「NSXは来年20周年を迎えますが、このすばらしいNSXを楽しんでいこうというオーナーのみなさんとともに、これからも一緒に進んでいきたいと思います」と、NSXオーナーズ・ミーティングの特別講師を務める黒澤元治さん。 「NSXというクルマを突き詰めて考えていくとHondaのクルマづくりに対する考え方が見えてきますし、あらためて私もNSXが持つ多様な魅力に気づかされました。上原さんをはじめ、開発に携わった人たちのなかには、まだ語られていないことが眠っているはず。それをこれからじっくりと聞いてみたいですね」と清水和夫さん。 閉会式で行われた、特別講師のお二人からの「NSXをこれからも楽しみ続ける」という力強い「決意表明」だ。ファイナルパレードで気持ちよさそうにクルージングし、イベントが終了したあともパドックの駐車場のあちこちで名残惜しそうに話を続けるオーナーの姿。それらが一体となり、「NSXのある風景」を描き出しているように思えた。 NSXは乗り手の、つくり手の、熱い想いや心のときめきを映し出し、周囲に「表現」することのできるスーパースポーツなのではないだろうか。 NSXオーナーの方々はもちろん、講師陣も、NSXの開発者も、Hondaの関係者も、その場にいた誰しもがあらためて心に抱いた「これからも、NSXを楽しみ続けたい!」という想いと情熱。それらが交わったとき、よりホットなコミュニケーションが生まれ、間もなく迎えるNSXの20周年という記念すべき年を、より一層楽しく、心躍るものにするための原動力になっていくはずだ。 |
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