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Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える

多様な人材の活躍へと進化するHonda-仕事と育児の両立実現に向けた軌跡

妊娠、出産、そして子育て──。ライフイベントは働き方を大きく変えざるを得ない状況を作り出してしまうことがあります。そんななか、Hondaでは理想とするキャリアを描き続けられるようなキャリア形成支援や仕事と両立の制度を充実させてきました。産休と育休を経て復職し、フルタイムで働きながら育児もこなす小本 希洋子のエピソードとともに女性社員を支えるHondaの支援制度についてご紹介します。

小本 希洋子Kiyoko Omoto

経理部 業務企画推進課

2007年Hondaに新卒で入社後、経理部に配属。
2019年キャリア面談を経て育休から復帰。育休以前は港区にある青山ビルに勤務していたが、復職の際、勤務地を埼玉・和光地域への変更を希望し、異動。和光ビルにできた「託児所」を活用し、仕事と育児の両立を実現しようと奮闘している。

女性社員の悩みを引き出し、解決を目指すキャリア面談

Hondaはグローバルに事業を展開していますが、日本においては他地域に比べて女性の活躍が大幅に遅れをとっていました。これからは誰もが等しくキャリアを描けるよう、企業が環境を整備しなければならない時代です。

そこで日本のHondaでは、社会の変化に呼応するように2015年から女性活躍拡大を重点課題とし、さまざまな取り組みを行なってきました。

今回Hondaの支援や制度について語る経理部の小本 希洋子は、Hondaが整えた支援制度を活用して仕事と育児の両立を叶えた社員の一人です。

小本自身、産休や育休を取得する前は自身のキャリアについて悩んでいた時期がありました。そんなときに役立ったのが、2015年4月からはじまったキャリア面談でした。

Hondaでは、半年に1度直属の上司と1on1ミーティングを行ない、実績や目標をすり合わせています。それに加えて、ライフイベントの影響を大きく受ける女性社員に対し「個に焦点を当てた育成の加速として長期的視点でのキャリア形成支援」として希望者に、キャリア面談の場が設けられています。

まず女性社員本人と上司が話し合い、本人の希望を聞きながら上司がキャリア計画書を作成します。その後、キャリアアドバイザーと本人がキャリア面談を実施します。

面談を担当するキャリアアドバイザーは、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、Hondaのキャリア形成に理解のある多様性推進室の社員です。「今後スキルアップのため別の部署へ異動したいと考えている」といったキャリアに関することや、「育休後に仕事と育児の両立ができるか不安に思っている」といった上司には話しにくいライフイベントに伴う悩みを女性社員が話すことで、気持ちを整理し、今後のキャリアの方向性を明確にするサポートをキャリアアドバイザーがしています。

小本 「キャリアアドバイザーの方は、話を引き出すのがとても上手でした。私の話を聞いたうえでさらに話しきれていない悩みを引き出して、わかりやすくまとめてくれたんです。

仕事と育児を両立させられるかどうか心配している女性社員は多いと思うので、悩みをキャリアアドバイザーの方にさらけ出して理解してもらえると、とても心強いですね。このような機会を上手く活用する事も重要だと思います」

女性は産休や育休を経て復職したあと、悪意なくマミートラックに乗せられ仕事が制限されてしまうこともめずらしくありません。女性社員が休職前と変わらず仕事を頑張りたいと思っていても、割り振る仕事の適正量がわからず配慮しすぎてしまう上司も少なからずいます。

上司は気を遣ったつもりでも、女性社員本人がそれを望んでいないのであれば不満がたまってしまいます。キャリア面談ではそんな問題を解決するため、キャリアアドバイザーが面談内容をもとに所属部署へ働きかけ、環境整備を促してくれます。ただ悩みを聞いて終わるのではなく、改善に向けてOJTや振り返りが行なわれることで、女性の働きやすさを高めているのです。

育児期に夫婦で参加する両立支援プログラム

女性社員にとって、妊娠や出産によりこれまで積み重ねてきたキャリアが途切れてしまうのは大きな悩み。そこでHondaは、産休・育休復帰後の両立ノウハウの習得とキャリア意識の醸成を目的に、2017年より外部の講師を招いた「仕事と育児の両立セミナー」を各地区ごとに開催しています。

2020年までに各事業所で累計28回を数える本講座は、産休・育休復帰後の従業員はもちろん、その配偶者をも対象としており、他社に勤務する配偶者も参加可能で、延べ600名を超えるHonda社員とその配偶者が参加しています。

小本 「出産後は、よくわからないまま子どもの命を守らなければならないプレッシャーを抱える日々がはじまります。今まで頑張っていた仕事から離れて、まだ会話もできない赤ちゃんとふたりきりで過ごすのは、大変なことです。近くに相談できる人がいなければ、育児ノイローゼになってしまうこともあります。

