさんが率先して進捗会議を開いて確認してもらうなどしていたとのことですが、やってみてどうでしたか?

村上進捗会議はリモートでやってたんですけど、大人数のオンライン会議は、誰かがしゃべってたら割って入りにくいじゃないですか。

石崎うん、あるよねそれ。

村上だから、限られた時間の中で自分のターンが回ってきたときに説明できるよう、事前準備を徹底してましたね。実際だとサッと紙やホワイトボードに描いて補足するとかできるんですけど、それができない環境でどう凝縮して話すか考えておかなきゃいけないのが一番難しかったですね。

石崎そう、僕も、目の前にいればタイミングを見て話せるんだけど、質問するタイミングが掴めなくて時間を無駄にしたことが何度かあって。こんなこと聞くために声かけると失礼になるんじゃないかな…とか思っちゃって。とりあえず、メモ帳に自分が思ったことをすぐに書き留めてました。やってる最中に思ったことって結構忘れてしまうので、流れていかないようにメモして、限られた時間でなるべくまとめて聞いてました。

石崎 颯麿さん 村上 貴弘さん 山田 浩史さん

石崎 颯麿 / いしざき そうま
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

村上 貴弘 / むらかみ たかひろ
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

山田 浩史 / やまだ ひろし
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

支え合った同期の存在

#支え合った同期の存在

社会人になったばかり、しかも慣れない環境の中で、同期はどういった存在でしたか?

白江僕は配属先の部門に同期がいなくてどんな人がいるか分からなかったし、プロジェクトのスタート前はすごく不安でした(笑)実際始まってみるとグループワークがあって、同期と一緒に助け合ったり、同じ目標に向かって高め合ったりしているうちに自然と仲良くなりました。悩んだり不安があっても同期がいたおかげで前向きな気持ちになれて、同期の存在は大きかったですね。

澤村僕のグリーティングカードが作れたのは実は同期のおかげなんです。僕は立体物を作れる強みを活かして「車やバイクのおもちゃみたいな木製のスケールモデルを作って、その写真を使おう」と考えたんですけど、写真の画像補正ソフトを今まで使ったことなくて。同期がほとんどやってくれました(笑)

芦口ホント感謝してほしいー!(一同:笑)

山田同期とは助け合いもそうだけど、傷の舐め合いもあったね(笑)グリーティングカードプロジェクトではないですが、在宅勤務の始業・終業の時間を記録するオンライン打刻というのがあって、最初のころは全然慣れなくてミスが多くて上司からの電話があり…。一人で抱えると落ち込んでしまうので、同期に言ってちょっと笑い話にできて心が救われてました。あ、もちろん反省もしてます。(一同:笑)

二木みんなスタートが同じなんで、分かち合える仲間でした。寮に引っ越してきたタイミングが緊急事態宣言のときで、不安とかも相談できたので心強かったです。プライベートでも同期と遊ぶことが多くなって、仕事もプライベートも分かち合う仲ですね。

支え合った同期の存在
先輩の存在

#ときには厳しく、そして優しい先輩の存在

研修や実務などに取り組む中で、みなさんにとって会社の先輩はどういった存在でしたか?

神谷先輩っていうと大学のときだと2、3歳上ですけど、会社だと年齢がひと回りふた回り離れてる人もいるじゃないですか。そんな方々の経験を通した言葉の重みはすごく感じました。その後の仕事に対してもアドバイスしてもらえるので、日々学びですね。

澤村僕は、部門の先輩の1人に、Hondaのことやそれ以外のこととか、何でも親身になって相談に乗ってくれる方がいて。その人をどれだけ早く追い越せるかって考えながら仕事しています。その先輩が一年目のときにやっていたことよりもいい仕事する!と自分の道標になるような存在です。

芦口仕事を通してお世話になってたり目標になるのはもちろんですけど、私が本当に嬉しかったのが、部門の先輩方が、配属初日にプチ入社式をやってくださったことです。そのとき、室長から小さな賞状と、私たちに向けたお話をいただいて、入社した実感や社会人のスタートの場を作っていただいたんですよ。こういった思いのある会社に入れて本当によかったと思いました。

先輩の存在
デザインセンターのセレクション1 デザインセンターのセレクション2

#初プレゼンとデザインセンターのセレクション

自分が作り上げた作品を室長の方々にプレゼンをして、評価・選定を受ける「セレクション」は、みなさんにとってどういった場になりましたか?

