Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える

経験談、やりがい、教えます。コーポレート部門で働く若手社員たちの軌跡

Hondaは技術者の会社というイメージが強いかもしれませんが、活躍のフィールドは幅広く、本日はコーポレート部門で会社を支える社員にスポットライトを当てます。異なる部署に所属し、さまざまな業務に携わる若手社員3名の仕事内容や印象に残っている出来事を紐解いてみると、コーポレート職種に携わる社員の働き方ややりがいが見えてきました。

岡内 佑樹 Yuki Okauchi

四輪事業本部 生産統括部 経理管理部 国内管理課

2014年に新卒入社後、四輪事業本部事業企画統括部事業管理室事業推進ブロック(現在は事業管理部事業推進課)に配属。四輪事業の全社収益シミュレーションやIR情報を元にした競合他社分析を担当。その後現在の部署に異動し工場の原価管理や予算管理などに携わる。

鈴木 可奈子Kanako Suzuki

IT本部 システムサービス部 グローバル支援課

2010年に新卒入社。IT部 第二システム室 パーツ・サービスシステムブロック(現在はIT本部システムサービス部品質・サービスシステム課)に配属され、部品の発注を行うために必要なパーツカタログを作成するシステムの維持運用を担当。現在はIT本部システムサービス部グローバル支援課にて、海外生産拠点の工程管理システムの維持を担当。2回の産休・育休を経験し、育児と仕事の両立に奮闘している。

高須 浩彰Hiroaki Takasu

日本本部 地域人事部 人事労政課

2012年新卒入社。ホンダエンジニアリング(現在の本田技研工業四輪事業本部ものづくりセンター)総務ブロックにて福利厚生や人事業務を担当した後、本社人事部人材開発課で社内の改善提案制度の改定や新入社員研修の総括を務める。その後、労政企画部関係会社人事労政課にて、子会社等の労務窓口を経て、現在は役職者・販売会社役員の評価処遇業務、要員管理などを担当。

海外経験、創業者の言葉、現地工場の見学。それぞれ異なる入社理由

Hondaはモビリティメーカーとして、さまざまな製品を生み出し、お客様に届けてきました。そのためHondaで働くとなると、モノづくりに直接関わる技術領域やグローバルに製品を展開する営業領域をイメージする方は多いのではないでしょうか。

しかし、コーポレート部門もHondaの事業活動を支え、企業を未来へ導く重要な役割を果たしているのです。コーポレート部門の異なる部署に配属された若手社員3名は、Hondaに入社を決めた理由もさまざまです。

鈴木

「私がHondaに入社したのは、2010年です。幼少期にアメリカに住んでいたため英語が好きで、大学でも英語を専攻していたため、就活時は語学力を活かして仕事ができそうなグローバルに展開する会社を探していました。

説明会で、Hondaではグローバルに働けること、自由闊達に仕事を進められ、いろいろなことに挑戦できることを聞いて魅力を感じ、入社を決めたんです」

高須

「私がHondaを選んだきっかけは、創業者である本田 宗一郎の言葉でした。私は大学3年生のときにバドミントン部の主将を務めていたのですが、もうひとりの代表である主務とよく衝突し、悩んでおりました。

当時商学部に在籍していたこともあって、参考にならないかとさまざまな経営者の本を読んでいたところ、たまたま本田 宗一郎の本が目に留まりました。そこに書かれていた『考え方は違うけれど、違うからこそ(その相手と)組む価値がある』などの言葉に出会い自身の度量の狭さを痛感するとともに、考え方の枠が広がったのを実感したんです。

それ以降主務とも向き合えるようになり、チームのありたい姿や方向性について本音で真剣に議論を交わし実行したことで、万年最下位だったチームも勝てるようになりました。部活が上手くいったこともあいまって、Hondaの考え方をさらに学びたいと思うようになり2012年に入社しました」

