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AUTOMOBILE COUNCIL2019

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2019年4月、幕張メッセで開催されたオートモビルカウンシル2019。“大人の趣味人が集う3日間の夢の街「PRECIOUS SPRING TOWN」”をコンセプトに、往年の名車と最新モデルが一堂に展示されました。多くのお客さまにご来場をいただいたHondaブースとその世界観、そしてデザインのバックグラウンドストーリーをご紹介します。

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Honda Booth ConceptHonda Booth Concept
Honda Booth Concept
シティ・デンタ・モトコンポ
Honda Booth Concept
N-VAN・クロスカブ・E500

Hondaは創業以来“人中心”の考え方のもと、「生活の可能性が広がる楽しみ」の創造を続けています。1980年代のシティ・モトコンポ・デンタと、そのタイムマシンでもある最新のN-VAN・クロスカブ・E500の紹介を通じて、脈々と受け継がれるHondaならではの考え方と世界観を展示しました。

Honda Design. Scale Model ProjectHonda Design. Scale Model Project
Honda Design. Scale Model Project
Honda Design. Scale Model Project
Honda Design. Scale Model Project

実車と共にお客さまから共感と注目を集めたのが、このシティ・モトコンポ・デンタの1/4スケールモデルです。これらは全てHondaのデザイン室で製作したモデルです。

思わず手に取りたくなる精巧な1/4スケールモデルの製作をおこなったデザイナーに話を聞きました。

Designers TalkDesigners Talk
Designers Talk

右から

寺田 浩司
デンタモデル製作

堤 裕也
モトコンポモデル製作

伊皆 夏希
シティモデル製作

石野 康治
プロジェクトリーダー

Honda製品を愛してくださるお客さまとのコミュニケーション、そして1/4スケールモデルをご覧になったお客さまの笑顔と出会えたことは、今後のモチベーションにも繋がるものとなりました。

オートモビルカウンシル2019を振り返って

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今回の展示を通じて、お客さまに伝えたかったことは何ですか?

ishino 石野

ズバリ「生活の可能性が広がる楽しみ」ですね。4輪に2輪を積んで出掛ける夢の生活。更にデンタを積めば、その楽しさは一層広がります。郊外まで車で出て、バイクを降ろしてツーリングをする、そこに発電機があれば、いろいろな可能性が生まれます。特にシティが発売された当時、車にバイクを積むという発想ができるのはHondaだけでした。現在でもそういうHondaならではの世界観を創造し続けている。それをお客さまにお伝えできる展示になったと思います。

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お客さまの反応はいかがでしたか?

ishino 伊皆

Hondaブースに入った多くのお客さまが、「シティだ!」といって嬉しそうに駆け寄って来たのです。Honda製品を愛してくださり、1/4スケールモデルに笑顔を向けるお客さまを見たとき、今後の仕事の励みになりました。

ishino

研究所のデザイン室に実車を入れた時、他の若いメンバーが楽しそうに眺めてるんです。ハンドルやシートを実際に折りたたんで、「当時はこんなことをやっていたんだ」と興奮気味に話していたり。会場でもお客さま皆さんが笑顔なんですね。すごい魅力のある製品であると共に、ブランドを築いていると改めて感じました。

ishino 寺田

会場で初めてご覧になった若いお客さまが「今このシティが欲しい」「モトコンポが欲しい」と仰る。これからもお客さまに愛していただける製品をつくり続けたいと思いました。

スケールモデルといえど相当の部品点数のため、少人数での製作はハードルが高かったです。
その企画や工程は貴重な経験でした。

スケールモデルプロジェクトから学ぶ

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オートモビルカウンシル2019」で展示された1/4スケールモデルは、Honda社内で発足した「スケールモデルプロジェクト」で製作されたものと聞きました。このプロジェクトの概要について、お聞かせください。

ishino 石野

もともとは、過去に開発された車の手描きの図面などをデジタルデータ化し、ライブラリーとして保存する目的のもとに発足されたプロジェクトでした。実車の測定、図面データの作成、スケールモデルの製作という3つをパッケージとしてやっていこうという活動です。その1つにシティがあったのです。

