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Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える

未来の移動はどう変わる─?国内営業を極めた男が推進するコネクテッド事業

コネクテッド事業部事業企画課の課長を務める田中 克尚は、新卒でHondaに入社し営業の道を極め、コネクテッドカーを推進する部署へ異動しました。モビリティ社会が大きな変革期を迎えるなかで、Hondaは何を目指すのか。最先端事業に携わる田中が、これまでの自身の経験とこれからのHondaについて語ります。

田中 克尚Katsuhisa Tanaka

コネクテッド事業部 事業企画課

2002年に新卒でHonda入社後、日本営業本部に配属。
以後、一貫して四輪の営業に携わり、2016年に企業プロジェクトに参画したことを機に2018年に四輪事業本部コネクテッド事業企画部事業企画課に異動。
これからの車に求められる新たな価値を考えながらHondaのコネクテッド事業を推進している。

馬鹿真面目に突っ走る、Hondaが好きだ

モビリティ社会のさらなる発展に向けて、コネクテッドカーをはじめとする次世代技術の開発に力を入れるHonda。コネクテッド事業部事業企画課の課長を務める田中克尚は、新卒でHondaに入社して以来、モノづくりの姿勢に共感しながらキャリアを積んできました。

田中は、子どもの頃から車が好きでした。デザインを眺めたり家族でレジャーに出かけたりと、思い出には常に車があったのです。その経験が強く印象に残っており、Hondaへ入社するきっかけとなっています。

大学では、総合人間学部で文化人類学を専攻。一見Hondaとは関わりが薄いように思えますが、人間の行動や心理に関する学びは、Hondaへの興味につながっていたのです。

田中 「私は人付き合いが得意なほうではありませんが、人の行動や心理には興味があったんです。この人は何を考えているんだろうと人一倍感じることがあるので、人について知りたいと思っていたんですよね。

そしてHondaは、商品や技術を開発するために長年人を研究してきました。人に焦点を当てて事業を行なっているところが、私がHondaに惹かれた理由だと思います」

大好きな車に携わる仕事がしたい。そして、人を重視している会社で働きたい。そんな思いで、田中はHondaへの入社を決意します。

田中 「私自身は理系の道に進まなかったので、Honda創業期の本田宗一郎を支えた藤沢武夫のような立場になりたいと考えたんです。技術を持つ人と二人三脚でモノを作り、世の中に広めていきたいと思いました」

2002年に新卒入社した田中は、人に対して真っ直ぐなHondaの姿勢に大きく共感しました。

田中 「入社前から思っていたとおり、Hondaの人や技術に対して真っ直ぐなところが伝わってきたんです。『こうあるべきだ』と考えたことを達成するため、とにかく突っ走る。その結果、芯が通って見える。そんな馬鹿真面目なHondaの姿勢が好きなんですよね」

すべての仕事がつながっていると肌で感じた、販売店での経験

入社してから2018年までの16年間、田中はずっと営業としてキャリアを積んできました。そのなかでも特に印象的だったのは、2009年から2年間、岡山の販売店に出向した経験です。

田中 「会社の事業にとって販売店は、最前線の場所です。お客様に車を買っていただくことで原資が生まれ、それをもとに車を作ることができる。会社のアンカーとしてお客様に車を届けてお金をいただく仕事には、やはり重みを感じました。

今でも、当時販売店で一緒だったスタッフやお客様が応援してくれていますし、期待に応えなきゃという気持ちを持っています」

出向で大きな学びを得た田中でしたが、実は入社直後は日本営業本部地域事業企画室で管理業務を担当し、仕事の本当の意味をわかっていなかったこともあったと振り返ります。

田中 「収益管理は正直、本当にやりたい仕事ではないと思いながらやっていたこともありました。しかし、当時の上司から『お前は何のためにこの仕事をやっているんだ』と言われて、自分でも仕事の目的を考えてみたんです。

収益管理はHondaや販売店の利益率を高めるために行なっていましたが、突き詰めると、販売店が黒字でいなければいけない理由は何だろう。それは、シンプルにお店が存続するため。活気のあるお店があることでHonda車を選んでいただき、ずっと安心して乗り続けていただける。

利益を出し続けてお店が存続することがいかに大事か、販売店に出向して直接お客様と向き合ったことですごくリアルにわかったんです」

管理業務の仕事をひとつの点として捉えていた頃は、仕事のおもしろさもビジネスの意味もよくわかっていなかった田中。しかし出向経験によって、点と点がつながって1本の線となる感覚を得たのです。

田中 「いろいろなプロセスを経験することで、何のために働いているかという仕事の意味がわかるようになりました。仕事一つひとつが点のように見えても、すべてきちんとつながっているんだと実感できたのは、自分の肥やしになりましたね」

