2006年4月発表 2007年1月終了モデル
この情報は2007年1月現在のものです。

Odyssey
安全性能(アクティブセーフティ)
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SAFETY PERFORMANCE

革新のミニバンにふさわしい、最先端の安全性能がここにある。

安全性能イメージ
Photo:L(FF) ボディカラーはアラバスターシルバー・メタリック メーカーオプション(AFS、リアカメラ付音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム)装着車 AFS作動イメージ

事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ
走る、曲がる、止まるというクルマの基本性能が問われるアクティブセーフティ性能をあらゆる角度から追求したオデッセイは、ボディやサスペンション、ブレーキ、視界や取り回しのよさなど、クルマとしての基本性能を徹底。そのうえでEBD(電子制御制動力配分システム)付ABSや急制動時などに踏力を補助するブレーキアシストを全タイプに採用するなど、危険回避能力の高いクルマをめざしました。さらに明るさとともに遠方視認性を高めたディスチャージヘッドライト〈HID〉(ロービーム)、ヘッドライトの配光を左右にコントロールするAFS(アダプティブ・フロントライティングシステム)、ライトの点灯/消灯を自動化するオートライトコントロール、さまざまな路面で車両の挙動安定化をはかるVSA(ビークル・スタビリティ・アシスト)など、かずかずのセーフティデバイスを設定しています。
[ABS=Anti-lock Brake System] [EBD=Electronic Brake force Distribution]
EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
ABSは滑りやすい状況での急制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。


ヘッドライトの配光を左右にコントロールする
アダプティブ・フロントライティングシステム〈AFS〉
タイプ別メーカーオプション
カーブや交差点での右左折時に、ステアリング操作に連動して操舵方向のヘッドライトのプロジェクターユニットが向きを変え、進行方向を照射します。 ※停車状態の操舵では照射方向は変わりません。
カーブの先を照らす 交差点を照らす
Photo:Absolute 作動イメージ


ディスチャージヘッドライト〈HID〉(ロービーム、オートレべリング機構付) タイプ別設定
高効率、低消費電力のガス放電型バルブが、高輝度の光をより広く遠くへ照射。夜間や雨天時のドライブを明るくサポートします。乗車人数や荷物の量にかかわらず照射軸を一定に保つオートレベリング機構付き。


車両挙動安定化制御システム〈VSA〉 タイプ別設定
ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS、加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクションコントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加え、3つの機能をトータルにコントロールする先進の車両挙動安定化制御システム、VSA。さらに、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)との協調制御、ブレーキ操作の個人差を判断して最適なアシストを実行する学習機能をもつ電子制御ブレーキアシストも採用し、より効果的な制御を実現しています。
[VSA=Vehicle Stability Assist]
[VSAの機能]
●オーバーステア抑制 旋回時、車両の巻き込みが発生した場合の挙動安定化。
●アンダーステア抑制 旋回加速時、駆動輪の軌跡がはらんだ場合の路面トレース性向上。
●発進制御 左右輪の路面状況が違う場合の発進性向上。
●制動制御 制動時の安定性向上。
■VSAはあくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
VSA作動イメージ図


Hondaプリクラッシュセーフティテクノロジー
Hondaは安全をクルマづくりの最重要課題のひとつと位置づけ、運転者の教育・啓発を主としたゼロ次安全から、衝突を未然に防ぐことを主とする一次安全(アクティブセーフティ)、衝突時の傷害軽減を主とする二次安全(パッシブセーフティ)まで積極的に取り組んできました。そして新たに研究開発をすすめてきたのが、アクティブ/パッシブセーフティという概念をこえ、衝突を予測し被害を軽減する「Hondaプリクラッシュセーフティテクノロジー」。オデッセイは、その成果として、IHCCのミリ波レーダーを活用した追突軽減ブレーキ(CMBS)とE-プリテンショナー(運転席/助手席)を採用しています。
ミリ波レーダーイメージ
Photo:ミリ波レーダーイメージ


追突軽減ブレーキ〈CMBS〉 タイプ別メーカーオプション
ミリ波レーダーにより前走車を検知、追突のおそれがあると判断した場合に音と表示による警報でドライバーに注意を促し、さらに接近すると自動で軽いブレーキをかけて体感警報を実行。追突の回避が困難と判断した場合には自動で強いブレーキ制御を行い、ドライバーのブレーキ操作との相乗効果で追突速度の低減をはかります。
[CMBS=Collision Mitigation Brake System]
●追突軽減ブレーキ(CMBS)は追突を自動で回避したり、自動で停車するシステムではありません。追突軽減ブレーキ(CMBS)の機能には限界があります。追突軽減ブレーキ(CMBS)を過信せず、つねに前走車や周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
●ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。


E-プリテンショナー(運転席/助手席) タイプ別メーカーオプション
追突軽減ブレーキ(CMBS)の作動と並行し、追突の危険性が高い場合に運転席シートベルトを弱く数度引き込んで体感的に警報。追突の回避が困難と判断した場合には、シートベルトを強く引き込んで乗員の拘束効果を高めます。また急ブレーキによりブレーキアシストが働いたときにも作動します。
●E-プリテンショナーは、シートベルトを正しく着用し、正しい運転姿勢をとらないと効果を十分に発揮しません。
●ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
■追突軽減ブレーキ(CMBS)+E-プリテンショナー作動イメージ(イラスト:運転席)
前走車に接近
走行中ミリ波レーダーにより前走車を検知。前走車へ接近し、追突のおそれがあるとシステムが判断した場合、音と表示で警報を発します。
さらに接近
自動で軽いブレーキをかけ、運転席シートベルトの弱い引き込みを行うことで体感警報を与えます。
※助手席には体感警報はありません。
追突の回避が困難
自動で強いブレーキをかけ、運転席/助手席シートベルトの強い引き込みを行うことで衝突による衝撃・被害を軽減します。

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