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デザイナーズ・トーク-Honda製品のデザインに込められたこだわり

History of Monkey モンキー誕生からフルチェンジまでの歩み

2009年、実に30年ぶりのフルモデルチェンジを迎えたモンキーが、1961年の誕生以来歩んできた道程をご紹介します。
1961年(Z100・初代モンキー) 子供たちに愛された、かわいいデザイン 初代モンキーは、1961年に東京の日野市にオープンした遊園地、「多摩テック」の遊具として誕生。
スーパーカブから流用されたOHVの50ccエンジン、赤いフレームにリジッド構造で取り付けられた5インチのホイール、白い燃料タンクカバーなどで構成された車体から放たれる、ほのぼのとした雰囲気は、「小さくてかわいい」という現在まで続くモンキーのデザインの方向性を決定づけるものになりました。
初代モンキーは、スーパーカブ譲りのエンジンを搭載。OHV仕様で、エンジン周りのシンプルさが特徴でした。
1967年(Z50M) クルマに積めるオートバイ 1964年から生産されていた輸出モデル「CZ100」から遅れること3年、1967年に国内での販売を開始した「市販版モンキー」。
「クルマに積んで出かけられる」ことを前提とし、折りたためるハンドル、横倒しになっても燃料の漏れないタンクやキャブレターなどを採用しました。モンキーのかわいらしさを引き立てる、おしゃれなチェック柄のシートは高さの調節が可能で、クルマへの積載性を向上させていました。
折りたたみ可能なシート。ハンドルの折りたたみ機構とあわせて、クルマへの積載を容易なものとしていました。
エンジンの後端に備わるサイレンサーも、ご覧の通りのシンプルさ。
モンキーのシルエットを印象づける、台形の燃料タンク。最新のモンキーのタンクも、このデザインがモチーフになっています。
1969年(Z50A) 少し大きくなりました走行安定性を高めるために、ホイールを5インチから8インチへと変更。フロントにはテレスコピック式のサスペンションを装備し、安全性を高めるために方向指示器とミラーも装着しました。これまでのモデルより少し大きくなったものの、折りたためば全長125.5cm、全幅41cm、全高67cmという超コンパクトサイズに収まり、「クルマに積めるバイク」という位置づけは変わりません。翌1970年には、フロントを取り外してクルマへの積載性を高めた「セパレート・タイプ(Z50Z)」も登場。
1970年に登場した「Z50Z」。タンクはシルバーとレッドのツートーンカラーで塗り分けられています。
当時のモンキーの広告。クルマにモンキーを積んで、出かけた先で楽しむというバイクの新しい楽しみ方を提案しています。
1974年(Z50J) モンキー、ついに独り立ち1974年に登場した「Z50J」では、クルマへの積載性よりも単独での走行性能を追求する方向へとチェンジ。リアにもサスペンションを装備することで、乗り心地や走行安定性を大幅にアップさせ、さらに荷物を積みやすいキャリアも標準装備としました。モンキーはクルマに積んでもらうだけではなく、単独でのツーリングにも使うことの出来る快適性を手にしたのです。
1978年(Z50Jz-1) 30年がんばったモンキー 1978年に登場した「Z50Jz-1」は、その後2008年まで愛され続けるという、スーパーカブにも負けないロングライフなデザインとなりました。登場から、新型へのバトンタッチまでの間、スペシャルモデルも含めて毎年いろいろなボディカラーのモンキーが登場。そのときどきの時代の色を小さなボディに写しながら、30年間元気に街を走り続けました。

燃料タンクの形状は、1978年当時、トレンドとなりつつあったティアドロップ型です。

ブラックのタンクにイエロー、オレンジ、レッドのストライプが入った1985年モデル。

落ち着いたカラーリングの1993年モデル。

爽やかで涼しげなブルーは、2001年モデル。

2003年モデルでは、ビビッドなイエローをラインアップ。

2006年モデルは、ふたたび初代を思わせる白と赤の組み合わせとなりました。

歴史の中で生まれた、モンキーの仲間たち

1978年 ゴリラ(Z50Jz-III)

「ゴリラ」は、モンキーよりも容量の大きなタンクを装備した、バリエーションモデル。モンキーの特徴であったハンドル折りたたみ機構は付いていませんが、モンキーと同様の低燃費と、大きなガソリンタンクや前後のキャリアのおかげで、ロングツーリングも安心して楽しむことができました。

1987年 モンキーR(Z50JRH)

あるときは、スーパースポーツ風のルックスをまとうことも。バックボーン式のツインチューブフレームにフロントディスクブレーキ、低い位置にセットされたセパレートハンドルなどのスポーティな装備が、これまでのモンキーとは異なる、独自の世界観を放っています。アップタイプのサイレンサーは、その後のトレンドを先読みしたかのよう。

1988年 モンキーRT(Z50JRJ-II)

こちらは、「モンキーR」をベースに、アップハンドルとリアキャリアを装着した「モンキーRT」。「モンキーR」の翌年に登場しました。

1991年 モンキー・バハ(Z50JM)

スーパースポーツの次は、本格的なオフロードモデルへと変身。デュアルヘッドライトにビビッドなカラーリング、XLR250 BAJAのイメージを色濃く反映したモデルが、この「モンキー・バハ」。小さいながらも本格的なオフロードモデルのワイルドさを併せ持つモデルとして、多くの人に愛されました。
デザインのモデルとなったのは、この「XLR250 BAJA」。高い走破性と、個性的なデュアルヘッドライトで人気のモデルでした。

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