岡内

「私は学生時代に国際経済学を専攻しており、そこでタイやカンボジアにある日系工場を見学する機会があったんです。その際、工場で働いている現地の方がただ作業しているだけではなく、『この国を盛り上げていこう』とプライドを持って働いているのが伝わってきました。

日系メーカーが現地の方の士気も上げながら仕事を提供している事実に感銘を受け、海外にも工場を展開している会社で働きたいと思ったんです。就職活動を経て、現場主義のHondaに魅力を感じて2014年に入社しました」

第一希望は他部署だった3人。それぞれの歩みと実現できた想い

それぞれの部署で想いを持って働く3名ですが、 実は、最初からコーポレート部門で働くことを強く希望していたわけではありませんでした。

鈴木

「私は入社当時ASIMOなどのロボット系に興味があったので、未来につながる製品を海外の方に紹介するプロモーションのような仕事がしたいと考えていました。文系で、ITを専攻していたわけでもなかったので、IT本部への配属が決まったときは正直『なんで?』と思いましたね(笑)」

高須

「私は入社当時国内営業を希望していました。大学時代に本から学んだHondaの考え方やフィロソフィーを皆が知って実践できれば誰もが豊かになれると思い、広く届けたいと思ったんです。営業は製品に想いを乗せてお客様に届けることができるため、フィロソフィーも伝えやすいと考えておりました。

今だから笑って話せますが、人事に配属されたときは頭が真っ白になりました。希望はすべて営業関連の職種を出していたのですが、配属先を決める面談時に『人事にも少し興味がある』と言ったことで配属が決まったのではないでしょうか」

岡内

「私は強く希望する職種は特になく、現場の接点が多い生産管理を第一志望としていました。他には現場をサポートする経理やITといった部署も候補として考えていました。自分は営業向きでないと考えていたことも、これらを希望した理由のひとつですね。簿記1級の資格を持っていたこともあり、経理に配属されたんだと思います」

コーポレート部門に配属になった3人は、第一希望ではなかったものの、それぞれの業務に必死に向き合いました。

岡内

「入社後はまず四輪事業管理部に配属され、営業や購買、研究所の社員とコミュニケーションを取りながら仕事を進めました。3年後に現在所属している国内管理課に異動して、工場の原価管理や予算編成などを担当しています。最初に配属された四輪事業管理部は少数精鋭で大きな金額を管理していました。営業や購買、研究所の考えを確認し物事が決まっていく流れを経験できたのは貴重でしたね。

私は簿記の資格を持っていますが、仕事で直接的に使うというよりは、いろいろな方とコミュニケーションを取る際に基本的な知識があることで信頼を得られる材料になると感じています。知識自体よりも大切なことは、関連部門の方と密にコミュニケーションを取ることで、お互いの認識のズレをなくしつつ、ちょうどよい落としどころを見つけていくことだと思いますね」

鈴木

「私は2回目の育休から復帰する際に、IT本部システムサービス部グローバル支援課に異動となりました。現在は海外生産拠点の工程管理システムの維持をしています。問い合わせやシステム変更、システム障害の対応などをしていますね。グローバル支援課では四輪事業と二輪事業の全般をカバーしていますが、私が主に見ているのは四輪の工場のシステムです。

入社当時からの希望どおり、ほぼ毎日英語を使って仕事をしています。Hondaの工場はさまざまな国にあるので、ブラジルやインド、タイ、中国、インドネシア、マレーシアなど各国のメンバーとメールでやり取りしながら、週に1回オンラインでインドの四輪工場のITメンバーとシステムの改修要望に対する内容の確認や進捗状況を共有しています」

高須

「私は入社してから事業所の総務課で福利厚生と人事を担当し、その後本社の人材開発課に異動して改善提案制度の改定と新入社員研修の総括をしました。その後労政企画部で関係会社や子会社の労務窓口をして、現在は地域人事部で役職者・販売会社役員の評価処遇業務、要員管理などを担当しています。