石井セレクションはオンラインじゃなくて実際に開催されて、僕も含め久しぶりの人前でのプレゼンでした。室長の方々のリアルな反応を感じられて、こんな時期ですけど、実際に開催してもらって本当によかったです。あと、同期のみんなのプレゼンを見れたのもよかったです。作品の見せ方とか、プレゼンテーションでの振る舞い方が見れて刺激と勉強になりました。(一同:うんうん)

山田自分のデザインしたものが初めて世間のみなさまの手に渡るチャンスで。デザイナーじゃない人でも「いいな」って感じたり、ひと目でHondaと分かったり、グリーティングカードに込めた意味が伝わることを心がけて制作してたんですけど、その想いは実際にセレクションの場で伝えられたと思います!

澤村デザイナーのみなさんばかりの中、自分は立体物が作れるモデラーなので、その強みを活かしたら見る人に感動してもらえると思って取り組みました。写真に使った木製のスケールモデルも一緒に室長の方々に触ってもらって、みなさんモデルに夢中になってもらえたので、アピールはできた!よし!って思ってたんですけど、プレゼンをなかなか聞いてもらえなかった印象で(笑)伝え方って難しいなと思いました。

お披露目セレクション1 お披露目セレクション2
イメージ写真
プロジェクトを通じて感じたこと1 プロジェクトを通じて感じたこと2

#初めてのプロジェクトで喜怒哀楽

今回のプロジェクトで楽しかったことや、悔しかったことなどはありましたか?

石井僕、実は学生時代にHondaのグリーティングカードをもらったことがあるんですよ。

一同へぇー!

石井そのクオリティがすごくて、当時ベテランの方が作ってると思っていたので、新人のプロジェクトで作られたというのを聞いて驚きでした。また僕のもらったカードが、実は配属部門の先輩が手がけたものだったと知って運命を感じました(笑)プレッシャーじゃないですけど、「今度は自分が!」とやる気につながり、楽しく取り組むことができました。

大平僕は学生時代にプロダクトデザインを勉強していたので、今回のような平面のデザインはなかなかやる機会がなくて、新鮮ですごく楽しかったです。プロジェクトを通して、同期や先輩たちとの交流だけじゃなくて、スキルも手に入って考え方も学べて、とても楽しいプロジェクトでした。なおかつ賞もいただけて!

石崎それ、自分も言ってみたい(笑)僕は最後の最後に一票差で負けてしまったので…。でも、入社してまだ浅いですが、競い合う場はこのプロジェクトの後にも結構あって、厳しいプロの世界でガチンコ勝負が続くんだなと感じています。見せ方とか魅力の付け方とか、最後の最後で見ている人が一票入れたくなるような絵作りや表現方法の幅を学ぶきっかけになりました。

二木僕も負けてしまったのですが、セレクションを通して、こうやってよりよいものが選ばれて世に出ていくのかと、悔しいけど実際に過程を経験できてよかったですね。

村上僕も同じく…。グリーティングカードプロジェクトは「誰に」見せたいのか、「何を」伝えたいのかというのをとことん考え尽くすっていう戦いでしたね。それを制した者がものづくりで人を感動させたり、共感させたりできるんだなと改めて感じました。

初めてのプロジェクトで喜怒哀楽 初めてのプロジェクトで喜怒哀楽
社長にプレゼン

#最終ステージ!社長へ最終プレゼン

セレクションで選ばれた方々はそれから社長プレゼンに進んだということですが、印象的だったことなどはありましたか?

芦口入社したときに先輩から「社長に会う社員ってなかなかいないよ」と聞いてたんですけど、いち社員「芦口瑞穂」として、作品と一緒に社長にお会いする機会に恵まれたのが、本当に嬉しかったです。プロダクトデザインの世界では最初から最後まで一人だけで作り上げるということがないので、自分一人で手掛けた作品がHondaとして発信されることにも感動しました。

白江うんうん。僕も社長プレゼンに参加できて嬉しく思っていたのですが、その後の社長とのランチは本当にドキドキでした。ディープな話からフランクな話まで色々お話しできて。仕事で心がけていることという話題では、社長より「目標と目的を間違ってはいけない」という言葉があって、これは今仕事でも意識するようにしてます!

