CHAPTER 3

50年前から始まった、BFシリーズの歴史

今からちょうど50年前、BFシリーズの元祖として
1964年に発売されたGB30、71年に発売されたB45を前に
汎用機R&Dセンター 第1開発室 デザインブロック マネージャーの山岸政彦と、
同 主任研究員の大角雅之も加わり、 船外機のデザインをひもといていく。

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磯野 このGB30は、今見てもとてもいいですね。僕はこの時代を全然知らないのですが、斬新で、形状的にもスゴい綺麗。当時からHondaの船外機はデザインが良かったんだな、と身が引き締まりました。
由良 このB45は、ちょっと感動しましたよ。ほとんど漫画みたいな格好よさというか、かわいくて。
大角 B45のカバーはステッカーでなく、ブルーと白で塗り分けてあるんですよね。お金と手間をかけて、最後にクリアを吹いています。昔はオートバイのタンクなども塗り分けている時代でしたから。今だと「そんなのコスト

的にとてもできない」って言われるんですが、当時はそれができていたんですね。
由良 また、水平対向エンジンというのがいいですね。船外機の主流が、狭く細くなっていく中で、横に広がるっていうのはかえって新鮮で、とても楽しいです。
大角 水平対向はほかに聞いたことがないですね。初期の頃は、まさに汎用エンジンをそのまま流用したんでしょうけど、だんだん船外機専用エンジンも開発したんじゃないでしょうか。