2011年10月発表 2013年9月終了モデル
この情報は2013年9月現在のものです。
2.4L i-VTEC エンジンが発揮するパワーを、オデッセイならではの爽快な走行性能へと変換するためのトランスミッションは、Honda独自のきめ細やかなチューニングを施したトルクコンバーター付CVT。坂道やワインディングロードなど、さまざまな状況下で変速比をインテリジェントにコントロールするとともに、DBW〈ドライブ・バイ・ワイヤ〉との協調制御を行うことで、ドライバーの感覚にマッチした変速ショックのない滑らかな走りを実現しています。さらにSモードスイッチ*をオンにすれば、エンジンの能力をより深く引き出してスポーティな走りにも対応。また、低油温時からの高精度なロックアップクラッチ制御は、動力伝達効率をいっそう向上させ、燃費にも配慮した走りを実現します。
*M・S(FF)、M(FF)、MXに標準装備
i-VTECのパワーを無駄なく活かす5速オートマチック・トランスミッション。ワインディングロードなどの走行時に横Gを検知して不要なシフトアップを抑制するコーナリングGシフト制御を搭載し、旋回時におけるスムーズな走行を実現しています。
高剛性ボディを支える足まわりは、初代以来オデッセイに採用され、熟成を重ねてきた伝統のダブルウイッシュボーン・サスペンション。スポーティな走りとしなやかな乗り味の両立をめざし、より気持ちのいいロールフィールを獲得しています。さらに、フロントは高速旋回ブレーキ時のトー(フロントタイヤの角度)変化をコントロールし、安定感を高めています。またリアは高性能を低床フロアと両立させるためにリアクティブリンクタイプとするなどし、前後トータルに操縦安定性と乗り心地のハイバランス化を実現しています。
オデッセイの爽快な走りのフィールドを、もっと大きく広げる Honda 独自のリアルタイム4WD。通常はほぼFF状態で走行し、静かで軽快な走りを実現しながら、必要なときには瞬時に4WDに切り換えることで燃費にも配慮。後輪へトルクを伝達するデュアルポンプシステムにワンウェイカムユニットを採用することにより、FF⇔4WDの切り換えタイムを短縮してタイムラグを感じさせない特性をもたせるとともに、前後輪のトルク配分のきめ細やかなコントロールも両立させました。状況に応じた最適なトルク配分により、雪上などすべりやすい路面でも、発進時には高いグリップ能力を、カーブなどではスムーズで安心感の高い旋回性能を実感できます。
リアルタイム4WD作動イメージ
ステアリングから手を放さず、自在にシフト操作が行えるパドルシフト。指先でパドルを操れば、瞬時にマニュアル車の感覚が愉しめ、オデッセイの走りにいっそうスポーティな歓びをプラスします。走行中はいつでもダイレクトにシフト操作が行えるうえ、状況を知能的に判断して通常の自動変速モードに自動復帰。DポジションからSポジションに切り換えれば、自動復帰のないマニュアル操作が可能です。
※CVT車は、7スピードモード付。