私はフィロソフィーを広めたいのと同時に、学びたい、体感したいと思っていたんですが、人事担当として企画等を行う際はもちろんのこと、日常においてもフィロソフィーに照らして物事を進めていくので、やりたかったことが実現できていると感じています。配属決定時は頭が真っ白になりましたが、結果的に人事でよかったですね」

ちなみに、 現在Hondaでは新卒採用において、職種別採用制度を導入しており、採用のタイミングで初期配属先の職種が決定する「総合職職種別採用コース」と、配属面談を経て初期配属先の職種が決定するコース「総合職ポテンシャル採用コース」から選択して応募することが可能となっています。

他部署や工場、海外の現地法人との連携による苦労を乗り越えた先の喜び

コーポレート部門では事業を跨いでさまざまな領域の国内外問わずさまざまな部署のメンバーと連携する機会が多いため、人と関わった経験が強く印象に残ることもあります。

高須

「入社後最初に配属された事業所で福利厚生の仕事をしていた頃にレクリエーション事務局を務めた経験が、自分のベースになっています。Hondaでは、選ばれたメンバーが、レクリエーションの理事として社員の一体感醸成のためにイベントなどを企画実行します。私が務めていた事務局は会社と理事の調整役という位置づけでした。

理事の想いを引き出して上司や経営メンバーに伝えたり、企画が会社のルールから外れていないかチェックしたりするなかで、本音をぶつけ合って喧嘩のようになることもあったんです。しかしながら、議論が終わっても関係が悪くなることはありませんでした。むしろ本音をぶつけ合うことでより良好な関係を築くことができ、それがとてもHondaらしいと感じました。

いかに一体感を生んでいくかという議論の目的が共通していたので、本音を言い合える関係性を築くことができたんだと思います。異動で職場を離れるとき、理事の方に『一緒に働けてよかった』と言ってもらえたことも、すごく嬉しかったですね」

岡内

「現在の部署に異動してきた当初は経理を専門としていない生産現場の方々と関わる機会が多くありました。その際に『相手の言葉で話してないよね』と指摘されたことがあったんです。一生懸命やっているつもりでしたが、無意識的に専門用語を使ってコミュニケーションを取っていたために、ひとりよがりの仕事になっていたんだと心に響きました。

これまでの自分を省みて、先輩がどのように現場の方とコミュニケーションを取っているのか学び、実際に会いにいったり電話したりといった地道なところからはじめました。経理の立場だとどうしても現場の方に作業を何度もお願いしなければならないので、会社や部門に今後どのようなメリットがあるかを伝えたり、作業の一部を経理で引き取ったりすることで信頼を得ていきました」

鈴木

「私は1回目の産休・育休を取得する直前に所属していた品質・サービスシステム課で、アメリカの品質部門のメンバーと品質問題を管理し、早期発見できる仕組みを作るプロジェクトに携わっていました。2回ほどアメリカに出張し、それぞれ1カ月半という長い期間滞在したんです。

もともとアメリカに住んでいましたが海外出張は初めてで、責任重大でプレッシャーもあり苦労しました。品質・サービスシステム課の代表として行っていたので、何か成果を出さないといけないという思いが強かったのだと思います。

また、品質領域の仕事は初めてだったので品質用語やビジネスの内容でわからないことが多かったというのも苦労した点です。しかし、英語が話せたことで現地の方とはすぐ打ち解けられたんです。私は日頃からコミュニケーションを大切にしているので、アメリカでも現地の方と密にコミュニケーションを取って仲良くなり、本当の困りごとを聞き出すことに注力しました。2回目の出張を現地から要望された際、私に来てほしいという要望がきたときにはやりがいを感じましたね」

会社を支え、社員の役に立つ。コーポレート部門だからこそ感じるやりがい

コーポレート部門と一口に言っても立場や仕事内容は多岐に渡りますが、3名はそれぞれの仕事にやりがいや魅力を感じています。

鈴木

「現在のHondaのオペレーションを継続するには、ITやシステムがないと仕事にならない部門も多く、多岐に渡るので、責任重大な仕事と感じています。また、常日頃からいろいろな国の四輪生産活動を支えている仕事に携わることができていることでモチベーションが上がりますね。

