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開発コンセプト

作動イメージ

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Hondaの「グリップヒーター」は、Hondaのモーターサイクルで使用しているグリップにできるだけ“近いこと”を優先的に考え開発を進めています。Hondaのモーターサイクル開発時において、アクセル操作やクラッチ・ブレーキ操作などを担うグリップの重要度は高く、材質や厚みなど様々な検討がなされています。このように重要度の高いグリップを外し、オプション用品としての「グリップヒーター」を装着することは、ユーザーにとって快適性を得るために、不安感というリスクを負うことにも繋がります。そこで(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターでは、素材をHondaモーターサイクルが使用するラバー素材と同一特性になるよう専用化し、厚みもできるかぎり同等の状態を実現するよう努力しています。Hondaの純正用品を開発する(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターの考える究極の「グリップヒーター」とは、Hondaのモーターサイクルに装着した状態で、装着していることが判らないグリップといえるのです。

Hondaの純正「グリップヒーター」は、(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターとヘッドライトなどの電装システムに強い(株)小糸製作所や、自動車業界の電装システムやワイヤリングシステムの研究・開発に強い(株)ファルテックとの共同で開発した商品です。

現在のHondaで開発した「グリップヒーター」は、Honda純正用品として、Hondaモーターサイクルへの装着テストを重ね、ライダーの使い勝手などを最大限に配慮しながら、操縦安定性に影響を与えないことを中心に開発しました。また、Hondaの「グリップヒーター」は、電力消費に最大限の配慮を実施した優しい設計となっています。最大電力消費量は18W(全周タイプは28W)で、ほぼモーターサイクルのウインカーと同等レベルの電力消費で発熱を可能としています。これにより、モーターサイクル本体に影響を与えにくい、快適なバイクライフを実現しているのです。

Hondaで販売している「グリップヒーター」は、発熱体をインナーピースの半周に貼付した“半周タイプ”と全周に巻きつけた“全周タイプ”があります。それぞれがモーターサイクルの目的や用途に合わせて純正用品として設定されています。“半周タイプ”は、主に、長時間の走行が想定しにくいスクーターやビジネスモデルが中心であり、“全周タイプ”はモーターサイクルをツーリングなどの長距離走行に使用する中・大型スポーツモデルに対して設定しています。

Hondaの「グリップヒーター」では、全モデルに温度制御を行う“コントローラー”を付属させています。この“コントローラー”は、小型でありながら耐水性と操作性に優れ、モーターサイクルメーカーとして、モーターサイクルを操るライダーの気持ちに応える仕様としています。特に温度設定に関しては、走行中のライダーが感じる温度の中で、考えうる最適な温度を色々なテストライダーが、テストを重ねることで決定しています。特長は以下の通りです。

  • グローブをはめた左手で確実に操作ができるようにPUSH式スイッチを採用しています。
  • スイッチシステムはロータリー式を採用し、PUSH操作でOFFと5段階の温度に設定を可能としています。
  • デジタル制御系の採用により、ライダーの体感に応じ、最大温度(右左80℃以上:12V使用時)から20%間隔で温度をダウンさせる5段階の温度調節を可能としています。
  • 3つのLEDインジケーターの採用により、昼夜を問わず容易で確実な温度レベルの確認ができます。
  • バッテリー電圧監視システムを内蔵し、バッテリーの電圧が低下した際には「グリップヒーター」への電源供給を自動的に中止。LEDインジケーターの点滅により自動休止状態を知らせ、再びシステムが稼動した際には、LEDインジケータが点灯することで再稼動を知らせます。このシステムにより、電圧が低下したモーターサイクル本体への影響を、低減させています。