当初は4輪のみのプロジェクトでしたが、シティといえばモトコンポがセット。当時のCMでも、4輪と2輪による6輪生活は4と2をかけることでもっと楽しみが広がるんだ、という風に打ち出しました。シティの人気は社会現象になるほどだったのです。また同時代に発売されたパワープロダクツも生活の可能性を広げた1台でしたので、2輪とパワープロダクツのチームにも声を掛けたのです。それが今回の「オートモビルカウンシル2019」の展示につながりました。

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1980年前後に発表された製品の1/4スケールモデルを製作されてみて、どのような気付きがありましたか?

ishino

モトコンポは、唯一無二のバイクなんです。似た様なデザインのバイクは世の中に存在しないですし、折りたたみ機構といった独自の特徴がたくさんあるのです。例えばナンバープレートを照らすライセンスライトに付いたリアカバーは、手でもちやすい形状になっているのですね。ただプラスチック製のため、実際にもつと壊れてしまう恐れがある。なので、この部分は触れたときに痛くてもつことができないように、わざとギザギザに成型されているんです。このように、ユーザー目線に立って、車両を壊さないためのデザインとしての配慮などが当時から深く考えられているんだなと、勉強になりました。

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ishino 伊皆

普段やらない業務に関わることができ、多くのことを学びました。スケールモデルの製作には他の様々な室課/Grのメンバーも参加していたので、多様なメンバーとのコミュニケーションは刺激になり新鮮でした。

ishino 寺田

スケールモデルの製作にあたりデンタを分解してみたのですが、約40年前の製品とは思えないほど本当によくできていました。ユーザーが片手で持てる大きさと重さになるように、機構が隙間なくぎっしり詰め込まれているのです。しかも鉄製なのにそれほど重くない。現代なら樹脂を用いて軽量化が実現できますが、それができない時代ですからね。Hondaの製品には全て“人中心”と“M・M思想”が宿り、盛り込まれていることを実感しました。

お客さまから愛されるものは何かを一生懸命考える。
人々の気持ちを思い、デザインや機能はどうあるべきか、本質を探る気質がHondaにはあるのです。

変わらないHondaのものづくり

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寺田さんのお言葉にありました、M・M思想の概念について教えてください。

ishino 石野

「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」、すなわち「人のためのスペースは最大に/メカニズムは最小に」という意味が、M・M思想の根本的な考えです。それは1967年に発売された軽自動車N360から現代のモデルに至るまで脈々と体現されています。そもそも社内でM・M思想の教えを受けるということはありません。お客さまの気持ちになり、最大限に応えるという意識がHonda社員の根底にあります。

ishino 寺田

M・M思想は耕うん機、除雪機、発電機などのパワープロダクツの開発にも根付いていて、コンパクトにつくるという思想は基本中の基本です。

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Hondaのものづくりの精神は、世代差のある社員の中でどのように継承されているのですか?

ishino

きちんとしたカリキュラムがあるわけではないですね。しかし、知らず知らずのうちにみんな同じ意識を共有していますね。Hondaが好きだからですかね…先輩方の背中を見て育つ…のでしょうか(笑)

ishino 石野

コミュニケーションもありますね。Hondaでは「ワイガヤ」とも呼んでいますが、役職など関係なくフラットに議論ができるカルチャーが浸透しています。 若いメンバーが気軽に意見を出し合えるのはHondaの強みかもしれません。

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なるほど。社員の方ごとでそれぞれの受け止め方があるように感じられますが、みなさんはHondaのものづくりの本質をどのように解釈されていますか?

ishino 伊皆

「お客さまの気持ち」です。私は4輪のインテリア部門で人が座ったり触ったりするパーツを製作しています。お客さまがどの様な気持ちで運転したいのか…などいつも考えています。

ishino 寺田

創業者である本田宗一郎が残した「技術は人のためにある」という言葉ですね。本田宗一郎が耕うん機をつくった時、「これで農家の人たちが喜ぶぞ!」といって笑っている写真が大好きなんですよ。どんな製品もお客さまの気持ちになってつくる。その信念を常に胸に抱いています。

ishino

「技術は人のためにある」という意識が強い会社だなと感じています。生活や仕事など、あらゆる場面でHonda製品をお使い頂いているからこそ、もっと人の役に立つ愛される製品をつくりたいと思います。

ishino 石野

お客さまから愛されるためには、それを一生懸命に創造する。それに尽きると思います。

私たち Honda Design は、これからも人々の生活や暮らしに寄り添い、
「生活の可能性が広がる喜び」の創造を続けます。

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