澤村社長へのプレゼン準備のラストスパートのときの話なんですけど。外出の申請方法や機密情報の取り扱い方などを先輩の方々に教えてもらったりして、実はその辺もかなりありがたかったです。最後は自分たち自身でいろんなことができるようになりました。

社長にプレゼン
イメージ写真
芦口 瑞歩さん 大平 晃嗣さん
石井 健斗さん

芦口 瑞歩 / あしぐち みずほ(左上)
モーターサイクルデザイン開発室
モデリングスタジオ配属

大平 晃嗣 / おおひら こうじ(右上)
モーターサイクルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

石井 健斗 / いしい けんと(下)
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

#見えてきたそれぞれのビジョン

慣れない環境を乗り越えプロジェクトを遂行したみなさん、それぞれこれからの展望を聞かせてください。

芦口コロナ禍で色々ある中でもなんとか環境に慣れようとしてたんですが、状況が状況で少ししか会社の人たちと交流できなかったり、もどかしさがあって…。でも、今回のプロジェクトで社長からの激励はモチベーションにつながりました!自分の作品がHondaとして世界中に送られる経験ができたことは、今後も大切にしていきたいです。

石井僕は、社長プレゼンのときに「お客さまのことを第一に考えてデザインする」という社長の言葉をいただいて、今後のデザイナー人生を通して体現したいと思いました。コロナ禍での研修で、限られた時間でいかにキャッチするか、管理能力だけじゃなく精神面でも学べたと感じています。

石崎Hondaのグリーティングカードを新人が作るというびっくりから始まり、まだ一年目の僕が社長や室長の方々の前でプレゼンしたり、去年の学生のころには想像できないくらい濃い日々でした。今後も自分の想像以上のことが起こせるように、スキルや能力を高めたいと思っています。

大平今では出社して自分が働く現場を見て、体感して、「これからここで仕事していくぞ!」という強い想いにつながっています。グリーティングカードプロジェクトは、同期や講師の方との交流や学ぶチャンスとなってよかったです。

集合写真 写真
神谷 啓士郎さん 澤村 崇太郎さん
白江 拓人さん 二木 優さん

神谷 啓士郎 / かみや けいしろう(左上)
モーターサイクルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

澤村 崇太郎 / さわむら そうたろう(右上)
モーターサイクルデザイン開発室
モデリングスタジオ配属

白江 拓人 / しらえ たくと(左下)
アドバンスデザイン室
FPCスタジオ配属

二木 優 / ふたき すぐる(右下)
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

芦口 瑞歩さん 大平 晃嗣さん 石井 健斗さん

芦口 瑞歩 / あしぐち みずほ
モーターサイクルデザイン開発室
モデリングスタジオ配属

大平 晃嗣 / おおひら こうじ
モーターサイクルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

石井 健斗 / いしい けんと
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

集合写真 写真

神谷自分は、プロジェクトが終わって、今は配属されたチームで自分の持っているスキルを使って体当たり勝負という感じです。仕事で役に立てているか分からない状態ですが、日々頑張っています。新たに学ばなきゃいけないことも多くて、課題意識を持ちながら取り組んでいきたいです。

澤村ここにいるみんなはデザイナーですが、僕はモデラーで、本来デザイナーが描いたものを活かして製品を成立させる役割です。今回のプロジェクトで、自分も一緒に提案しながら他の人の提案を見てデザイナーってすごいと思ったし、リスペクトする気持ちが強くなりましたね。今後の仕事でもその気持ちを持ってデザイナーの作り出したものをモデリングしていきたいです。

白江今回のプロジェクトで初めてお客さまの手に渡るものを作る経験をして、受け取る人の気持ちが一番大事だと感じました。こんな変化の大きな時期に乗り越えたということも自信につながっています。今後もお客さまの気持ちをしっかり考えて仕事していきます。

二木入社してからずっと在宅勤務で不安な状態でしたけど、自分のすべきことややりたいことを見つけて工夫する力がつきました。時代や環境に対応していくことは、ものづくりにおいても重要だと身をもって学べた期間です。今後も自分のすべきことを見つけて、順応していきます!

村上コロナ禍で誰にも会えない状況の中で、どんなインプットとアウトプットをしていかないといけないんだろうって今でも考えてます。調べたら情報がすぐ手に入ったりコミュニケーションツールの技術は上がったりしても、リアルな声を聞き、情報を集める努力と工夫を忘れないようにしていきたいです。

山田実際に人と会って話すと自分の伝えたいことを深く伝えられると思うんですが、オンラインでも同じような情報量やスムーズさで伝えるにはどうすればいいのだろうという模索や工夫ができたのは、自分を成長させることができました。今後にも活かしていきたいです。

がんばれ、Hondaの新人デザイナーたち!今後の活躍を応援しています!

デザイナーデビューを果たした彼らの作品をご覧ください。

神谷 啓士郎さん 澤村 崇太郎さん 白江 拓人さん 二木 優さん

神谷 啓士郎 / かみや けいしろう
モーターサイクルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

澤村 崇太郎 / さわむら そうたろう
モーターサイクルデザイン開発室
モデリングスタジオ配属

白江 拓人 / しらえ たくと
アドバンスデザイン室
FPCスタジオ配属

二木 優 / ふたき すぐる
オートモービルデザイン開発室
プロダクトデザインスタジオ配属

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