2019年11月15日(金)

IGTC最終戦にデイン・キャメロンがHonda Team Motulから参戦

IGTC最終戦にデイン・キャメロンがHonda Team Motulから参戦

Honda Team Motulは、ベルトラン・バゲット選手(33歳・ベルギー)、マルコ・ボナノミ選手(34歳・イタリア)に、デイン・キャメロン選手(31歳・米国)を加えた体制で11月23日に南アフリカで行われるキャラミ9時間レースに挑みます。

キャラミ9時間レースはインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)の最終戦で、世界中のトップチームが集まる、GT3マシンによるハイレベルなレースとなっています。Honda Team Motulは、2019年シーズンの第2戦、アメリカのウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われたカリフォルニア8時間レースにNSX GT3 Evoを駆って参戦。デビュー戦でポールポジションを獲得しました。

その後、7月に行われたスパ24時間レースでは、予選33番手から6位フィニッシュという猛チャージをみせ、8月の鈴鹿10時間で15位という結果を残しました。

キャラミ9時間レースでは、これまでの3戦をドライブしたバゲット選手と、鈴鹿10時間からチームに加入したボナノミ選手、そして、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのDPiクラスでチャンピオンを獲得したキャメロン選手を加えた体制で挑みます。

キャメロン選手は31歳の米国人ドライバーで、北米を代表するスポーツカードライバーの1人です。今シーズンはTeam PenskeからAcura ARX-05でエントリーし、3年ぶりとなるDPiクラスチャンピオンを獲得しました。また、NSX GT3 Evoのドライバーとしても、ブランパンGTワールドチャレンジ・アメリカに参戦。Pro-Amクラスのチームタイトル獲得に貢献するなど、すばらしいシーズンを送ってきました。

また、過去にはイギリスやアメリカでフォーミュラカーのタイトルを獲得していて、2014年にはIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのGTDクラスを制覇しています。

キャラミ9時間レースは、11月21日(木)からフリー走行が始まり、22日(金)に予選、23日(土)に決勝が行われます。

コメント

ベルトラン・バゲット
「キャラミを走るのは初めてなのでワクワクしています。低速コーナーの多い曲がりくねったサーキットなので、トラクションやブレーキの安定性に優れたNSX GT3 Evoと相性がいいと思います。ラグナ・セカでは予選からすばらしいセットアップができることを示せましたし、スパでは天候の変化に左右されないレースペースをみせられました。キャラミでの目標は、予選と決勝での速さを組み合わせて、チーム全体として誇れる結果を残すことです」

マルコ・ボナノミ
「シーズンが始まってからまだ数週間しか経っていないように思えるので、もう最終戦だとは信じられません。マシンはキャラミと相性がいいと思います。ラグナ・セカ、スパ、鈴鹿での経験を組み合わせられれば、力強い走りができるはずです。ベルトラン(バゲット)と僕のチームワークもよく、デイン(キャメロン)のようなチャンピオンドライバーが参戦することを楽しみにしています」

デイン・キャメロン
デイン・キャメロン 「2019年シーズンは、私のキャリアの中で最高の1年になりました。その中で、Honda Team MotulからIGTC参戦を依頼されたことを誇りに思っています。ブランパンGTワールドチャレンジ・アメリカでも、Pro-Amクラスで多くのレースに勝ち、チームタイトル獲得に貢献できたので、それがどれほど大きなことかを示せたと思いますし、(IGTCで装着する)ピレリタイヤをどう活かすかについても、理解を深められました。初めてのサーキットと初めてのチームに慣れながら、チームに貢献できればと思います」

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