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20th Anniversary NSX fiesta 2010 世界のオーナーが特別な想いを共有し、20周年のNSX fiestaを楽しんでいた。NSXがなければこの絆は存在しない。NSXの価値はハードだけではないのだ。

20th Anniversary NSX fiesta 2010 2/2

いよいよメインイベントとも言えるディナーパーティがはじまった。広大な会場にあふれんばかりの参加者。会場に一歩足を踏み入れただけで、史上最大のNSX fiestaであることがわかる。
オープニングは、川本元社長の挨拶。「私は、今日はゲストとは思っておりません。45年勤めたあとも、いつでも心はHondaです。みなさまの参加に心から感謝を申し上げます。Hondaは、S500、S600というスポーツカーから4輪の生産を始め、生業のために乗用車をつくり、1980年代なかばごろにようやく自動車屋としてやっていけるめどが立ちました。その時期、スポーツカーがつくりたいという想いがあったのですが、ついにそうした指示がおりてきませんでした。そこで、われわれは内々にNSXへと至るプロジェクトをスタートさせたのです。したがってNSXは、我々がどうしてもつくりたくてつくったスポーツカーであるということをご理解ください。NSXは、HondaのスピリットでありDNAそのものです」
続いて鈴木元研究所専務の挨拶。NSXを熟成するために、早くからその姿をオープンにし、アイルトン・セナ氏や中嶋悟氏以外にも、ポール・フレール氏やボビー・レイホール氏、山口京一氏などにもアドバイスをいただいたことが写真を交え紹介された。
さらに、サージ氏の、恒例の日本語による挨拶で盛り上がり、海外の方には珍しいであろう鏡開きによる乾杯でパーティがスタートした。

歓談の最中に伺ったオーナーの声をいくつかご紹介したい。
「久しぶりのfiestaです。やはり20周年なので今年は参加しました。もう19年も乗っているので、言葉では表しにくい感慨深さがありますね」
「7〜8年ぶりにfiestaに参加しました。やはり20周年という節目だからですね。何よりうれしかったのは、知った顔の方々と再会できたこと、そしてみなさんが私の(ねこ元気という大きなステッカーを貼った)NSXを覚えてくれていたことです。幼稚園に通う孫が、『今日はペッタンコで迎えにきて』と
言ってくれるので、いまでもしょっちゅうレジェンドと交互に乗っています」
「本当に今日はうれしいです。20年乗って、いまだに現役バリバリのスポーツカーですから、一生乗り続け、他のスポーツカーに乗ることはないと思います」
「いつかはスポーツカーに乗りたいという、子どもの頃からの夢をかなえてくれたクルマ。本当にありがたいです」
「やはり海外の方もいらっしゃいますし、今回のfiestaは特別です。20周年のfiestaを心から楽しんでいます。さきほどサージさんがおっしゃっていましたが、やはり次代のHondaスポーツが見たいですね。それがみんなの本音だと思います」
その後パーティでは、川本・鈴木・上原・黒澤氏によるNSX開発秘話をテーマとしたトークショーや20万km走行オーナーの表彰などが行われ、大いに盛り上がりながら終了した。トークショーで語られたエピソードは、『メモリアルトーク』のコーナーでご紹介したい。

翌2日目はあいにくの雨となったが、走行メニューも無事に終え、記念撮影、ファイナルパレードへと移った。パレードでは、海外の参加者を助手席に乗せて欲しいとのお願いをパーティでしていたこともあり、みなが20周年NSX fiestaの締めくくりの瞬間を共有できたのではないだろうか。最後に終了後に伺ったオーナーの言葉をご紹介しこの原稿を終えたい。
「盛大なfiestaでした。これだけの方が集まり、とても驚きました。まさにNSXが、Hondaが、そしてオーナーが20年かけて積み上げたものだと思います。これからも、大事に乗り続け、NSXライフを楽しんでいきたいと思います」

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鏡開きの日本酒を飲むために用意されたNSX fiestaロゴ入りの枡。みなさん、この記念の枡に、いろいろな方のサインをもらっていた。


パーティ会場には、記念写真を撮影するボードが用意された。左から2番目はNSX CLUB OF AMERICA会長のラリー・バスタンザ氏。


トークショーの風景。みなさん、いろいろ貴重なお話を披露。参加者の質問にも答えた。


20周年にちなみ、20万km走行オーナーを表彰。記念品として時計が贈られた。


2日目は雨となったが、みなさん走行プログラムをエンジョイされた。写真は、南コースの走行風景。


20周年の記念すべきNSX fiestaのファイナルパレード。世界中から集まったNSXの仲間が、fiestaのフィナーレの瞬間を噛み締めた。

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