車好きだからこそコネクテッドカーに期待し、新しい部署で奮闘する

2018年、田中は四輪事業本部コネクテッド事業企画部事業企画課へ異動しました。営業から大きなキャリアチェンジをしたように思えますが、実は営業企画部時代の経験が大きく関わっています。

田中 「営業企画部にいた頃、販売店の業務効率化やコミュニケーション促進のために、タブレット端末を使った営業ツールを企画していました。

さらに、Honda Total Careというカスタマーケアの企画も行なっていたのですが、おぼろげながら、これからもっとクルマがお客様や社会とつながる世界を描こうとしていました。それが縁で声をかけられ、2016年から企業プロジェクトに参画することになりました。そこではコネクテッドカーを社会に根付かせるために何をすべきか議論され、結果的にコネクテッド事業部を立ち上げることにもつながったんです」

その企業プロジェクトはHondaのこれまでのビジネスモデルを一段進化させることが目的で、中でもデジタル領域ではコネクテッド事業をはじめとする先進的なサービスを企画できる会社へとHondaを変革することを目指していました。

コネクテッド事業部の立ち上げに携わり、そのまま異動することになった田中は、コネクテッドカーは今後世の中にとって当たり前のものになると考えています。それは、自身が車好きだからこそ、車の"”不”の部分をなくすべきだと考えているからです。

田中 「私は車が好きですが、事故の不安や渋滞などのリスクも高い。そのため、何かあったときスムーズに関係機関にさっと通信できるなど、悪い部分をなくせる機能を持った車がこれから当たり前になるべきだと考えています。

コストのかかる取り組みですが、今後のためにも一気にステップを進めないといけないと思い、プロジェクトを推進してきました」

コネクテッドカーのプロジェクトは、さまざまな部門からメンバーが集まっています。だからこそ、議論は頻繁に白熱します。

田中 「未来のお客様がどんな車を求めているかという根本のところから、意見を戦わせることが多いですね。IT業界と協力していくなかでHondaはどうあるべきなのか、すぐに答えの出ないことを日々皆で考えています。通信技術だけでは差は生まれないので、Hondaはどこで差別化するのか、どこに資源を集中するのかを議論しています」

生み出すモノは変わっても、Hondaらしさは変わらない

これからのコネクテッドカーについてメンバー間では日々議論が行なわれますが、田中自身は未来の車のイメージを固定化させないようにしていると言います。

田中 「未来の車はこうなっているはずだと考えるより、安心・安全や使いやすさなどをがむしゃらに突き詰めていった結果、『Hondaの車は他とは違う』と評価されると思います。

Hondaの良さは妄信的にやり続けることなので、とにかく考えて行動して、結果として良いものが誕生していたという状態を目指す必要がありますね。しかも、事業部としては、ビジネスとして成立させるよう導く責任もあります。」

とはいえ、突き詰めなくてはならない“何か”をチームで見出すのは困難なことです。しかし、Hondaはメンバーが力を合わせて進んでいくことを大切にしています。そのため田中は組織や専門性の区別なくメンバーのベクトルをいかに合わせてゴールに向かっていくかに注力しているのです。

田中 「延々と考えながらやっているので、不安や迷いもあります。しかし、不安や迷いを持ち続けているからこそ、適度に軌道修正しながら世の中やお客様の期待から外れずに進んでいけるのだと考えています」

今後車でも通信が当たり前に取り入れられるようになると、新しいサービスを出してもすぐ他社に追いつかれてしまう時代になります。そうしたなかでも差別化を図るためHondaらしいモノづくりを追求すると同時に、自分たちの得意分野ではない領域は他社と組んで進めています。

田中 「生み出すモノやコトは時代に合わせて変わっていきますが、不器用なくらい真面目に考え続けるHondaの姿勢は変わりません。いかに使う人のことを考えて、使いやすいサービスを作るか。Hondaは常に使う人の立場で考えてきたので、そこは今後も突き詰めるべきだと思いますね」

Hondaは2030年ビジョンを「すべての人に、『生活の可能性が拡がる喜び』を提供する―世界中の一人ひとりの『移動』と『暮らし』の進化をリードする―」と定めています。田中はコネクテッド事業に携わる者として、このビジョンのなかでやるべきことを考えています。

田中 「正直、このビジョンから外れなければ大体何でもやっていいと捉えているんです。だからこそ、何にフォーカスするかを入念に考えています。ビジョンを広義で捉え、Hondaのコネクテッドカーはどのような価値をお客様に届けられるか。それを考え、チームで目指していきたいですね」

次世代のモビリティ社会の実現に向け、コネクテッドのプロジェクトを進めている田中。車が好きな少年時代を過ごした社員はHondaの営業で経験を積み、今新たな社会を作ろうとしているのです。

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