2011年10月発表 2013年9月終了モデル
この情報は2013年9月現在のものです。
ドライビングの安心と安全を高めるための大切なポイントは、前後左右の広い視界。そこでオデッセイは、ドライバーが目視しにくいクルマの周囲を映像で確認できる、先進のドライビング支援システム「マルチビューカメラシステム」を設定。フロント、サイド(左右)、リアに設置した4つの魚眼CCDカメラから得られた映像を、クルマの進行方向や車速、前輪の操舵角などの情報とともにシステムが解析。見通しの悪い交差点や駐車場など状況に応じた最適な“視界”をディスプレイに映し出し、ドライバーの安心感を高めます。
高速道路などにおけるロングドライブ時のドライバ−の負担軽減をめざして。65km/h以上で走行中にフロントウインドウの上部内側に設けたカメラによって左右の白線および黄線を捉え、ドライバーのハンドル操作を適切にアシストするLKAS〈車線維持支援システム〉を設定しています。直線路から半径230mまでのコーナーに対応するので、ほとんどの高速道路で使用可能です。また、車線逸脱の危険を認識した際、ドライバーに知らせる機能も採用しています。
LKAS〈車線維持支援システム〉作動イメージ
クルマが車線中央を走行するようにハンドル操作をアシスト。
車線逸脱の危険性をアラームで警告。
高速道路などでの定速走行を制御するクルーズコントロールに、レーザー光に比べて天候の影響を受けにくいミリ波を使用したレーダーにより、前走車との車間距離を適切に保つ機能をプラスした先進の車速 / 車間制御機能、ACC。ドライバーがスイッチをオンすることによりミリ波をフロントグリル内のレーダーから前方に送信して前走車の状態を検出、適切なアクセル / ブレーキ制御により加減速を行い、設定車速内で走行速度に応じた車間距離を保持し、ドライバーの負担を効果的に軽減します。さらに、前走車への急接近などにより、システムの制御限界を超えるとコンピューターが判断した場合にはすみやかに警報を発し、ドライバーにブレーキ操作を促します。もちろん前走車がいない場合は、通常のクルーズコントロールとして設定した速度を保つ走行となります。
車速 / 車間制御機能〈ACC〉の基本制御パターン(概念図)
希望の車速に設定することにより、定速走行を開始。
自車線の前走車が設定車速より遅い場合、スロットルやブレーキの制御を行い減速。前走車の急ブレーキや割りこみなどで減速しきれない場合は、警告音と表示でドライバーの操作(ブレーキ等)を促します。
前走車の車速変化に合わせて、設定した車間になるよう追従。(車速の上限は設定車速まで)
自車線の前走車が車線変更した場合は、設定車速までゆるやかに加速し、定速走行に戻ります。
◎マルチインフォメーション・ディスプレイ
ACC 装着車には、立体自発光メーター内にマルチインフォメーション・ディスプレイを搭載。ACCの作動状況などの情報をわかりやすく表示します。