社内のセミナーを活用して同じ境遇の社員と交流すること。また何よりも一番の協力者であり父親である主人も原則参加で、夫婦間だけでは話し合いにくい家事分担や仕事と育児を両立しながらの女性のキャリアアップの難しさについてしっかり話し合う機会は貴重でした。復職後のキャリアアップに備えられるだけでなく、同じ状況の人の話が聞けて『自分だけじゃないんだ!』と心が軽くなるというメリットもあります。会社がそのような場を用意してくれるのは、とても良いことだと思いますね」

フルタイムで復職したい女性社員を支える企業内託児所

育休からの早期復職や仕事と育児の両立を支援するため、Hondaは2020年5月時点でふたつの企業内託児所を導入しています。栃木県宇都宮市と埼玉県和光市にある託児所は、いずれもHondaが稼働する日に利用できます。

小本は育休を取得するまで港区青山の本社で働いていましたが、託児所を利用するため復職時に和光への異動を希望しました。

小本 「夫婦共働きなので、復職するために子どもを保育園へ入れなければならないのですが、“保活”が大変なんです。希望する保育園に入るのも難しく、どこにも入れなかった場合は育休期間を延長しなければなりません。

運良く入園できたとしても、保育園の預かり時間に合わせて送迎をすると、フルタイムで働くのは難しくなります。主人は単身赴任ですし実家も遠くにあるので、復職後は時短勤務をしなければならないだろうと考えていました。

しかし、前部署の課長が和光の託児所を利用してフルタイムで働くことを提案してくれたんです。それもあって、和光への異動を決めました」

勤務先である和光ビルの敷地内にある託児所を利用することで、子どもを預けた15分後には仕事をはじめられます。和光の託児所の開設時間は延長保育を含め7〜19時半と長いので、少し残業をしても子どもを預かってもらえて安心です。

託児所を利用することで、小本は、送迎もスムーズにできてフルタイムでの復職が実現しました。さらに、託児所には他にもメリットがあります。

小本 「布団の持ち帰りが不要だったり、オムツや粉ミルクといった必要なものを託児所で用意してくれたりするので、とても助かっています。私が用意するのは連絡帳と着替えだけなので、仕事が忙しくても毎日の保育園準備にあまり負担を感じません。

さらに、子どもの人数に対して先生が多く、しっかり子どもを見てもらえるのも嬉しいポイントです。看護師さんもいるので、子どもが急に発熱しても仕事に都合がつかない場合は早退する必要がなく、迎えに行くまで安心して任せられます」

会社の制度・周囲の協力・自分の行動によって理想の働き方を実現する

女性社員がライフイベントを経てもフルタイムで働けるよう、さまざまな取り組みを進めるHonda。子育て世代を支援する制度が充実し、細かい要望を伝えられる職場環境が整ってきたことで、産休や育休を挟んでもキャリアアップしたい人がモチベーションを保ちながら働ける環境が整いつつあります。

小本は、自分が仕事と育児を両立できているのは、周囲のサポートのおかげだと考えています。

小本 「復職後の女性が育児をしつつフルタイムで働くためには、パートナーはもちろん職場のメンバーからも理解を得てサポートしていただくことが絶対に必要です。自分がどのように働きたいかを明確にして、周囲の方々に理解してもらえるよう働きかけることが大切だと思います。

また、助けていただいている分成果を上げて貢献するため、自分に何ができるかを改めて考えることが重要です」

Hondaの制度を活用し、周囲の理解を得ることができれば、育児をしながらでもフルタイムで働ける。それを実感した小本は、今後2人目の子どもを生んだあとも再びフルタイムで復職しようと考えています。

そして自身が制度や周囲の協力に助けられた分、小本はマネジメントする立場になったら子育て世代のサポートをしっかりすると心に決めています。

小本 「仕事と育児の両立は、自分が諦めてしまった時点で不可能になります。幸いHondaは子育て世代の社員を支援する環境が整ってきているので、両立を望んでいる方は諦めないでほしいと思っています。

自ら手を挙げて行動したり、同じ部署でもそうでなくても話を聞いてくれる人に相談したりすることで、道が拓けることもあります。理想を実現するため自分にできることを考え、実行していただきたいと思います」

2015年以降、多様性推進室を中心に女性の活躍を拡大させるための取り組みを実施し、社内への意識や風土改革の取り組みを経たことで、小本のように産休や育休を経験してもキャリアアップを諦めない女性が増えてきました。

多様性推進室では、こうした取り組みを引き続き継続するとともに、多様な人材が活躍できる環境への取り組みを進めています。

2020年度は、LGBTに関する取り組みを進めてきて、仕事と育児の両立支援では性別に関わらず利用ができる制度を改定しています。

▼Hondaの多様な人材の活躍に向けた様々な取り組み
https://www.honda.co.jp/diversity/

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