また、スキルを身につければ日本でも海外でも働けることも魅力ですね。海外の方とは直接顔を見て話せない場面が多いので、より丁寧に接していかなければいけません。相手にわかりやすく伝えて早く合意形成を図るために動き、案件がスムーズに終わったときも達成感を得られます。

プログラミングをする仕事というよりはHondaのIT部門はビジネスをさらによりよくしていくために、どう貢献できるのかを日々考えながら提案をしていく役割が強いです。コミュニケーション力を発揮しながら、現地からの要望に対し自分のアイデアを形にでき、Hondaのグローバルオペレーションを支えながら、自分自身も成長していける職場だと思います」

高須

「人事は、制度や仕組みづくりを通じてHondaの理念やHondaが大切にしているフィロソフィーを具現化していくことができる仕事だと思っています。その点において、フィロソフィーを身近に感じることができる仕事です。

また、難しさはありますが、人材や組織をどう活力あるものにしていくかを社員・経営・社会等さまざまな視点から考えていくことができる点も人事の面白さのひとつだと思います。そういった仕事のなかで、人材や組織の活性化を通じてHondaの想いをお客様に届けられているんだと思えることはやりがいにつながっています。

Hondaのビジネスは多岐に渡り、コーポレート部門はさまざまな事業・部署の方と仕事をする機会が多くあります。自動車業界を取り巻く環境が急速に変化するなかでコーポレート部門としてアウトプットを高めていくためには、それぞれの事業を理解するだけでなく、常に主体的に学び成長し続けていくことが求められます。幅広い視野からものごとを考えステップアップしていきたいと思っている方にはふさわしい環境だと思います」

岡内

「経理はお金の専門家なので、現場からマネジメントまで“お金”という共通言語を通じて頼られる存在です。それを実感できることで最もやりがいを感じられますね。また、予算策定にあたっては、目標値に向かって皆で頑張ろうという一体感を持ちながら工場運営がなされます。プレッシャーを感じることも多いですが、その分充足感を得ることができますね。

経理はどの会社でも必要とされる存在なので、どんな場所でも働けます。海外に行くケースも多いですね。現場からマネジメントまで、幅広い方とコミュニケーションを取りながら会社全体の動きを捉えることができるのが経理の魅力だと思います。必ずしも経理の資格が必要ではなく、入社してから学んでいく意欲がある人であれば大丈夫です」

それぞれの分野で活躍する3名は、今後の目標に向かって着実に進んでいます。

鈴木

「今は生産系に携わっているので、生産の工程管理のエキスパートとして海外の生産工場の業務についてもっと知っていきたいと思います。そのうえで、自分から提案できるようになれればいいですね。また、機会があれば駐在を経験して海外で働いてみたいと思います」

高須

「人事だけでなく、会社全体を見ることのできる視点を培っていきたいと考えています。そのうえで、Hondaフィロソフィーを実践できれば皆がいきいきと働くことができると思っており、社員一人ひとりがHondaフィロソフィーを実践できる環境づくりに取り組んでいきたいですね」

岡内

「経理には海外経験のある先輩が多いので、私もいずれは海外拠点に行って現地の方々とコミュニケーションを取りながら工場の運営に貢献できるような取り組みをしたいと思っています。

その目標に向けて、ITや新しい技術に上手く対応しながらどう工場運営をしていくか日々学ぶ必要があります。会社の研修やe-learningなどを活用しながら、会社の制度を活用しながら、業務だけでなくプラスアルファで成長して続けていきたいですね」

コーポレート部門に配属され、日々やりがいを感じながら働いている若手社員たち。意欲を持ってHondaのコーポレート部門で共に働く仲間との出会いを楽しみにしています。

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