WGP世界選手権第13戦 パシフィックGPが開催されたツインリンクもてぎで10月4日、MotoGPの殿堂入り式典が行われ、2001年に250ccクラスのシリーズ・チャンピオンを獲得するなどの功績を残した故加藤大治郎選手が殿堂入りを果たしました。式典では、MotoGP殿堂のアンヘル・ニエト、マイケル・ドゥーハン、ケニー・ロバーツらが見守るなか、DORNAのエスペレータ会長から加藤選手のお父様へ殿堂入りを記念するメダルが手渡されました。
加藤選手のお父様は「今日、みなさんに大治郎のMotoGP殿堂入りのニュースを伝えられることは大変な喜びです。ポケットバイクからレースに親んだ大治郎は、生前、自らの手で『大治郎カップ』を立上げ、モータースポーツの魅力をアピールしてきました。明日は、もてぎの大治郎シートに来る大勢の子どもたちに、最高峰のレースを見て何かを感じてもらえたらと思います。すばらしいレースを期待しています。」とスピーチし、会場から大きな拍手が贈られました。
また翌5日には、開会式前のセレモニーにおいて、加藤選手のゼッケンナンバー74番が永久欠番となることが伝えられました。
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